駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

社長の資格がない

2019年09月29日 | 町医者診言

                

 

 世の中では信じられないことが起きている。関西電力の経営陣が福井県高浜町の助役から3億二千万円を受け取っていた。助役側へ便宜は否定。激昂されたから返せなかったと説明しているようだ。

 何のための社長副社長なのか?。便宜を図っていないとすれば、お金を恵んで貰ったということか。怒鳴られたくらいで腰が引けるような首脳陣でよく大会社の社長が務まるなあ。誰にも必要な電力が独占されていることの弊害が諸に出ている。

 なぜ今頃になって表沙汰になったのかも不思議だ。闇は深い。こうした裏で暗躍する動きを報道するのがジャーナリストの仕事のはずだが、骨のある記者が減ったのだろうか。

 関西電力は違法性はない個人情報だとのらりくらりと事実公表をまやかし、時間を稼いで世間の忘れっぽさに期待しているようだが、違法性はなくとも?信頼性は大きく低下したわけで、経営陣の責任は極めて大きい。

 電力会社は地域で分けられているが、それを廃止し富士川以西を以東に二分割し、その範囲内での競合侵食を可能にしたらよい。関西電力は畿内に縮小、福井は中部電力の管轄にしてみたらどうか、膿が出て色々改善されるだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする