今朝は秋、落ち葉を踏みしめて出勤してきた。
2017年10月に発見された太陽系外飛来物オウムアムアに続きポリゾフが発見された。オウムアムアを見つけ、生きているうちに目にできるとは思わなかったとハワイの天文学者がつぶやいていたが、僅か二年で新たな恒星間飛来物が見つかった。オウムアムアは去ってゆくところを捉えたので十分な観測が出来なかったが、ポリゾフは近づいてきており、一年ほど観測できるということで天文学者は沸き立っている。毎日飽かず星を観測し、地道に宇宙の成り立ちを研究している天文学者に、時おり思わぬご褒美というか自然が実験のできない宇宙科学に設えたような観測機会を与えてくれるようだ。
一体どうなっているんだろうと世界の不思議に痺れる心に恵まれたことに感謝したい。辛い人生、不運にため息が出ることがあっても、見上げた空宇宙の不思議に思いを馳せることができるのは、幸運かもしれない。