20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

アイフェルGP-決勝

2020-10-12 20:32:51 | F1レース
11日(日)、ドイツ・ニュルブルクリンクを舞台にシーズン第11戦アイフェルGP決勝レースが開催され、複数のドライバーがトラブルに見舞われた中、メルセデスのハミルトンがトップチェッカーを受けた。



悪天候により初日のフリー走行が中止されて迎えた土曜日の予選では、直前のフリー走行でなんとかセットアップを整えた各車がしのぎを削り、メルセデスのボッタスがポールポジションを獲得、僚友ハミルトンが2番手につけ、3番手にはレッドブルのフェルスタッペンが入った。

ストロールの体調不良を受けてピンチヒッターとして起用されたレーシング・ポイントのヒュルケンベルグは予選まで1時間を切った中で走行の準備を整え、セッション中にセッティングのプログラムに取り組みながらアタックラップに臨み、ポジションは20番手だったものの、刻んだタイムはQ2進出に0.4秒足りないだけだった。

降雨の予報があった日曜日のニュルブルクリンクは雲が多いながらも青空も見える中、気温10℃度、路面温度19.6℃、湿度54.7%のドライコンディションでフォーメーションラップが始まる。

注目のスタートは好発進を決めたフロントロースタートのメルセデス勢がターン1にかけてサイド・バイ・サイドのバトルを繰り広げるも、リードを取ったのはポールシッターのボッタス。2番手のハミルトンはフェルスタッペンに迫られる場面があったものの、なんとかポジションを守ってオープニングラップを終えている。順位の入れ替わりはあったが、20台すべてが無事に2周目に入り、最後尾スタートだったヒュルケンベルグはポジションを3つ上げて17番手につけていた。

メルセデス勢の後方3番手に控えるフェルスタッペンはライバルに遅れることなく1.5秒前後のギャップでトップ2を追いかけ、レッドブルはメルセデスに匹敵するレースペースを発揮している。一方、4番手を走っていたフェラーリのルクレールは上位3台のペースについていけず、5番手のリカルド(ルノー)から激しくプレッシャーを受け続けた。ただ、コンマ数秒差のDRSゾーンに入っていたリカルドもオーバーテイクを仕掛けるにはいたらず、しばらくはがまんのレースを強いられている。

それに業を煮やしたのか、レッドブルが8周目にアルボンをピットに呼び入れる。ピットボックスに入ったアルボンの左フロントタイヤにはフラットスポットが確認されており、その後、紹介されたリプレー映像でアルボンがタイヤをロックアップしていたことが判明。レッドブルは予定より早めのピットストップを余儀なくされたようだ。スタートでひとつポジションを落として6番手につけていたアルボンはミディアムタイヤに履き替えて最後尾の20番手でコースに戻っている。

同じ頃、マクラーレンのピットウオールからドライバーたちに雨雲の接近が伝えられたが、「まもなく小雨。かなり軽い雨になりそう」とのことで、大きな影響はないことが予想された。

ボッタスが11周目に入った後、フェラーリがルクレールのピットストップを実行し、新しいミディアムタイヤを履かせてコースに送り出し、アルファロメオ・レーシングも今回のレースで322戦目の出走を果たしたライコネンのタイヤ交換を済ませている。バリチェロの持つF1最多出走記録に並んだライコネンは、スピンを喫してフラットスポットを作り緊急ピットインでタイヤを交換したベッテル(フェラーリ)と接近戦を繰り広げていたものの、2人の攻防に加わったラッセル(ウィリアムズ)と交錯してしまい、接触を引き起こしたとして後に10秒のタイムペナルティを科せられた。

アウト側にいたラッセルの右リアタイヤとライコネンの左フロントタイヤがぶつかっており、その衝撃でコース外に弾き飛ばされたラッセルのウィリアムズマシンは左リアサスペンションにダメージがあったようで、タイヤもパンクチャーに見舞われ、少し走った先でマシンを止めている。

その少し前、ターン1でボッタスが激しくタイヤをロックアップしてしまい、13周目の終わりに1回目のピットストップに向かう。ミディアムタイヤに履き替えて4番手の位置についたボッタスだが、ラッセルのマシン回収のために17周目にバーチャルセーフティカーが発令されたのを受けて、ラップリーダーのハミルトンと2番手にいたフェルスタッペンが同時ピットイン、ともにミディアムタイヤに交換してコースに戻り、減速を強いられていたボッタスは2人に先行を許した。

しかしながら、ボッタスにとってそれ以上に苦悩したのが突然のエンジントラブルだ。パワーロスを訴えたボッタスは後続のノリス(マクラーレン)とペレス(レーシング・ポイント)にオーバーテイクを喫して5番手に後退。チームの指示でステアリングを操作して問題解決に努めたボッタスだが、ペースはまったく戻らず、大きくポジションを落としながら、なんとかピットにたどり着いたものの、レースを再開することなくマシンを降りている。

圧倒的な優位を誇ってきたメルセデスの1台が戦線離脱する中、他の陣営にポイント獲得のチャンスが訪れるも、リタイアに直面したのはディフェンディングチャンピオンにとどまらなかった。ボッタスがガレージにマシンを入れて3周後の23周目にはルノーのオコンがピットに入り、ピットボックスに停車したマシンはそのままガレージに収められた。さらに、アルファ・タウリ勢と接近戦を繰り広げていたレッドブルのアルボンもマシントラブルでレースを続行できず、オコンがリタイアした次のラップでレースを終えた。アルボンはクビアトとの攻防戦で接触を引き起こしたとして5秒のタイムペナルティが科されていたが、ペナルティを消化する前にリタイアを喫している。この接触でフロントウイングを失うトラブルに見舞われたクビアトは、ノーズ交換と同時に1回目のタイヤ交換も済ませ、最後尾の16番手でレースを続けていた。

