川口です、
私は心臓に爆弾を抱えています。
今から13年前のことです。
心筋梗塞になり、その後4年間毎年心臓にカテーテルを
入れて血管を広げる治療をしてきました。
この時期は、毎晩、寝る前になると「夜寝ているうちに、
心臓が止まってしまはないだろうか?」
と、不安で朝まで起きていることもしょっちゅうでした。
あなたはいつ、爆発するかわからない時限爆弾が心臓
に埋め込まれているこの気分を味わったことはあります
か?
通勤途中で、胸のあたりがちょっとズキズキしただけで、
またあの心臓の苦しみがくるのかと恐怖で、いてもたっ
てもいられなくなる感じはわかりますか?
おそらく、殆どの方はわからないと思います。
わからなくて、いいと思います。
できれば、一生、わからないまま終わるのが理想だと
思います。
そのためには、本当に健康を大切にしてください。
・・・
私の転落人生は、この心臓病だけに終わりません
でした。
ようやく心臓の治療も終わり少し調子がよくなってきた
と思った頃に、今度は、会社の吸収合併により合併後
の新会社の社長と摩擦をおこしてしまいました。
社長と対立した私の行き場所は「窓際族」と呼ばれる
とても居心地の悪い場所です。
役員とは名ばかりで、毎日特に重要な仕事はありま
せん。
窓際族の待つ運命は、あなたもテレビドラマなどである
程度はご存知かと思います。
吸収合併前までは、年商10億の会社の社長だった
自分が気付けば、窓際族で、私のことをしらない部下
には影であいつよばわりをされていました。
そのストレスからから、
髪の毛はうすくなり、
顔のツヤはなくなり、
覇気のない表情になり、
しまいには、社員から「川口さんは、ダメだな」
と噂をされる日々でした。
この辛さは経験した方しかわからないかと思います。
私も若い元気のよい頃には、よく上司批判はしていま
したし悪口も言いました。
それが、今度は自分が言われる立場にいるというのが、
実に不愉快でした。
不愉快でしたが、怒る気力もなく、このまま人生どうに
でもなってしまえと自暴自棄にもなっていたのです。
そんな日々を送っているうちに気付けば、ED状態に
なってしまいました。
朝勃ちもいつのまにかなくなり風俗にいったら中折れ
してしまい、妻との夜の営みも当然なくなり、若い綺麗
な女性やAVを見てもまったくといっていいほど、反応
しなくなってしまったのです。
医者にいけば、ED(勃起不全症候群)と診断され、
バイアグラが処方されたかもしれません。
ですが、
血管を収縮させる作用のあるバイアグラは心筋梗塞を
わずらった私にとっては『死』を急がせる効果しか得ら
れない。
ということは、わかっていました。
・・・
このままで、人生を終えたくない。
仕事も、
健康も、
女性も、
まだまだ、これから楽しみたいこともたくさんあるのに、
このまま、無気力で生きる屍のようになりたくない。
そう思い、私はあることを決めたのでした・・・。
続く
私は心臓に爆弾を抱えています。
今から13年前のことです。
心筋梗塞になり、その後4年間毎年心臓にカテーテルを
入れて血管を広げる治療をしてきました。
この時期は、毎晩、寝る前になると「夜寝ているうちに、
心臓が止まってしまはないだろうか?」
と、不安で朝まで起きていることもしょっちゅうでした。
あなたはいつ、爆発するかわからない時限爆弾が心臓
に埋め込まれているこの気分を味わったことはあります
か?
通勤途中で、胸のあたりがちょっとズキズキしただけで、
またあの心臓の苦しみがくるのかと恐怖で、いてもたっ
てもいられなくなる感じはわかりますか?
おそらく、殆どの方はわからないと思います。
わからなくて、いいと思います。
できれば、一生、わからないまま終わるのが理想だと
思います。
そのためには、本当に健康を大切にしてください。
・・・
私の転落人生は、この心臓病だけに終わりません
でした。
ようやく心臓の治療も終わり少し調子がよくなってきた
と思った頃に、今度は、会社の吸収合併により合併後
の新会社の社長と摩擦をおこしてしまいました。
社長と対立した私の行き場所は「窓際族」と呼ばれる
とても居心地の悪い場所です。
役員とは名ばかりで、毎日特に重要な仕事はありま
せん。
窓際族の待つ運命は、あなたもテレビドラマなどである
程度はご存知かと思います。
吸収合併前までは、年商10億の会社の社長だった
自分が気付けば、窓際族で、私のことをしらない部下
には影であいつよばわりをされていました。
そのストレスからから、
髪の毛はうすくなり、
顔のツヤはなくなり、
覇気のない表情になり、
しまいには、社員から「川口さんは、ダメだな」
と噂をされる日々でした。
この辛さは経験した方しかわからないかと思います。
私も若い元気のよい頃には、よく上司批判はしていま
したし悪口も言いました。
それが、今度は自分が言われる立場にいるというのが、
実に不愉快でした。
不愉快でしたが、怒る気力もなく、このまま人生どうに
でもなってしまえと自暴自棄にもなっていたのです。
そんな日々を送っているうちに気付けば、ED状態に
なってしまいました。
朝勃ちもいつのまにかなくなり風俗にいったら中折れ
してしまい、妻との夜の営みも当然なくなり、若い綺麗
な女性やAVを見てもまったくといっていいほど、反応
しなくなってしまったのです。
医者にいけば、ED(勃起不全症候群)と診断され、
バイアグラが処方されたかもしれません。
ですが、
血管を収縮させる作用のあるバイアグラは心筋梗塞を
わずらった私にとっては『死』を急がせる効果しか得ら
れない。
ということは、わかっていました。
・・・
このままで、人生を終えたくない。
仕事も、
健康も、
女性も、
まだまだ、これから楽しみたいこともたくさんあるのに、
このまま、無気力で生きる屍のようになりたくない。
そう思い、私はあることを決めたのでした・・・。
続く