20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

アブダビGP-決勝

2017-11-27 18:08:49 | 行事
26日(日)、夕日を背景に始まり、人工照明がまばゆく
光る中でチェッカーフラッグが振られたヤス・マリーナ・
サーキットで開催された2017年FIA F1世界選手権第20戦
アブダビGP決勝レースはメルセデスのボッタスがポール・
トゥ・ウインを飾った。



"ビッグ3"による接戦が予想された予選では最終的にメル
セデスの2台がポールを争う格好となり、僚友を0.172秒
しのいだボッタスがトップタイムをたたき出してポール
ポジションを獲得。ハミルトンが2番手につき、今季王者
のメルセデスがラストレースでフロントローを独占して
いる。3番手にフェラーリのベッテル、4番手にはレッド
ブルのリカルドが並んだ。

週末を通して快晴に恵まれた全長5.554kmを誇るヤス・
マリーナ・サーキットはトワイライトからナイトレース
へと移行するにあたって人工照明が灯される。55周で争
われたレースのスタート時は気温24℃、路面温度31℃、
湿度47%のドライコンディションだった。ピレリはアブ
ダビにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトを持ち
込み、ソフトとスーパーソフトの1セットがレース用タ
イヤとして指定されている。

シグナルが消灯と同時に全車が無事に発進し、フロント
ローから好発進を決めたメルセデス勢が先頭でターン1を
通過する。ラップ中盤あたりから5番手スタートのライコ
ネン(フェラーリ)がリカルドに襲いかかり、サイド・
バイ・サイドに持ち込んで一時はマシンを前に出すも、
リカルドが必死にこらえてポジションを守っている。タ
ーン12でペレス(フォース・インディア)とポジション
を争った際、コースを飛び出してアドバンテージを得た
疑いでヒュルケンベルグ(ルノー)が審議対象となり、
映像を検証したスチュワードは5秒のタイムペナルティ
を科した。


序盤から好ペースを発揮して1-2態勢を築くメルセデス勢
はボッタスがリードを保ったまま、ハミルトンが後ろから
プレッシャーをかけていき、相乗効果で3番手以下のライ
バルたちにギャップをつけ始めた。

オーバーテイクの機会が少ないと言われるヤス・マリー
ナ・サーキットで激しい攻防戦を繰り広げたのがストロー
ル(ウィリアムズ)とグロージャン(ハースF1)だ。グロ
ージャンがウィリアムズマシンのリアを捕らえ、何度もオ
ーバーテイクを仕掛けていくが、ストロールが1年の集大
成を見せつけるかのように見事な防御を見せて譲らない。
それでも、12周目にはグロージャンが追い抜きを成功さ
せ、ポジションを落としたストロールはその足でピット
ストップに向かい、タイヤをスーパーソフトに履き替えた。

グロージャンとストロールの対決が決着した頃、その少し
前でもう一台のウィリアムズを駆るマッサがマクラーレン
のアロンソとの接近戦に突入。後方から距離を詰めたアロ
ンソは0.6秒差の位置に迫るも、メルセデスエンジンを積
むウィリアムズを追い抜くまでには近づけず、がまんの時
間が続く。

18周目にピットインしたヒュルケンベルグはポジション
争いの相手であるペレスに5秒以上のリードを築いていた
ため、タイムペナルティの影響はないと見られていたが、
右リアタイヤがうまく外れずタイムロスしてしまい、何と
かタイヤ交換を済ませてピットアウトしたところ、ペレ
スの目前でコース復帰を果たした。

また、ヒュルケンベルグの2周後には単独走行になりつつ
あったリカルドがピットストップを敢行し、左リアタイ
ヤの交換に手間取りながらもコースに戻ったが、ガード
レールにマシン右側をこすった直後、「何か違和感があ
る」と訴えてコース外へ。芝生の上に停車してコックピ
ットを離れた。どうやらハイドロリックトラブルに見舞
われたようだ。

