荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

佃島の超路地を行く。

2024年07月21日 | 散文

「佃喜八」の屋号を持った家です。脇の路地を行きます。

自転車がやっと通れる路地です。これはもう、「超路地」ですね。

振り返ります。正面から見ても大きな家でしたが、奥にも長い家です。さすがは家康以来の家です。

すぐ先に出口が見えます。短い隘路です。

この時期に蔦が枯れた壁です。誰かが蔓を切ったんでしょうね。

その手前に空き地が在ります。狭いです。誰かが家を建てるのだろうか?住んでみたい地域ではあります。

もうすぐ出ます。

出たそこは、いつも佃煮を買いに来る路地です。黄色いベンツが佃煮を買いに来ています。

私は自転車で買いに来ています。佃島の佃煮は美味しいですよね。

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佃島の路地を行く。

2024年07月21日 | 散文

佃島も新旧が同居する街です。超高層マンションを見上げる路地に漁師さんが住んでいる一角が在ります。

玄関脇に驚きました!アルファベットの文字が出ていました。

会社が移転して来たようです。

屋号を持った家です。徳川家康の関東移封に伴って、大坂からついて来た漁師の家です。

この玄関を開けると土間があって、そこに井戸が有ります。仕事の汚れを落としてから部屋に上がる造りです。古い家なので、祭りの際はお旅所を務めていました。代替わりでしょうか、古民家を活用する若者が増えています。

防火用水が今は植木鉢です。

家の前にも井戸が有ります。共同井戸です。今も使っています。やっぱり家に入る前に汚れを落とす設備です。

井戸の先に超高層マンション群です。

 

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