荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

小春日和の 「矢切の渡し」

2021年11月13日 | 散文

もうコスモスも終盤です。道標です。「至矢切」と書いています。裏は「至柴又」です。

 

渡し場が賑わっています。

 

 

行楽日和です。

 

丁度乗り降りのタイミングでした。船頭が「偏差値の高い方から降りて下さい」なんて軽口を叩いています。売上好調のようです。

 

少しだけ風があって心地良いです。

 

 

 

舟が出ます。鏡の水面に滑り出します。

 

ゆっくりと漕ぎ出します。

 

船頭の櫓で鏡の水面が揺れます。

 

 

今日は上流へ漕ぎ出しません。すぐに矢切の桟橋に向かいます。

 

客が多いからサービス抜きでピストン運航のようです。

 

崩れそうな桟橋越しに眺めます。

 

もう次の客が並んでいます。良い天気だものね。渡し舟の書き入れ日です。

 

矢切の桟橋に着くまで見送りました。

コロナ明けの穏やかな午後です。こんな風景がいつまでも続きますように・・・。

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「川甚」が解体される

2021年11月13日 | 散文

寅さん映画にも何度か登場した老舗の川魚料亭です。コロナ禍で廃業すると発表されて1年になるでしょうか? 右側の新館ができて数年しか経っていないでしょう。

 

ベランダには室内のテーブルなどが出されています。

 

店の勝手口です。重機が動いています。

 

グロテスクです!

 

残念です。

 

取り壊したコンクリートを踏み潰しています。

 

全体像を見上げて移動します。

 

移動先は江戸川の土手です。足場が組まれた川甚です。

 

ここから眺めるのも最後だと思います。

 

あの道路の先が帝釈天であり、とらやです。

 

江戸川の河川敷はコロナ明けの人々が楽しんでいます。川甚とは対照的な景色です。

 

花園の向うは「矢切りの渡し」です。

寅さんが現れそうです。そうですね、川甚も寅さんの後を追うのですね・・・。

コメント (2)
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