その間、ボッタスとアロンソがピットストップを完了し、
アロンソは対マッサのアンダーカットを狙って猛チャー
ジをかける。翌周にはウィリアムズ陣営が動いてマッサ
のタイヤ交換を済ませ、アロンソの前でコース復帰させ
るも、追い抜きの好機と見たアロンソがDRSを生かしな
がらオーバーテイクを仕掛け、一度はマッサがポジショ
ンを死守したものの、最終的にはアロンソがマッサとの
勝負を制している。先行したアロンソはその後、ペース
アップしてマッサにギャップを築いていった。

一方、メルセデスコンビの先頭争いは両者が1回目のピッ
トストップを終えてから激化し、ハミルトンが1秒差以内
につければボッタスがペースを上げてリードを広げ、ま
たギャップが縮まるといった流れに発展。さらに、25秒
ほど後方ではライコネンとフェルスタッペンが4番手を
争った。


第1スティントを引っ張ったフォース・インディアのオ
コンとルノーのサインツは先頭集団が32周目を走る中で
ピットに向かい、ウルトラソフトからスーパーソフトに
履き替えてピットアウトする。しかし、ルノーマシンの
左フロントタイヤは装着が不十分だったようで、サイン
ツはピットレーンのカーブであわやウオールにぶつかり
かけた。そのままコースに出てしまったサインツはすぐ
にコースを飛び出し、そのままコース外にマシンを止め
てリタイアしている。


レース終盤はポイント圏外ながら12番手にいたバンドー
ルン(マクラーレン)からマグヌッセン(ハースF1)、
ウェーレイン(ザウバー)、ハートリーと・ガスリーの
トロ・ロッソ勢、さらにザウバーのエリクソンが加わっ
て6台が1秒から2秒前後の激しい競争を展開する。この
中でバンドールンは少し離れた位置をキープしつつ、後
続のバトルを見守りながらペースをコントロールしてい
た。

残り5周を切ってラップリーダーのボッタスが一気にペー
スアップ。一度、タイヤをロックアップしてしまい、ハ
ミルトンに0.5秒差まで詰め寄られていたが、ファステ
ストラップを連発してリードを5秒に広げてファイナル
ラップに入った。

力強い走りでトップチェッカーを受けたボッタスに続い
てハミルトンが2位フィニッシュを果たし、ベッテルが
3位表彰台に上っている。ライコネンが4位でゴールし、
フェルスタッペンは最終ラップで0.8秒差に接近したも
のの5位となった。


6位以下で入賞したのはヒュルケンベルグ、ペレス、オ
コン、アロンソ、マッサ。アブダビの一戦でF1から引退
するマッサは最後に1ポイントを手にして有終の美を飾っ
ている。


11位でグロージャンが完走を果たし、12位にバンドール
ン、マグヌッセン、ウェーレイン、ハートリー、ガスリー、
エリクソンの6人は結局、ポジションが変わることなく
チェッカーフラッグを受けた。ウィリアムズのストロー
ルが18位に入っている。

マクラーレン・ホンダとして最後の一戦に挑んだアロン
ソは9位入賞を果たし、バンド―ルンは12位で完走しました。

マクラーレンとホンダ、来年はそれぞれのパートナーと
戦って行くのですが、2チームとも頑張って欲しいですね!


