25日(土)、2018年FIA F1世界選手権開幕戦オーストラリアGP予選が実施され、メルセデスのハミルトンがポールポジションを獲得した。
ウエット路面でスタートした土曜フリー走行はフェラーリのベッテルが最速タイムを刻んでいるが、終盤の乾いた路面でウルトラソフトタイヤを投入して残したタイムであり、2番手に入った相棒のライコネンと3番手に飛び込んだエリクソン(ザウバー)も同様だ。
アルバートパーク・サーキットにはソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイヤが持ち込まれ、ピレリは予選Q3用タイヤとしてウルトラソフトコンパウンドを指定。予選Q3に出走したドライバーはセッション終了時に同タイヤセットをピレリに返却し、Q2までに敗退したドライバーは決勝レースで未使用のウルトラソフトタイヤを使用できる。予選トップ10のドライバーはQ2で自己ベストタイムをマークした時に履いていたタイヤをレースのスタート時に装着することが義務付けられている。
危うい空模様ではあるものの、気温24度、路面温度31度、湿度58%のドライコンディションで始まった予選Q1はウルトラソフトタイヤを履いたルノーのヒュルケンベルグが先頭でコースイン。その後、ライバルたちも続々とガレージを離れてアウトラップに向かった。
20台のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのはライコネンだ。1分23秒096をマークしている。ハミルトンが2番手に続き、レッドブルのリカルドとフェルスタッペンが3番手と4番手に並んでいた。リカルドは初日のフリー走行2回目に赤旗が振られた際、レギュレーションで規定されている速度まで減速できなかったとして3グリッド降格処分が決まっており、すでにグリッドは4番手以下になることが確定している。
終盤はメルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3チームがガレージで戦況を見守り、グロージャンが6番手、マグヌッセンが8番手につけたハースF1も早々とアタックを終えてピットに引き上げた。
12台がタイム更新を狙ったQ1終盤、ルノーのサインツやマクラーレンのアロンソがポジションを上げる一方、16番手以下でノックアウトされたのはトロ・ロッソのハートレー、エリクソンとルクレールのザウバーコンビ、ウィリアムズのシロトキン、トロ・ロッソのガスリーだった。
ハミルトンが残した1分22秒824がQ1のトップタイムだ。
15分で争われたQ2はスーパーソフトタイヤを履いたフェルスタッペンが先陣を切り、リカルドもチームメイトと同じタイヤ戦略を選択。レッドブル勢以外はウルトラソフトタイヤを継続して装着している。
1分22秒051をたたき出したハミルトンが暫定トップに立ち、0.456秒差でライコネンが2番手、ベッテルがそれに続き、もう1台のメルセデスを駆るボッタスはチームメイトに0.6秒遅れの4番手にとどまった。スーパーソフトを選んだレッドブルは5番手と6番手に並び、フェルスタッペンとリカルドのギャップはわずかに0.067秒だ。
15台すべてが出そろった終盤のアタックはハミルトンがラップを完了せずにピットに引き上げた以外、ほとんどのドライバーが自己ベストを更新し、最終的に11番手以下で予選順位を確定させたのはアロンソとバンドールンのマクラーレン勢、ペレス(フォース・インディア)、ストロール(ウィリアムズ)、オコン(フォース・インディア)だった。
Q2のラストアタックで1分21秒944を刻んだベッテルが最速タイムを残し、ハミルトンとボッタスが続く格好。レッドブル勢はスーパーソフトでQ3進出を果たしており、決勝レースがドライの場合は周辺のドライバーと異なるタイヤ戦略でポジションアップを狙うことになる。
ポールポジションを争うQ3はウルトラソフトタイヤを履いたハミルトンが真っ先にコースに入り、ライバルたちも後を追いかけたが、もう1台のメルセデスを駆るボッタスがターン2の出口でわずかにワイドに膨らんでしまい、バランスを崩してしまう。コントロールを失ったボッタスはその先のウオールに突進し、リアをぶつけた後、反動でフロント右側にもダメージを負ってしまった。すぐにメディカルカーが出動したものの、ボッタスは自力でコックピットを脱出している。
ボッタスのクラッシュでセッションは赤旗中断を余儀なくされ、9分47秒を残して約10分後に再開の時を迎えた。
そのタイミングでアタックに向かったのはハミルトンとフェラーリとレッドブルの5人。ハミルトンが1分22秒051を刻んでトップに立ち、0.034秒差でベッテルが2番手、3番手につけたフェルスタッペンも0.061秒しか遅れていない。
9台が出そろったラストアタックではハミルトンが驚異の1分21秒164をたたき出し、2番手以下に0.664秒のギャップをつけてポールポジションを獲得。2番手にはライコネンが飛び込み、チームメイトに0.01秒差でベッテルが3番手に控える。
その他、フェルスタッペンは4番手、リカルドが5番手に入り、マグヌッセン、グロージャン、ヒュルケンベルグ、サインツが9番手、ボッタスはノータイムの10番手となった。
リカルドの3グリッド降格処分が適用されるため、5番手以下のスターティンググリッドは変動する予定だ。
トロ・ロッソ・ホンダは残念ながらQ2へ進めなかったのですが、タイム自体は中団と拮抗しているので、決勝では頑張って欲しいですね!
