帰省に際して見たかった景色の一つです。越智今治農業協同組合の稲苗代風景です。爽快な風景です。
よく見ると、全てが同サイズの箱に植えられています。あの箱を田植え機に設置して植えていきます。以前は各家庭毎に作っていましたが、今は農協が作って農家に売っています。病気で全滅する危険もありますが、少子高齢化の最先端を行く農家対策でもあります。最近は稲が病気になった話を聞きません。農業技術が進化しているのでしょう。
向こうに霊仙山が望める梅雨時の風景です。有数の少降雨地域である瀬戸内海沿岸は梅雨の到来を待って田植えを始めます。
一部の出荷がが始まっています。入梅の印です。
そしてよく見ると、箱を出荷した跡は地面でなくビニールが張られています。こうして稲苗を作るのです。手間が掛りますが、秋の黄金色の収穫を期待させる風景です。
ウクライナ侵攻の世相下、食料自給率を高めなければ、と思います。