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ロシアGP-予選

2017-04-30 08:59:57 | 行事
29日(土)、ソチ・オートドロームで2017年FIA F1

世界選手権第4戦ロシアGP予選が行われ、メル

セデスとの大接戦を制したフェラーリのベッテル

がポールポジションを獲得した。僚友のライコネ

ンが2番手に入り、フェラーリが久々のフロント

ロー独占を果たしている。





過去3年はメルセデスが優位を誇ったソチで競争

力の高さを示したフェラーリは3回のフリー走行も

全てタイムシートトップに立っており、初日の1回

目はライコネンが、以降の2回はベッテルがいず

れも最速タイムを記録した。



美しい青空が広がるソチの予選は気温21℃、路

面温度40℃、湿度38%のドライコンディションで

Q1がスタートし。トロ・ロッソのクビアトを先頭にウ

ルトラソフトタイヤを履いた各車がコースイン。大

半が一番柔らかいコンパウンドを選んだが、フェ

ラーリの2台はスーパーソフトをチョイスしている。



タイヤが適切な機能を果たすまで熱入れに時間

を要するとあって数回のアタックに臨むドライバー

が多く、最初のタイヤセットでタイムが出揃った時

点でトップに立っていたのは1分34秒041を刻んだ

メルセデスのボッタスだった。ハミルトンが0.368秒

差の2番手に並び、一つ硬いコンパウンドでアタッ

クラップを走ったベッテルとライコネンが3番手と4

番手だった。



上位勢がガレージで戦況を見守る中、新しいタイ

ヤセットを投入したドライバーたちがQ2進出を目

指して再びアタックに挑み、それぞれが自己ベス

トタイムを更新していくも、ルノーのパーマーが

ターン4の縁石に乗り上げてマシンをはずませ、勢いに乗ったままタイヤウォールに突進してしま

う。ルノーマシンはフロントとリアにダメージを負っ

たが、パーマーにケガはない様子。ただ、ラストア

タックでのタイム更新はかなわず16番手で予選を

終えている。



初日のセッション後にシャーシー交換のため徹夜

の作業をこなしたルノークルーは土曜フリー走行

でもパーマーのエンジンを載せ替えるべく大忙し

の時間を過ごし、さらにレースに向けても修復を

急がなければならなくなった。



パーマー以外でQ1でノックアウトされたたのは17

番手だったバンド―ルン(マクラーレン)以下、

ウェーレインとエリクソンのザウバー勢、ハースF1

のグロージャンだ、バンド―ルンはエンジンペナ

ルティを受けることが決まっており、合計15グリッ

ド降格となるため、最後尾グリッドに並ぶことにな

る。  



15分間で争われるQ2は15台すべてがウルトラソ

フトでアタックを開始。ここではフェラーリもウルト

ラソフトを使っている。週末を通してフェラーリ勢

に遅れていたメルセデスが底力を見せ始め、ボッ

タスが1分33秒264をたたき出してトップに立つと、

0.5秒遅れのタイムながら1分33秒台に乗せたハミ

ルトンが2番手に並ぶ。ベッテルとライコネンは共

に1分34秒台にとどまった。



1-2態勢のメルセデスと5番手につけていたレッド

ブルのフェルスタッペンが序盤のアタックでQ2突

破可能と判断する中、フェラーリの2人は再度コー

スに入り、ライコネンが1分33秒663を記録。ボッタ

スのタイムには0.4秒ほど届かなかったものの、

ハミルトンを上回って2番手に浮上した。



一方、100分の1秒を争う中団グループもQ3進出

をかけてラストアタックの勝負に挑む。結果、11番

手以下で予選を終えることになったのはサインツ

(トロ・ロッソ)、ストロール(ウィリアムズ)、クビア

ト、マグヌッセン(ハースF1)、マクラーレンのアロ

ンソだ。ただし、サインツは前戦のインシデントに

よりロシアで3グリッド降格処分を受けることに

なっているため、ストロール、クビアト、マグヌッセ

ンのスターティンググリッドが繰り上がる。



メルセデス対フェラーリの激戦が予想されたQ3はメルセデスの2台とヒュルケンベルグ(ルノー)が

早々に動き出す。アウトラップではトラックポジ

ションを争ってヒュルケンベルグとハミルトンが接

近、ひやりとさせる場面が見られ、ハミルトンは

ヒュルケンベルグの行動に不満を訴えていた。



Q3最初のアタックではライコネンが1分33秒253の

好タイムをたたき出してトップに立つ。ボッタスは

0.036秒届かずに2番手となり、ベッテルとハミルト

ンがその後ろに続いた。ハミルトンはヒュルケンベ

ルグとの一件後にトラフィックにはまった影響も

あったのか、トップから1秒以上遅れて1分34秒台

のタイムにとどまっている。



全車が新品タイヤを投入したラストアタックでは最

初にチェッカーを受けたライコネンがタイムを更新

できなかった一方、細かくタイムを削ったベッテル

がチームメイトを0.059秒上回ってポールポジショ

ンを獲得。メルセデス勢はフェラーリのペースに

匹敵できず、ボッタスが3番手、ハミルトンは4番

手に終わっている。



レッドブルのリカルドが5番手に入り、マッサ(ウィ

リアムズ)、フェルスタッペン、ヒュルケンベルグ、

ペレス、オコン(共にフォース・インディア)が10番

手だった。



メルセデスの一強時代が終わり、フェラーリとの2強
時代が始まりました。

これにマクラーレン・ホンダが絡んでくるともっと面

白くなりますね。



マクラーレン・ホンダの技術陣、頑張って!





