朝日カルチャーセンター☆ブログ

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●俳画と墨彩の展覧会に行ってきました【中之島】

2012年10月18日 13時03分46秒 | 中之島教室
こんにちは、講座部のGです

10/2~7まで豊中市立市民ギャラリーで開催された、「第20回 青洋会展」を見てきました!

中之島教室で「俳画と墨彩」教室をご担当くださっている高野洋子先生主宰の、
今年でなんと開展20年目を迎える歴史ある展覧会です



広い部屋に40点以上の作品が並んでいます。栗や落ち葉など秋の小ものが並んでいて、静寂な秋の日を連想させます。


今回は日本の伝統行事“五節句”の世界が軸装と小屏風絵で表現されています。
「人日」という春を祝う行事では、春の七草を切る時の歌と若菜が描いてあります。
七夕の節句を描いた作品「七夕祭り」は、短冊が飾った竹が今にも目の前で揺れていそうです。
この七夕に使う竹はその年のものでなければならないそうです。それが「今年竹」として
小屏風絵に描かれてありました



ここからは俳画です。
俳句の「言葉」と「絵」で一つの作品を創り上げるのが俳画です。
こちらは「カナダの旅で」というタイトルの受講生作品。
カナダを旅された時の思い出を描いたものでしょうか。連れ添って50年という言葉と
夫婦の穏やかな温かい雰囲気がにじみ出ています



他にも水墨画や彩墨画の作品が並んでいます。その一部をご紹介します。

あざやでイキイキとした花の様子が伝わる「タケシマユリ」


桜の花に遺跡の跡が物悲しげに描かれた「古戦場の跡」


長い階段の下にお地蔵さんがほほえましい「城跡」


墨の濃淡を生かした「二月の吹屋」


ご紹介しきれないくらいたくさんの作品が展示されていました。
最後に先生の作品をご紹介します。タイトルは「紅白梅図」。


梅の間を流れる川に草が沿っていたり岩があったり、日本的な風景が目の前に広がります。
梅の白と紅の色の様子が対照的ですね。花の一つひとつをアップするとこんな感じです。
ふんわりと優しく描かれています。


秋も深まりました。みなさま、俳画の世界に
「俳画と墨彩」教室は月曜の10時~12時に開催しています。
お問い合わせ・お申し込みはこちらから

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