

写真2 8月20日の空芯菜。白い液が見える茎は空洞。これが和名の由来

写真3 8月20日の空芯菜

写真4 7月30日の空芯菜

細君の手になる我が家の菜園、盛夏の葉物野菜は、これまでツルムラサキとモロヘイヤ。今年、写真の空芯菜(クウシンサイ)が初登場。本種は燕菜(エンサイ)、アサガオ菜とも呼ばれる。
葉を朝の食材とする(写真1)。葉芯は硬く、噛むほどにヌルヌル感が出てくる。栄養素はホウレンソウとほぼ同じだが、カルシウム、ビタミンA・B・Cはホウレンソウの2~5倍、βカロチン、鉄、ポリフェノールなども含まれる。栄養豊富な盛夏の葉物野菜。
執筆者:妻 有馬洋太郎 撮影者:妻 撮影地:埼玉県久喜市







2011年初秋の信州伊那谷、天竜川右岸の河岸段丘に続く標高930m地点に立つ。台風12号の雨雲に隠れる南アルプスを望むと、正面に3本の樹林帯(写真1)。初見、果たして何?。
その後、バスに乗り、伊那市街地(写真には見えない。)に下り、JR飯田線を越え、天竜川を渡り、県道18号・伊那街道に入り、三峰川(みぶかわ)の竜東橋を渡り、河岸段丘崖(写真2)の坂を登る。
そうだったのか、樹林帯は三峰川の河岸段丘崖。すなわち、写真1の、左側の樹林帯は三峰川右岸の段丘崖(写真3)、右側2本は左岸の段丘崖(その一つが写真2)。
着いた所は、写真1の右側に見える2本の段丘崖樹林帯に挟まれた、写真2の段丘崖の上。旧氾濫原なので、田や畑は小石が多く、水はけは良い、と農人がご教示(写真4)。
ちなみに、三峰川は南アルプスから桜で有名な高遠町を経て天竜川に流れ込む。
さて写真5及び写真6に見るように、天竜川右岸の伊那市街地は、天竜川と支流の小沢川や小黒川が造る段丘の下、旧氾濫原に拓かれている。
引用・参考文献等:当ブログ2011年9月5日版;信州伊那に秋をみつける ススキの穂 <野の草花32>
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年9月2日 撮影地:長野県伊那市