柳原の「松の湯」の解体作業を見ました。「大黒湯」の唐破風屋根を見に行こうと思いました。おお、こんなに大きく書いている!黄葉の「安養院」です。
黄葉真っ盛りの銀杏の奥に佇んでいます。
すっかり馴染んで、全く違和感がありません。
木彫を見上げます。鳳凰と波と屋号の「大黒天」です。
多くの銭湯が無くなっていく時代です。銭湯は廃材として処分されるのが当たり前です。こうして大切に残された大黒湯は、幸いです。それは、立派な造りを施した元経営者のお陰です。
手抜きの無い生き方が後に評価されるという、教訓みたいなものを感じます。
銭湯の唐破風屋根がこんな風に再利用されるとは...素晴らしいことですね!👏
物を大切にする。ただ壊す、捨てるではなく別の使い方を考える。先人の残したものへのリスペクトが、ちゃんとされているのを見ると嬉しくなります。
こんなの非常に珍しい事ですよね。
第一、上手く合う玄関が見つかるか?
多分、昔の、何尺の間口とかサイズがあるとは思うのですが。それが見つかるか?受け入れてくれるか?
銭湯ファンのクラウドファンディングと、お寺もリクエストしてここに落ち着いたそうです。
日本人って、捨てたものじゃないです。