

写真1 淡紫広がる畑
写真2 淡紫はホトケノザ


写真3 淡紫の中に白広がる畑。写真1の約2週間後
写真4 白はナズナ

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1.熟年女性に声をかけられる
いつもの農村歩きの道、3月早春
熟年女性運転のセダンが筆者の左前に停まる
道幅が狭いので、離合停車かなー
違う、窓が開く
エッ!! なんだー
”あの畑の紫、きれいですねー、近くに住んでるんですが、気づきませんでした”
そうですかー
”旦那さんが写真撮ってるんで、そうなんだー、と気づきました。ありがとうございました”
件の紫は写真1の圃場、ホトケノザの花(写真2)
確かに美しい、だから撮った
2.田畑の社会的使命は何?
視点を変えると違う
日本の農業、農村の厳しい現実を見る
ここは、土地改良事業でバルブを回すと水が出るように整備された田んぼだった
歩き始めて6年になる
農作物の姿を見たことない、耕作放棄されたまま
この時季、一般的にはトラクターで耕される
それがないので、淡紫広がり、2週間後にはナズナの白(写真3・写真4)
確かに、この畑に土埃、つむじ風は立たない
結果として作土嵐を防いている
しかし、農地所有者の、農業の社会的使命は何かを考えさせる畑でもある
引用・参考文献等:弊ブログ2013年02月27日・同月25日・2011年03月24日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2013年03月10日、写真3・写真4;2013年03月23日
撮影地:栃木県下野市