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自宅で熊本ラーメン

2017-02-26 12:57:07 | 行事
家で生麺タイプの熊本ラーメンを作ってみま

した。





バターで炒めたキャベツと牛バラをトッピング

更に生卵と味付け海苔をトッピング。

見た目はあまり良くないけど、美味しかった

ですよ!





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アブダビGP-決勝

2016-11-28 22:04:45 | 行事
夕日がまぶしく輝き、夜の帳が下りようとする

ヤス・マリーナ・サーキットで27日(日)、2016年

FIA F1世界選手権第21戦アブダビGP決勝レー

スが開催され、メルセデスのハミルトンがポー

ル・トゥ・ウィンを飾った。ドライバーズ選手権タイ

トルは2位でゴールしたロズベルグが獲得して

いる。





タイトル決定戦を前にした予選では安定して好

調を維持していたハミルトンがポールポジション

を獲得し、0.3秒差のタイムを刻んだ僚友ロズベ

ルグがフロントロー、2列目にレッドブルのリカル

ドとフェラーリのライコネンが並んだ。



週末を通して快晴に恵まれたヤス・マリーナ・サ

ーキットは全長5.554㎞を誇り、トワイライトから

ナイトレースへと移行するため、コース上は人工

照明が灯される。レースは55周で争われ、スタ

ート時は気温26℃、路面温度29℃、湿度59%の

ドライコンディションだった。



シグナルが消灯と共に決戦がスタートすると、

メルセデスの2台は好発進でターン1を通過。レ

ッドブルとフェラーリが激しくポジションを争い、

3番手スタートのリカルドをフェラーリのライコネ

ンが追い抜くと、もう1台のレッドブルを駆るフェ

ルスタッペンがスピンを喫して最後尾に後退し

てしまう。ただ、フェルスタッペンは走行に影響

がなかったようで、次々にオーバーテイクを仕

掛けてポジションを取り戻した。



スタート直後にフロントウィングを破損したルノ

ーのマグヌッセンは緊急ピットストップでノーズ

を交換してレースを続けるも、6周目にチームか

ら再度のピットインが指示され、そのままマシン

をガレージに収めることになった。



メルセデスは7周が終わる頃にハミルトンにピッ

トインするよう伝え、同時にピットインしたライコ

ネンもソフトタイヤに履き替えている。翌周には

ロズベルグとベッテルもタイヤ交換を済ませた

が、ベッテルのピットインのタイミングとロズベル

グのピットアウトが重なってしまい、ロズベルグ

は数秒待機を強いられた。それでも、ライコネン

の前でコースに復帰することには成功。



第1スティントを長くとったフェルスタッペンがハ

ミルトンとロズベルグの間で粘り、タイヤ戦略が

異なるものの、オーバーテイクを仕掛けるロズ

ベルグに対して道を譲らず、何度も攻撃を受け

ながらも必死にポジションを死守した。



一方、フォース・インディアのペレスと8番手を

争っていたマクラーレンのバトンをサスペンショ

ントラブルが襲う。コースを飛び出し、「ステアリ

ングがおかしい」と訴えるも、右フロントサスペ

ンションが破損したのを確認してピットに向かい、

レースを終えた。グランドスタンドから大きな拍手

と声援が送られている。



さらに、週末を通してトラブルが相次ぐトロ・ロッソ

にまたも問題が発生。クビアトがコース上にマシ

ンを止めてしまった。



先頭のハミルトンが順調にペースを維持していく

中、フェルスタッペンを抜けずに手こずっていた

ロズベルグに対し、メルセデスから「オーバーテ

イクせよ」との無線連絡が入る。これを聞いたロ

ズベルグは一気にペースを上げてフェルスタッペ

ンにプレッシャーを与え、ターン11からの立ち上

がりでレッドブルマシンを置き去りに。3番手に下

