なんか、春になるのが、例年より早い気がしますな・・・
桜も散って、東京では藤の花のつぼみまで出る始末・・・
いやあ、あっという間に、黄金週間に突入してしまうのではないかという勢いです(笑)
さてさて、前回は、ルイ・アームストロングについて語りましたぞ。
そして今回は、スティービー・ワンダーです。
この人について知ったのは、大学時代、音楽サークルの先輩からでした。
彼がスティービー・ワンダーの大ファンで、おいらにCDを貸してくれたのです。
でも、その時は、ニール・ヤングやヴァン・モリソンばかり聴いていて。
スティービー・ワンダーの音楽は、きらびやかで高度すぎて、いまいちピンときませんでした(遠い目)
特に、ニール・ヤングと比べたら、リズムもコード構成も複雑すぎて、わけわからず。
とてもとても、コピーしようなんて度胸はなく、
うわあ、すごいなあ(ため息)
という感じで聴いていただけでした。
そして、バンドが自然消滅して、ソロで弾き語りをするようになって。
なんとか、1曲、彼の曲をコピーしよう!
と思い立って、
楽譜を買いました(大笑)
そして、演奏できそうな曲を探してみたのですが・・・
どの曲も、コードが難しかったり、おいらの声のキーに合わなかったり・・・
当時は、曲を転調して、アレンジする、なんていう能力はなかったし・・・
途方に暮れるありさまでした(遠い目)
んで、ふと思い立って、
無理でもいいから、自分が一番好きな曲にチャレンジしてみるか!
という気持ちになり、挑戦したのが、よりにもよって、
「Overjoyed」
でございました(爆笑)
そりゃあ、一度聞いただけで、忘れられない美しいメロディ。
曲自体が醸し出す雰囲気が、せつなくて、それでいて力強くて・・・
まあ、ものすごい名曲であることは事実!!
んで、必死で練習して、何回か、ライブでも演奏しました(黒歴史・笑)
この曲の難しいところを列挙してみると・・・
まず、コードがころころころころ変わる(遠い目)
メロディがきれいだけど、正確に音をとって歌うのがしんどい。
独特のリズムが体に入ってこないと、無様なことになる。
最後の歌い上げの声が高すぎて、必死・・・
いやあ、とてもとても、人に聞かせられるレベルには達しませんでしたなあ(遠い目)
でも、この曲が歌える自分を、夢見ていたんでしょうなあ~。
はっきり言って、若気の至りです(恥笑)
というわけで、聞いていただきましょうか。
Overjoyed
とんでもない名曲。
この曲を歌おうと思って、それこそ何百回も聴いたと思うけど・・・
何度聴いても、素晴らしい!!
そして、なんと本人のライブ映像もありました。
Stevie Wonder - Overjoyed (Live in London, 1995)
めちゃめちゃ、びっくらこかせていただきましたわ(呆然)
事もなげに、メロディをアレンジして、余裕で歌うご本人様(当たり前か・笑)
今さらですけども・・・
天才です!!
音楽的なこと、全てにおいて、天才だよお(涙目)
そして、歌の後のMCも、お茶目で素敵ですなあ~。
というわけで、以下次号じゃ!!