はい、行ってまいりました、ギターの聖地、御茶ノ水!!
先週の土曜日に、店長とTさんと3人で御茶ノ水に行って、Tさんのギターを探したのです!!
うちのバンドのVROOOMは体調不良で欠席!!
そういえば2年くらい前に、Tさんのギターを探した時も欠席だったので、2回連続で欠席になってしまいましたな。
VROOOMも楽しみにしていただけに、つくづく、運が悪い・・・
さて、冒頭の写真に有るように、我々は最終的には御茶ノ水に行ったのですが、その前に新宿で集合したのです。
なぜなら、そこには、
テイラーのギターの輸入代理店があるから!
今回、Tさんが出したギターの条件は、
・アコースティック・ギターであること。
・カッタウェイが有ること。
・ピックアップが搭載されていること。
という3つです。
そして予算は、25万円くらいが目安とのこと。
となると、ストライクゾーンど真ん中が、テイラーのギターでしょう!!
店長の12弦ギターを探した時にも、視野に入っていた、テイラーのギター。
その時に試奏してみて、背筋が震えるほど良い音がしたイメージがあるのですわ。
なもんで、まずはテイラーの輸入代理店に行って、思う存分、試奏してみようじゃありませんか。
新宿の東口で待ち合わせて、目当てのお店に行きます。
そしてまずは、ボディの大きなギターを弾いてみます。
というのも、前回の「試奏の旅」で、ボディの大きさは生音に比例する、という法則を学んでいたからですね。
正直、びっくりするほどの爆音でした・・・
これはすごいことが起こっていると実感できるほどの、巨大な音ですわ。
ただ、取り回しが不自由だし、Tさんの場合は、大きな音を求めているわけでもない。
なので、それよりも小型のギターも試奏させてもらいます。
大・中・小の3本くらいを試奏させてもらって、やっぱりテイラーのギターはすごいよなあ、と実感していたら。
店員さんが、いろいろと素晴らしい情報を与えてくれます。
1 テイラーのギターは使用後に弦をゆるめなくてもいい。
これはびっくりしましたなあ、うちのバンドの店長なんかは、口を酸っぱくして、おいらに
「使い終わったら弦をゆるめるんだぞ~」
と指導してきましたからね(遠い目)
なのに、面倒くさがって、ほとんど守っていない、おいら(爆笑)
店員さんによると、テイラーのギターは作りがしっかりしているので、使用後に弦をゆるめる方が良くない、とのこと。
というのは、緊張と弛緩が繰り返されるので、そっちの方がネックに悪影響があるらしい。
いやあ、おいらみたいなズボラな人間にはピッタリですな~。
2 テイラーのギターのピックアップの性能は素晴らしい。
これも実演してもらったのですが、テイラーのピックアップはピエゾなのに、ギターのあらゆる場所の振動をちゃんと拾うのです。
だから、ボディの裏側とかをコツコツ叩いても、その音がちゃんと増幅されてアンプから出てきます。
なので、ギターの鳴り、空気感まで伝わってくるような音色なのです。
それなのに、ハウリングしにくい構造になっているとのこと、いや、ほんと、たまげた・・・
つまり、テイラーのギターは、エレアコに欲しい機能のすべてを備えているわけなのですわ。
これだけでも、大感動だったのですが、何本目かのギターを試奏していた店長が、
やっぱり、気になるんだけどさ、1弦の音が小さくないかい??
と、おいらに言ってきたのです。
生音で弾いている時には全く違和感がなかったのですが、アンプを通してみると、確かに2弦や3弦に比べると、1弦の音が小さい・・・
いやあ、俺のブリードラブもそうなんだよね、だから、ある程度は仕方ないのかなあ??
と店長が言います。
こういうことは聞いてみたほうが早いと思って、店員さんに
1弦の音が小さいような気がするんですけど・・・
と聞いてみます。
すると店員さんが、
なるほど、確かにそうですね。
と言って、そのギターを持って工房の方に行ったのです。
とはいっても、ピエゾ・ピックアップの場合、弦ごとにボリュームの設定を変えることはできないはずだから、直すとしても大変なはず。
ところが、店員さんはわずか数分で戻ってきて、
もう1度弾いてみてください。
と言ったのです。
そして店長がもう1度弾いてみると、驚くべきことに、1弦の音量がちゃんと上がっている・・・
びっくりしたおいらたちの顔を見ながら、店員さんが、テイラーのギターのさらに優れているところを教えてくれたのです!!
以下次号じゃ!!
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