がったフェルスタッペンは予選から履き続けるス

ーパーソフトタイヤが寿命に近づいていたようで

最初のピットストップを行い、ソフトタイヤに履き替

えてコースに戻った。



前が開けたロズベルグはファステストラップを刻み

ながらハミルトンを追いかけ、この辺りから3番手

以下のドライバーが上位2台に離されていく。ライ

コネンと競っていたリカルドは先にピットに入って

タイヤを交換。レッドブルの動きを見てフェラーリも

次の26周目にライコネンをピットに呼び入れるが、

コースに戻るとすでにリカルドは通過した後。レッ

ドブルがアンダーカットに成功する。2人の前には

フォース・インディアのぺレスがおり、リカルドが引

っかかる形でライコネンの接近を許したが、オー

バーテイクでペレスを料理して先行。結局、ペレ

スはその後すぐにピットインしたため、ライコネンも

大きなロスなくレースを続けている。



メルセデスは29周目にハミルトン、次のラップで

ロズベルグのタイヤ交換を済ませ、どちらもスム

ーズなピット作業でドライバーをコースへと送り出

した。



タイヤ戦略の異なるベッテルがラップリーダーとし

て君臨するも、コンマ数秒速いペースを刻むメル

セデス勢が追い上げていき、その差が3秒ほど

に縮まった38周目にベッテルが2度目のピットス

トップを実施。スーパーソフトタイヤに交換して隊

列に加わり、この時点でトップ5のライコネンから

5.5秒後ろだったが、フレッシュタイヤと柔らかい

コンパウンドの利点を生かして42周目には相棒

の前に出ている。さらに、4周を経てリカルドも料

理したベッテルは残り3周を切ってフェルスタッペ

ンに追いつき、3番手の座を確保すると、すぐ前

にいるメルセデスコンビにもプレッシャーをかけ

ていった。



また、トロ・ロッソのサインツとルノーのパーマー

が接触し、パーマーに事故を引き起こしたとして

5秒のタイムペナルティ―が科せられる。周回遅

れにされた直後、サインツの真後ろでブレーキン

グが遅れたパーマーが突っ込んでしまったのだ。

トロ・ロッソの不運はまだ終わらない。リアにダメ

ージを負ったサインツがギアボックスにも問題を

抱えてしまう。サインツもリタイヤを喫し、トロ・ロッ

ソは最終戦で2台ともチェッカーを受けられなかっ

た。



ラスト3周はメルセデスコンビとベッテル、フェル

スタッペンが1秒差以内の間隔で連なる超接近

戦が繰り広げられ、チェッカーが振られるその瞬

間までハラハラの展開に・・・。ベッテルの追い上

げを振り切りたいロズベルグはペースを上げたか

ったものの、先頭のハミルトンがマイペースを崩

さず、板挟み状態になる。それでも、ハミルトン

がトップチェッカーを受け、2位でゴールしたロズ

ベルグが初めてのタイトル獲得を決めた。終盤に

猛チャージを見せたベッテルは3位表彰台に上っ

ている。



4位以下、フェルスタッペン、リカルド、ライコネン、

ヒュルケンベルグ、ペレス、マッサ、アロンソがポ

イントを獲得。マッサは現役最後のレースで入賞

を果たした。



マクラーレン・ホンダのアロンソが10位入賞も、

このレースでF1の第一線を退くバトンは、右サス

ペンションの破損により、僅か12周でリタイヤ。

来年はバンド―ルンにシートを譲ることになるバ

トンは、レース自体と現代のF1マシンを一番恋し

く思うだろうと述べている。





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イタリアGP-予選

2016-09-04 08:39:07 | 行事
27日(土)、モンツァ・サーキットで2016年FIA F1世界選手

権第14戦イタリアGP予選が実施され、メルセデスのハミ

ルトンがポールポジションを獲得した。



好天のモンツァは気温29℃、路面温度40℃、湿度46%の

ドライコンディションでQ1のスタート時刻を迎える。ピットレ

