9月4日に掲載したバーニー・ケッセルに続いて、同じサムタイムで行われたジョニー・ハートマンのライブを収録したアルバムを聴いてみました。
伴奏は唄伴で定評のあるローランド・ハナ、それにジョージ・ムラーツが担当しています。
「LIVE AT SOMETIME」 TRIO PAP-9096
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1. FEELINGS
2. THE WAY WE WERE
3. SEND IN THE CLOWNS
4. LITTLE GIRL BLUE
5. SOMETIME I’M HAPPY
6. SUMMERTIME
7. SPOSIN’
8. MY FOOLISH HEART
9. ON A CLEAR DAY YOU CAN SEE FOREVER
JOHNNY HARTMAN (vo) ROLAND HANNA (p) GEORGE MRAZ (b)
録音 1977年10月13日
これはジョニー・ハートマンの3回目の来日を捉えて録音されたものですが、2回目は1972年12月で、この時のレコーディングと、銀座のジャンクで行われたライブは、以前このブログで取り挙げています。
その時披露した曲目の幾つかはこのアルバムにも含まれており、それから5年を経過していますが、その声は全く変わっておらず、これを聴く度にあの時の歌とスピーチを織り交ぜながらのひと時を思い出します。
収録されている9曲の内6曲がスローバラードで、そのいずれもが非常にリラックスして歌っており、その要因は、クラブと言う狭い箱の中での聴衆との距離感と共に、ローランド・ハナの伴奏が歌を上手く引き出しているからだど思います。
1曲目はバーニー・ケッセルのライブ盤にも入っていた「 FEELINGS」で、低音を生かしたバラードが絶妙で、ハートマンの十八番の「 LITTLE GIRL BLUE」では、語り掛けるように歌うヴァースからの出だしが素晴らしいです。
また、「SUMMERTIME」のアレンジにも工夫を凝らしていて、ピアノとの間を上手く使っているし、「MY FOOLISH HEART」の語りかけるような感情のこもった歌は、収録されている9曲の中でも特に印象に残ります。
なお、2回目の来日時に歌ったと記憶している3曲(5,7,9)は、何れもミディアム・テンポで軽快に歌っており、ローランド・ハナのピアノも、ドラムレスを感じさせない抜群のサポ―トです。
このアルバムに限らずライブ盤の良いところは出演者のトークが収録されていることがあり、ここでも曲の合間で、曲の紹介や、再来日できたことと聴衆に向かって感謝の言葉を贈っていることなどを聞くことが出来ます。
伴奏は唄伴で定評のあるローランド・ハナ、それにジョージ・ムラーツが担当しています。
「LIVE AT SOMETIME」 TRIO PAP-9096
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1. FEELINGS
2. THE WAY WE WERE
3. SEND IN THE CLOWNS
4. LITTLE GIRL BLUE
5. SOMETIME I’M HAPPY
6. SUMMERTIME
7. SPOSIN’
8. MY FOOLISH HEART
9. ON A CLEAR DAY YOU CAN SEE FOREVER
JOHNNY HARTMAN (vo) ROLAND HANNA (p) GEORGE MRAZ (b)
録音 1977年10月13日
これはジョニー・ハートマンの3回目の来日を捉えて録音されたものですが、2回目は1972年12月で、この時のレコーディングと、銀座のジャンクで行われたライブは、以前このブログで取り挙げています。
その時披露した曲目の幾つかはこのアルバムにも含まれており、それから5年を経過していますが、その声は全く変わっておらず、これを聴く度にあの時の歌とスピーチを織り交ぜながらのひと時を思い出します。
収録されている9曲の内6曲がスローバラードで、そのいずれもが非常にリラックスして歌っており、その要因は、クラブと言う狭い箱の中での聴衆との距離感と共に、ローランド・ハナの伴奏が歌を上手く引き出しているからだど思います。
1曲目はバーニー・ケッセルのライブ盤にも入っていた「 FEELINGS」で、低音を生かしたバラードが絶妙で、ハートマンの十八番の「 LITTLE GIRL BLUE」では、語り掛けるように歌うヴァースからの出だしが素晴らしいです。
また、「SUMMERTIME」のアレンジにも工夫を凝らしていて、ピアノとの間を上手く使っているし、「MY FOOLISH HEART」の語りかけるような感情のこもった歌は、収録されている9曲の中でも特に印象に残ります。
なお、2回目の来日時に歌ったと記憶している3曲(5,7,9)は、何れもミディアム・テンポで軽快に歌っており、ローランド・ハナのピアノも、ドラムレスを感じさせない抜群のサポ―トです。
このアルバムに限らずライブ盤の良いところは出演者のトークが収録されていることがあり、ここでも曲の合間で、曲の紹介や、再来日できたことと聴衆に向かって感謝の言葉を贈っていることなどを聞くことが出来ます。
ライナーノーツによると、ここで歌っている「SPOSIN’」は、日野とのセッションより出来が良いと書かれており、その他の歌も、とてもリラックスしていていい感じに仕上がっていると思います。
益田幹夫は私も好きなピアニストの一人ですが、病気と闘った後の「黒水仙」というアルバムを愛聴しています。