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秋吉敏子の想い出のレコード

2024-10-06 | JAZZ
1970年頃、渋谷日本楽器店が正月明けにバーゲンを開催していた時期があり、廃盤も同時に店頭に出ていました。
当時のオリジナル盤は高価で中々手が出しにくかったのですが、このレコードはその時にやっとの思いで購入したもので、これまで大事に聴き続けてきました。

「United Notions」 MetroJazz E1001
  
1. Broadway
2. Sukiyaki
3. Swingin' Till the Girls Come Home
4. United Notions
5. Civilized Folk
6. Strike Up the Band
7. Jane
秋吉敏子 (p) Nat Adderley (cor) Doc Severinsen (tp)  Bobby Jaspar (ts, fl, bs)
Rolf Kühn (as, cl) René Thomas (g) John Drew (b) Bert Dale (ds)
録音 1958年6月13日

このアルバムは、ジャズ評論家のレナード・フェザーの企画によって、秋吉敏子がボストンのバークリー音楽院に在籍していた時代に各国の若手を集めて録音されたもので、サブタイトルは「TOSHIKO and her INTERNATIONAL JAZZ SEXTET」となっていますが、彼女が演奏全体を支配してる訳では無く、テーマ部分のアレンジを除けば各人がソロを受け渡していく方法で演奏が進行しています。

冒頭に秋吉を筆頭に参加者自身による自己紹介が収録されていて、作詞・作曲ともにヘンリー・ウッド、テディ・マクレエ、ビル・ブリットの共作による「Broadway」から演奏がスタートします。
彼女はアルバム・タイトルでもある「United Notions」を提供していて、テーマ・アレンジの後はルネ・トーマス (g) ⇒ ボビー・ジャスパー(bs) ⇒ ロルフ・キューン (cl) ⇒ ダグ・スベリンセン (tp) ⇒ ジョン・ドリュー (b) ⇒ 秋吉 (p)の順でソロが受け渡されますが、強いタッチでリズミックに鍵盤を叩く彼女の演奏が印象的な1曲となっています。
彼女は、この曲の他に「Strike Up the Band」でロング・ソロを弾いていますが、いずれの曲も各人のソロは充実していて、聞き応えのある演奏集となっています。


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