ウエット路面でスタートした土曜フリー走行はフェラーリのベッテルが最速タイムを刻んでいるが、終盤の乾いた路面でウルトラソフトタイヤを投入して残したタイムであり、2番手に入った相棒のライコネンと3番手に飛び込んだエリクソン(ザウバー)も同様だ。
アルバートパーク・サーキットにはソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイヤが持ち込まれ、ピレリは予選Q3用タイヤとしてウルトラソフトコンパウンドを指定。予選Q3に出走したドライバーはセッション終了時に同タイヤセットをピレリに返却し、Q2までに敗退したドライバーは決勝レースで未使用のウルトラソフトタイヤを使用できる。予選トップ10のドライバーはQ2で自己ベストタイムをマークした時に履いていたタイヤをレースのスタート時に装着することが義務付けられている。
危うい空模様ではあるものの、気温24度、路面温度31度、湿度58%のドライコンディションで始まった予選Q1はウルトラソフトタイヤを履いたルノーのヒュルケンベルグが先頭でコースイン。その後、ライバルたちも続々とガレージを離れてアウトラップに向かった。
20台のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのはライコネンだ。1分23秒096をマークしている。ハミルトンが2番手に続き、レッドブルのリカルドとフェルスタッペンが3番手と4番手に並んでいた。リカルドは初日のフリー走行2回目に赤旗が振られた際、レギュレーションで規定されている速度まで減速できなかったとして3グリッド降格処分が決まっており、すでにグリッドは4番手以下になることが確定している。
終盤はメルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3チームがガレージで戦況を見守り、グロージャンが6番手、マグヌッセンが8番手につけたハースF1も早々とアタックを終えてピットに引き上げた。
12台がタイム更新を狙ったQ1終盤、ルノーのサインツやマクラーレンのアロンソがポジションを上げる一方、16番手以下でノックアウトされたのはトロ・ロッソのハートレー、エリクソンとルクレールのザウバーコンビ、ウィリアムズのシロトキン、トロ・ロッソのガスリーだった。
ハミルトンが残した1分22秒824がQ1のトップタイムだ。
15分で争われたQ2はスーパーソフトタイヤを履いたフェルスタッペンが先陣を切り、リカルドもチームメイトと同じタイヤ戦略を選択。レッドブル勢以外はウルトラソフトタイヤを継続して装着している。
1分22秒051をたたき出したハミルトンが暫定トップに立ち、0.456秒差でライコネンが2番手、ベッテルがそれに続き、もう1台のメルセデスを駆るボッタスはチームメイトに0.6秒遅れの4番手にとどまった。スーパーソフトを選んだレッドブルは5番手と6番手に並び、フェルスタッペンとリカルドのギャップはわずかに0.067秒だ。
15台すべてが出そろった終盤のアタックはハミルトンがラップを完了せずにピットに引き上げた以外、ほとんどのドライバーが自己ベストを更新し、最終的に11番手以下で予選順位を確定させたのはアロンソとバンドールンのマクラーレン勢、ペレス(フォース・インディア)、ストロール(ウィリアムズ)、オコン(フォース・インディア)だった。
Q2のラストアタックで1分21秒944を刻んだベッテルが最速タイムを残し、ハミルトンとボッタスが続く格好。レッドブル勢はスーパーソフトでQ3進出を果たしており、決勝レースがドライの場合は周辺のドライバーと異なるタイヤ戦略でポジションアップを狙うことになる。
ポールポジションを争うQ3はウルトラソフトタイヤを履いたハミルトンが真っ先にコースに入り、ライバルたちも後を追いかけたが、もう1台のメルセデスを駆るボッタスがターン2の出口でわずかにワイドに膨らんでしまい、バランスを崩してしまう。コントロールを失ったボッタスはその先のウオールに突進し、リアをぶつけた後、反動でフロント右側にもダメージを負ってしまった。すぐにメディカルカーが出動したものの、ボッタスは自力でコックピットを脱出している。
ボッタスのクラッシュでセッションは赤旗中断を余儀なくされ、9分47秒を残して約10分後に再開の時を迎えた。
そのタイミングでアタックに向かったのはハミルトンとフェラーリとレッドブルの5人。ハミルトンが1分22秒051を刻んでトップに立ち、0.034秒差でベッテルが2番手、3番手につけたフェルスタッペンも0.061秒しか遅れていない。
9台が出そろったラストアタックではハミルトンが驚異の1分21秒164をたたき出し、2番手以下に0.664秒のギャップをつけてポールポジションを獲得。2番手にはライコネンが飛び込み、チームメイトに0.01秒差でベッテルが3番手に控える。
その他、フェルスタッペンは4番手、リカルドが5番手に入り、マグヌッセン、グロージャン、ヒュルケンベルグ、サインツが9番手、ボッタスはノータイムの10番手となった。
リカルドの3グリッド降格処分が適用されるため、5番手以下のスターティンググリッドは変動する予定だ。
トロ・ロッソ・ホンダは残念ながらQ2へ進めなかったのですが、タイム自体は中団と拮抗しているので、決勝では頑張って欲しいですね!