駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

身体が重い

2012年11月07日 | 身辺記

        

 未だ腰が痛い。立ったり座ったりの動作がとても辛い。自分は痩せではないが、これほど身体が重かったとは気が付かなかった。重力に抗って動こうとすると、痛みがブレーキを掛けて思うように身体が動いてくれない。

 座位から立位になるときが一苦労、腕の力で身体を支えおもむろに立ち上がる。背中が直ぐには伸びず、猫背で歩き始めなければならない。紙一重づつよくなっている様な気もするがはかばかしくない。今週末に明らかな改善がなければ、何とか時間を作って整形のK君に診て貰わねばなるまい。

 運動選手は調子が良いと身体が軽いと言う。トドに変身したように身体を重く感じている今の私にはなるほどとよく分かる表現だ。そして後期高齢者の方は身体を重く感じておられるのだろうと察しが付く。お大事にとか転ばないようにと気軽に声を掛けていたのが、どんなもんだったかなあと思えてしまう。

 身体年齢は歩き方でおおよそわかる。人類宿痾の腰痛に襲われ、急に二十年歳を取ったように感じる。

 Photo by Aokinature

 

コメント (2)
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