展示場を出ました。森鷗外記念館の大観音通り側から眺めます。この通りに面した光源寺に大きな観音像があることからの名前だと思います。
団子坂です。鷗外だけでなく、多くの文人が通った路です。夏目漱石の書いた三四郎も歩きました。
庭に戻って三人冗語の銀杏と石を観ます。
さて、根津神社の西参道にやって来ました。
透かし塀と乙女稲荷の西参道です。
久しぶりに観ます。水飲み場です。
この土台が、森鷗外記念館展示の写真で鷗外と一緒に写っていました。
日露戦争従軍記念戦利品砲弾の台座です。この凹んだ場所にスッポリと、椎の実状の砲弾を立てた写真を見ました。後年台座を転用したものです。当時、戦勝記念として、ロシアの砲弾を持って帰って飾るのが流行ったのでしょうか?素盞嗚神社でも見たように思います。
後ろを見ます。「戦利品砲弾奉納 陸軍々医監森林太郎 陸軍少将中村愛三 明治三十九年九月十日建之」
閉館した「水月ホテル鷗外荘」から始まって、根津の街で「森鷗外没後100年」のバナーを見たのがきっかけの散策でした。