駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ありきたりだが、師走の注意

2017年12月04日 | 小考

   

 昨日は快晴で近くの里山までドライブに行ってきた。例年になく紅葉が色鮮やかで黄や紅が眼に鮮やかだった。おそらく気温の下がり方が急勾配だったせいではないかと思う。気温が低くても太陽光は暖かく、十数分の散策ですぐ身体が温まった。

 今日は月曜日、出勤して直ぐ郵便箱に溜まっている十数通のダイレクトメールや封書を開けたのだが、力の衰えを自覚した。何せ聴診器より重いものを持たない生活をしているので、もともと筋力に自信はないが、封書の中には手で破れない物がある。指先の力が落ちているのだ。ちょっとハサミで切り口を付けてやれば容易に破れる。弁当に付いてくる醬油やソースの小袋も、切り口を老眼で探さねばならない。何だか情けなくなった。いやいやそれではいかん、封書を開ける技術を磨こうと赤瀬川さんに習った老人力を思いだした。先輩に習い、老人力を誇るようにしよう。

 昔ほどではないが薬のメーカーがいろいろな小物やパンフレットを持ってくる。その中に年末年始の生活の注意点を書き並べたものがある。糖尿病や太り気味の患者に渡すつもりだが、項目を眺めながらまず自分自身が注意しなけらばならないと思った。数多い忘年会にお歳暮で、食べる機会食べる物が多く、体重が増えてしまうのだ。毎日体重計に乗りましょうは早速実行したい。

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