緑溢れる正受院です。空気が気持ち良いです。
お参りします。
字がかすれた略縁起を読みます。消えかかった文字を判読するのに集中したので内容が頭に入りません。
こんな説明板も有りました。この人知っています。この人のお陰で、千島列島が日本の領土だった時代がありました。・・・ここにも「滝野川」が出てきました。
近藤藤守重坐像です。石が劣化していて顔が分かりません。
さて、ここに来訪をした目的を果たさなければ、と思っていたら、年配の御婦人が出てきました。なんとタイミングが良い。このチャンスを逃してはなりません。人見知りなんて言ってられません。「ちょっとお尋ねします。そこの路地に古い道標が有るのですが、なんと書いてあるのかご存知ですか?」「あれは『たきふどう』と書いています。この奥の御堂の事です」
なんと運が良い!お参りします。
彼女が言っていました。「御堂の裏に滝が在りました」裏は藪で石神井川が見えません。
更に言っていました。「墓地と隣の学校との境に川が流れていました」
あの滝御堂の左側に川が流れていて、斜め後ろに滝が在ったのですね。
目的以上の成果を得られました。鐘楼門を潜って退出します。
ずいぶん知識が増えました。散策の面白さです。
門前の路地です。訪問のきっかけになった道標を見ます。帰宅途中の小学生と、茶髪をなびかせて自転車を漕ぐおネエチャンとの間に、斜めに傾いで立っています。
・・・今日は良い散策でした。さて、私は何処にいるのだろう?方向音痴です。当初は不安でしたが、今は道に迷っている状況を楽しんでいます。 来た道を戻るのもつまらないので後ろに行きましょうか。
すぐに三叉路に行き当たりました。あれ!?ここ見覚えがあります。
なんだ、ここの近くを散策していたのか!点と点が繋がって、滝野川の知っている場所が増えました。
滝野川地区は東京北区で広い面積を持っている古い街です。地区の中を都電が走っているのも散策ポイントです。今回の体験で気づいたのですが、おそらく、「滝野川」の地名の由来は今回訪問した場所だと思います。