どうして色々なことを知りたい理解したいと思うのか分からないが,この年になってもそうした欲求が湧いてくる。内容は若い時よりも洗練されているのは確かで、それは若干の蓄積が出来、物を見る目が出来てきたことと、本能的な衝動が弱まったことに関係しているように想う。
矩を越えずというのが、どういう境地かよく分からないが、衰えと洗練というか物を見る力のバランスのことを言っているのだろうか。自分は規範から遠く生きてきたし?、今と昔では老化の中身も違っているだろうから、あまり参考にならない気もする。
好奇心の内容には遺伝的な影響がありそうだ、というのは旅行や旨い物が好きだった父と本の虫だった母親の好みを自分も持っているからだ。
過ぎ来し方を振り返れば、出来ることは限られているとわかるが、思えば叶う側面があるのも事実と知っている。
普段出来ないことを少し年末年始の休みにやってみたい。
安くて旨い店が休みになってしまうのはとても残念。