眩しい陽射しの路地を往きます。この一角が漆器の町です。今でも製造や販売に携わっている集落です。綱敷天満宮で、「漆器で儲けた裕福だった町」と紹介しましたが、裕福だったのはこの界隈だけです。後は農村と漁村の町です。圧倒的に裕福で、この町の経済の中心だった一角を往きます。
この家も漆器屋さんでした。数年前から前回帰省したとき迄「売家」の看板が出ていました。どうなったのでしょうか?
綺麗な外観を保っているので、新たな住民ができたのだと思います。
暫く往くと「彫刻屋」です。
漆器の町らしい風景です。
そして、漆器蔵です。
こちらも現役の漆器屋です。
黒塀が有る路地です。ここまで散策していても、物音一つしません。でも生きている町です。私が子供の頃からそうでした。漆器は製造も販売も静かな商いです。そういった風情の町です。
この路地を往きます。