朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●週末絵画~二人あわせて「171才展」【中之島】

2010年10月14日 20時52分24秒 | 中之島教室
「週末に楽しむ絵画教室」講師の石橋先生より展覧会のご案内をいただきましたのでご紹介します!
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中之島「週末に楽しむ絵画教室」の田村真二さんと奥様の叡子さんとのカップル展のご紹介です。


 ご主人の田村さんは古稀の手習いにと教室に来られたのが74歳のとき、そのころ神戸「大野ユタカ先生の写真教室」では奥様は既にベテラン、個展もされた方です。
米寿を迎えられる数年前から画友たちが「是非、奥様とご一緒に」と口説きおとし漸く実現に漕ぎつけたものです。

建築家の田村さんはご職業柄、それは固くがっちりした絵を描かれていました。
ある日、片山昭弘先生がアメリカで活躍した石元泰博氏の写真集「Chicago,Chicago」を紹介されました。それに触発された田村さんのそれからがすごいこと。
古くからのお知り合いの朝日カルチャーセンター前社長の丸山長平さんは「進化し更に深化し続けている」と絶賛されています。

写真家の視点で対象をとらえ、それをしっかり再構築していくといった描き方が特長で、安心感に包まれます。

叡子夫人の方は、重いカメラを担いで各地を回られ、旅先のスナップがお得意のようです。今回出品の「ヒマラヤの青いケシ」の絵は、奥様の写真をヒントに制作されたものです。

 片山先生は、「一般的な遠近法による絵から平面的絵画への移行は全くその価値観が異なるので、随分苦労をされたと思います。長年の建築家としての堅苦しさから自らを開放し、現代的な平面への変身は全く見事というほかありません。その絵の若々しい息遣いに感動するばかりです。」とコメントされています。

 かつてW・チャーチルがこんなことを言ったそうです。
「絵を描いていると、一人でいながら決して一人ぼっちにならない。光と色、静けさと希望とが人生の最後まで仲間として付き合ってくれるから」・・・この言葉が身にしみて感ぜられ、これからもずーっと続けたいとおっしゃっています。
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 会期 10月25日(月)~30日(土)
 場所 朝日新聞社阪神支局3階ギャラリー


(阪神・西宮駅下車、線路に沿って東南へ2分)

「週末に楽しむ絵画」教室は、毎週金曜日18時から!お申し込みはこちらから
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