先日の夕刊にこんな記事が載っていました。気になる記事はスクラップにしておいて、折を見て訪ねます。この界隈はいつもの行動範囲のど真ん中です。
地図を見ます。先ずは、「弥生土器第一号出土候補地」を訪ねます。この坂が目的地です。
新聞の副題は、「『第一号』出土場所の謎」です。
つまり、現在建っている「弥生式土器発掘ゆかりの地」碑のある場所が出土地では無い、との記事です。面白そうです。新聞の写真の場所に来ました。
ここへ来るには3つのルートが有ります。先ずは「おばけ階段」です。上りと下りの階段の数が違うとか?数えたことはありませんが、現実的に途中で階段が消えます。
この階段を上がった丘の上にあの場所が在ります。
2つ目のルートはこちらの坂です。
お雇い外国人教師が住んでいた場所に続く坂です。「ベルツ水」で有名なドイツ人ベルツ博士もその一人です。
坂を上がります。
坂の上に「昭和6年2月工事竣成 浅野侯爵家建設」との記載が有ります(この人って、、思い当たる事があります。この名前を覚えておいて下さい。後で登場します)。
ここが弥生式土器第1号出土地らしいです。
この坂の法面らしいです。
道路の背後の正面には門扉が有ります。門の中は、東京大学農学部の敷地です。
覗きます。時々お邪魔する「レストランアブルボア」です。
この路地を行くと、「おばけ階段」の頂上に通じています。こんな立地です。
そして3つ目のルートは言問通りの弥生坂に通じる路地です。正面の建物は東京大学工学部です。この左手の茶色の塀の所に説明板が有ります。
こんな場所です。
さて、「弥生式土器発掘ゆかりの地」碑へ行きます。この話、続きます。浅野侯爵(の話)が登場します。
<参考まで>
普段のおばけ階段はこちら。