アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビにあるヤス・マリーナ・サーキットにて23日(金)、2018年FIA F1世界選手権第21戦アブダビGP金曜フリー走行2回目が実施され、メルセデスのボッタスがトップタイムを記録した。
ピレリはアブダビにスーパーソフト、ウルトラソフト、ハイパーソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んでおり、初回セッションはハイパーソフトの作業に集中したレッドブル勢が1-2で締めくくり、1分38秒491をマークしたマックス・フェルスタッペンがトップに立っている。
日没を前にしたヤス・マリーナは快晴、気温26.4℃、路面温度30.5℃、湿度55%のドライコンディション。セッション開始から数分は動きがなかったものの、ウィリアムズのストロールとシロトキンがハイパーソフトタイヤを装着してコースに入ると、マクラーレンのバンドールンがウルトラソフトを履いて続いた。
フェラーリ勢はスーパーソフトのプログラムを進め、ハースF1はグロージャンがスーパーソフト、マグヌッセンがウルトラソフトと作業内容を分けている。
人工照明が灯るヤス・マリーナ・サーキットでライコネンが1分40秒224を刻んだ頃、メルセデスの2人がコースに向かい、ハミルトンは初回セッションのインストレーションラップで使ったスーパーソフトを、ボッタスは新品のウルトラソフトを履いてシステムチェックに臨んだ。
開始から20分が経過して20台すべてのタイムが出そろった時点で、1分38秒600を刻んでいたボッタスがトップに立ち、同じくウルトラソフトで周回を重ねたフェルスタッペンが0.242秒差で2番手に食い込んでいる。ハミルトンが3番手、ライコネンとベッテルのフェラーリコンビが続き、リカルドは1.3秒以上遅れて6番手にとどまったが、その後、自己ベストを更新して4番手にポジションを上げた。
さらにペースアップしたリカルドが1分38秒582をマークしてトップタイムを更新、ボッタスのタイムを0.018秒上回ったが、ハイパーソフトに切り替えたライコネンが1分37秒台に入れてタイムシート最上位のポジションを奪取している。同様にしてベッテルも1分38秒の壁を突破するも、ライコネンには0.108秒届かずに2番手だ。
しかし、フェラーリの優勢は長く続かず、ハイパーソフトタイヤに交換して走行を再開したメルセデス勢が好タイムを連発したほか、レッドブルの2人もそれぞれのベストタイムを塗り替える。トップに立ったのは1分37秒236を記録したボッタスだが、フェルスタッペンは0.044秒しか遅れておらず、3番手に飛び込んだリカルドも0.192秒差、4番手ながらハミルトンも0.207秒の遅れしかない。5番手と6番手のフェラーリ勢を含めても、トップ6は0.3秒のギャップで連なっており、最終戦も激しい接戦の展開が予想されている。
レースと予選と同じ時間帯のフリー走行はこのセッションしかないこともあり、クイックラップを走った後は各陣営ともレースシミュレーションに集中した。
フェラーリは両ドライバーともスーパーソフトに戻してロングランを開始し、メルセデスはハミルトンがスーパーソフト、ボッタスがウルトラソフトで周回を重ね、レッドブルは2台ともハイパーソフトからウルトラソフトに履き替えて長めのスティントを走っている。
大半のドライバーが30周前後を走り込む中、バンドールンはマクラーレンによるとセッション途中に「小さなメカニカルトラブル」に見舞われたとのことで思うように周回数を稼げなかったが、それでも、終盤にはハイパーソフトのクイックランにも取り組んでおり、17周を走って初日の作業を終えた。
結局、ボッタスのタイムが破られることはなく、ボッタス、フェルスタッペン、リカルドがトップ3につけ、ハミルトン、ライコネン、ベッテルが4番手から6番手に並んでいる。
結局、ボッタスのタイムが破られることはなく、ボッタス、フェルスタッペン、リカルドがトップ3につけ、ハミルトン、ライコネン、ベッテルが4番手から6番手に並んでいる。
