林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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思い出の音楽 その28 Overjoyed

2021年04月12日 04時44分07秒 | 思い出の音楽

なんか、春になるのが、例年より早い気がしますな・・・

桜も散って、東京では藤の花のつぼみまで出る始末・・・

いやあ、あっという間に、黄金週間に突入してしまうのではないかという勢いです(笑)

 

さてさて、前回は、ルイ・アームストロングについて語りましたぞ。

そして今回は、スティービー・ワンダーです。

この人について知ったのは、大学時代、音楽サークルの先輩からでした。

彼がスティービー・ワンダーの大ファンで、おいらにCDを貸してくれたのです。

でも、その時は、ニール・ヤングヴァン・モリソンばかり聴いていて。

スティービー・ワンダーの音楽は、きらびやかで高度すぎて、いまいちピンときませんでした(遠い目)

 

特に、ニール・ヤングと比べたら、リズムもコード構成も複雑すぎて、わけわからず。

 

とてもとても、コピーしようなんて度胸はなく、

うわあ、すごいなあ(ため息)

という感じで聴いていただけでした。

 

そして、バンドが自然消滅して、ソロで弾き語りをするようになって。

なんとか、1曲、彼の曲をコピーしよう!

と思い立って、

楽譜を買いました(大笑)

そして、演奏できそうな曲を探してみたのですが・・・

どの曲も、コードが難しかったり、おいらの声のキーに合わなかったり・・・

当時は、曲を転調して、アレンジする、なんていう能力はなかったし・・・

途方に暮れるありさまでした(遠い目)

 

んで、ふと思い立って、

無理でもいいから、自分が一番好きな曲にチャレンジしてみるか!

という気持ちになり、挑戦したのが、よりにもよって、

「Overjoyed」

でございました(爆笑)

 

そりゃあ、一度聞いただけで、忘れられない美しいメロディ

曲自体が醸し出す雰囲気が、せつなくて、それでいて力強くて・・・

まあ、ものすごい名曲であることは事実!!

 

んで、必死で練習して、何回か、ライブでも演奏しました(黒歴史・笑)

 

 

この曲の難しいところを列挙してみると・・・

 

まず、コードがころころころころ変わる(遠い目)

メロディがきれいだけど、正確に音をとって歌うのがしんどい。

独特のリズムが体に入ってこないと、無様なことになる。

最後の歌い上げの声が高すぎて、必死・・

 

いやあ、とてもとても、人に聞かせられるレベルには達しませんでしたなあ(遠い目)

 

でも、この曲が歌える自分を、夢見ていたんでしょうなあ~。

はっきり言って、若気の至りです(恥笑)

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

Overjoyed

とんでもない名曲。

この曲を歌おうと思って、それこそ何百回も聴いたと思うけど・・・

何度聴いても、素晴らしい!!

 

そして、なんと本人のライブ映像もありました。

Stevie Wonder - Overjoyed (Live in London, 1995)

めちゃめちゃ、びっくらこかせていただきましたわ(呆然)

事もなげに、メロディをアレンジして、余裕で歌うご本人様(当たり前か・笑)

 

今さらですけども・・・

天才です!!

音楽的なこと、全てにおいて、天才だよお(涙目)

そして、歌の後のMCも、お茶目で素敵ですなあ~。

 

というわけで、以下次号じゃ!!