ーンの信号が青に変わると、ルノーのマグヌッセンがスー

パーソフトタイヤを履いてコースイン。マノーのウェーレイ

ンがミディアムタイヤで1周のみ走ったが、それ以外のドラ

イバーは柔らかいコンパウンドでガレージを後にし、アタッ

クラップを開始した。

タイムシートにドライバーたちの名前が刻まれていく中、マ

ノーのオコンをトラブルが襲う。これがF1で2度目の予選

セッションだったが、最初のシケインを直進した後、エスケ

ープロード脇の芝生でマシンを止めた。

スーパーソフトで1分21秒854をたたき出したハミルトンと

0.643秒差で2番手に並んだロズベルグは早々に切り上げ

て以降のセッションをガレージで見守っている。フェラーリ

は最初のアタックにソフトタイヤを選択し、ベッテルとライ

コネンが3番手と4番手につけた結果、メルセデスと同じく

Q2の走行に向けた準備に専念。レッドブルやウィリアム

ズ、フォース・インディアのペレスもQ1終盤はコースに出て

いない。

Q2進出をかけた最後のアタックを終えてノックアウトされ

たのは17番手以下、クビアト(トロ・ロッソ)、ナッサー、エ

リクソン(共にザウバー)、パーマー、マグヌッセン(共にル

ノー)、そしてタイムを残せなかったオコンだ。オコンのレ

ース出走可否はスチュワードの判断に委ねられる。

16番手で次のセッションにコマを進めたマクラーレンのア

ロンソとクビアトのベストタイムの差はわずか0.042秒差し

かなく、クビアトは13番手でQ1を突破したチームメイトの

サインツからも0.164秒しか遅れていない。

Q2はメルセデス勢が最初に動きだし、2台ともソフトタイヤ

を装着してコースに入った。ハミルトンが1分21秒498、ロ

ズベルグが1分21秒809をマークしてピットに引き上げる。

ここではフェラーリがスーパーソフトを選択し、レッドブル

はメルセデスと同様のタイヤ戦略に出ている。

予選トップ10入りをかけてメルセデス勢が新しいソフトタ

イヤに履き替えて出陣する中、3番手につけてたベッテル

と4番手のボッタス(ウィリアムズ)はガレージで待機する

ことを選んだ。

100分の数秒、あるいは1,000分の数秒が大きくポジショ

ンを分ける今週末のモンツァでQ2敗退を喫したのは11

番手以下、マッサ(ウィリアムズ)、グロージャン、アロン

ソ、ウェーレイン、バトン、サインツだった。

思いでの地であるモンツァで最後のF1グランプリに挑む

マッサは0.016秒足りずにトップ10入りを逃している。

ポールシッタ―が決するQ3もロズベルグが先陣を切り、

フェラーリ勢とハミルトンが順次ガレージを離れていった。

ハミルトンが1分21秒358を記録してトップに立ち、ロズベ

ルグが0.288秒差、フェラーリはライコネンが3番手、ベッ

テルが4番手の位置でQ3最初のアタックを完了。

残り3分を切って10台が最後のアタックに挑み、各車、自

己ベストを更新していくも、ロズベルグはハミルトンが最

初に刻んだタイムに届かない。ポールポジションを確定

させた中で、さらにペースを上げたハミルトンは1分21秒

135のポールタイムをたたき出している。ロズベルグが

フロントローに並び、フェラーリはベッテル、ライコネンの

順で2列目を確保。5番手以下はボッタス、リカルド、フェ

ルスタッペン(共にレッドブル)、ペレス、ヒュルケンベル

グ(フォース・インディア)、グティエレス(ハースF1)が予

選トップ10入りを果たした。

マクラーレン・ホンダのバトンは、2017年にいったんレー

スの最前線から身を引くという決断をし、後任は今年の

バーレーンGPで負傷したアロンソに代わってステアリン

グを握り、グランプリデビューを果たしたバンド―ルンが

就任する。

今回のGPでQ3進出は、果たせなかったですがバトンに

は頑張て入賞を期待したいですね。



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