トロ・ロッソ・ホンダのガスリーは11番手につけ、ハートレーは16番手のタイムを残した。
今年最後のGP、トロ・ロッソ・ホンダはどんな結果を残せるでしょうか、楽しみです。
ピレリはアブダビにスーパーソフト、ウルトラソフト、ハイパーソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んでおり、初回セッションはハイパーソフトの作業に集中したレッドブル勢が1-2で締めくくり、1分38秒491をマークしたマックス・フェルスタッペンがトップに立っている。
日没を前にしたヤス・マリーナは快晴、気温26.4℃、路面温度30.5℃、湿度55%のドライコンディション。セッション開始から数分は動きがなかったものの、ウィリアムズのストロールとシロトキンがハイパーソフトタイヤを装着してコースに入ると、マクラーレンのバンドールンがウルトラソフトを履いて続いた。
フェラーリ勢はスーパーソフトのプログラムを進め、ハースF1はグロージャンがスーパーソフト、マグヌッセンがウルトラソフトと作業内容を分けている。
人工照明が灯るヤス・マリーナ・サーキットでライコネンが1分40秒224を刻んだ頃、メルセデスの2人がコースに向かい、ハミルトンは初回セッションのインストレーションラップで使ったスーパーソフトを、ボッタスは新品のウルトラソフトを履いてシステムチェックに臨んだ。
開始から20分が経過して20台すべてのタイムが出そろった時点で、1分38秒600を刻んでいたボッタスがトップに立ち、同じくウルトラソフトで周回を重ねたフェルスタッペンが0.242秒差で2番手に食い込んでいる。ハミルトンが3番手、ライコネンとベッテルのフェラーリコンビが続き、リカルドは1.3秒以上遅れて6番手にとどまったが、その後、自己ベストを更新して4番手にポジションを上げた。
さらにペースアップしたリカルドが1分38秒582をマークしてトップタイムを更新、ボッタスのタイムを0.018秒上回ったが、ハイパーソフトに切り替えたライコネンが1分37秒台に入れてタイムシート最上位のポジションを奪取している。同様にしてベッテルも1分38秒の壁を突破するも、ライコネンには0.108秒届かずに2番手だ。
しかし、フェラーリの優勢は長く続かず、ハイパーソフトタイヤに交換して走行を再開したメルセデス勢が好タイムを連発したほか、レッドブルの2人もそれぞれのベストタイムを塗り替える。トップに立ったのは1分37秒236を記録したボッタスだが、フェルスタッペンは0.044秒しか遅れておらず、3番手に飛び込んだリカルドも0.192秒差、4番手ながらハミルトンも0.207秒の遅れしかない。5番手と6番手のフェラーリ勢を含めても、トップ6は0.3秒のギャップで連なっており、最終戦も激しい接戦の展開が予想されている。
レースと予選と同じ時間帯のフリー走行はこのセッションしかないこともあり、クイックラップを走った後は各陣営ともレースシミュレーションに集中した。
フェラーリは両ドライバーともスーパーソフトに戻してロングランを開始し、メルセデスはハミルトンがスーパーソフト、ボッタスがウルトラソフトで周回を重ね、レッドブルは2台ともハイパーソフトからウルトラソフトに履き替えて長めのスティントを走っている。
大半のドライバーが30周前後を走り込む中、バンドールンはマクラーレンによるとセッション途中に「小さなメカニカルトラブル」に見舞われたとのことで思うように周回数を稼げなかったが、それでも、終盤にはハイパーソフトのクイックランにも取り組んでおり、17周を走って初日の作業を終えた。
結局、ボッタスのタイムが破られることはなく、ボッタス、フェルスタッペン、リカルドがトップ3につけ、ハミルトン、ライコネン、ベッテルが4番手から6番手に並んでいる。
結局、ボッタスのタイムが破られることはなく、ボッタス、フェルスタッペン、リカルドがトップ3につけ、ハミルトン、ライコネン、ベッテルが4番手から6番手に並んでいる。
トロ・ロッソ・ホンダのガスリーは11番手につけ、ハートレーは16番手のタイムを残した。
今年最後のGP、トロ・ロッソ・ホンダはどんな結果を残せるでしょうか、楽しみです。