年内の寒さはノープロブレムなのだが、年明け長引く寒さと乾燥した空気は困る。というのは乾燥肌なので皮膚が痒くなり指先が荒れて痛むのだ。紙カルテでキーボードを叩かなかった頃はさほどではなかったと記憶するが、最近はハンドクリームが手放せなくなった。
目ざとい患者さんに指の保護テープを見付けられ、
「先生、どうされました」。
「指先が荒れて痛むんですよ」。
「私も」。とか「どうぞお大事に」。とか言われている。
どうも、いつも元気そうに見える(見えるだけ)医者に、いつもお大事にと言ってくれる医者に、「お大事に」。と言うのは楽しいらしい。嬉しそうに言ってくれる。
奇妙なことだが北海道は寒さが遅いらしい。内地では冬が早いと感じる。夏が長引いたせいか。今日も朝から暖房を入れている。空調を使わなかったのはたかだか一ヶ月くらいだった気がする。厳冬でも長引かなければ平気だ、早い冬に続き、早い春が来ることを願う。