フリー走行で周回を重ねられず、寒いコンディションへの対応も必要だったニュルブルクリンクではフィールドのあちこちでトラブルが発生し、第1スティントを長く取ってユーズドのソフトタイヤを履いたまま3番手につけていたノリスもパワーロスを訴えるシーンがあった。30周目にピットに向かい、ミディアムタイヤに履き替えたノリスはチームメイトのサインツの後方7番手で隊列に復帰、その後はマシンをいたわりながらのレースを強いられている。

レースの折り返し地点を過ぎ、先頭を走るハミルトンはリードを7秒以上に広げて独走状態を築き、2番手のフェルスタッペンも3番手にいたリカルドとの差が55秒以上あったため、周回遅れに対応しながらペースをコントロールしていた。上位2人は2回目のピットストップを実行してもポジションをキープできるだけのギャップを手に入れていたが、3番手のリカルドは4番手のペレスとのギャップが15秒程度しかなく、ペレスよりも12周早く第2スティントを開始していたリカルドは2ストップ戦略を取る中で、いかにしてライバルに打ち勝つかが課題だった。

当然、レーシング・ポイントが表彰台のチャンスを逃すはずはなく、残り20周を切って以降、ペレスにプッシュするよう命じて猛チャージをかけていた。

しかしながら、リカルドとペレスの対決は一時中断を余儀なくされる。ノリスの駆るマクラーレンがついに悲鳴を上げ、コース脇に停車したことで45周目にセーフティカーが出動したのだ。

セーフティカー導入を受けて各車がピットストップに向かい、一度はステイアウトを選んだペレスだったが、周辺のドライバーたちが続々とタイヤを交換していたこともあり、結局、2回目のピットストップでソフトタイヤに履き替えている。このタイミングでステイアウトを選択したのはすでに2ストップしていたルクレールと第2スティントにハードタイヤを履いていたグロージャンだ。ルクレールは15周を走ったミディアムタイヤ、グロージャンのハードタイヤは17周しており、残り周回数は14周あった。

周回遅れが解消された時点でラップリーダーのハミルトンに次いでフェルスタッペン、リカルド、ペレス、サインツ、ルクレール、グロージャン(ハースF1)、ガスリー(アルファ・タウリ)、ヒュルケンベルグ、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)がポイント圏内につけ、11番手から後方はマグヌッセン、ラティフィ(ウィリアムズ)、ベッテル、ライコネン、クビアトのオーダーだ。

49周目の終わりにセーフティカーが解除され、リスタートではリカルドがフェルスタッペンに並びかけるもレッドブルマシンがなんとか前を抑え、リカルドに対してはペレスも攻撃を仕掛けていったが、上位5台はリスタート前のポジションをキープしている。6番手を走っていたルクレールは51周目のターン1でガスリーにオーバーテイクを許し、さらにヒュルケンベルグからもプレッシャーを受けたが、ヒュルケンベルグの攻撃は必死の防御で退けている。

先頭のハミルトンと2番手のフェルスタッペンが再びリードを築いていく中、リカルドとペレス、サインツとガスリー、ルクレールとヒュルケンベルグがそれぞれ1秒前後の接近戦を繰り広げ、9番手のグロージャンから連なるジョビナッツィ、ベッテル、ライコネンの4人によるポイント争いも注目を集めた。

しかしながら、最後までポジションが入れ替わることなく、優勝を果たしたハミルトンに次いで、ファイナルラップでファステストを刻んだフェルスタッペンが2位、3位にはリカルドが入って表彰台を獲得。4位以下、入賞はペレス、サインツ、ガスリー、ルクレール、ヒュルケンベルグ、グロージャン、ジョビナッツィだった。

ベッテルは0.775秒及ばず11位完走にとどまり、ライコネンもコンマ数秒足りずに12位、他にマグヌッセン、ラティフィ、クビアトが完走を果たしている。

ホンダPU勢、レッドブルのフェルスタッペンが前戦から引き続き2位表彰台!
アルボンが残念ながらリタイア、アルファ・タウリのガスリーは6番手ポイント獲得、クビアトは16番手、

ニュルブルクリンクで波乱の週末を過ごしたF1サーカスは2週間の休息を経て、アルガルベ・サーキットが舞台のシーズン第12戦ポルトガルGPで再集結する。

ホンダPU勢には、更なる活躍を期待したいですね!


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アイフェルGP-予選

2020-10-12 20:24:58 | F1レース
ドイツ・ニュルブルクリンクを舞台に10日(土)、シーズン第11戦アイフェルGP予選が行われ、メルセデスのボッタスがポールポジションを獲得した。



悪天候で2回のフリー走行が中止となって迎えたグランプリ2日目は土曜フリー走行でセットアップやタイヤ評価などすべての作業に取り組む必要があったことから、どのチームも精力的に周回を重ねている。60分のセッションはボッタスとハミルトンが1-2態勢を築いて締めくくり、3番手にはフェラーリのルクレールが食い込んだ。

レーシング・ポイントのストロールは体調がすぐれず、土曜フリー走行への参加を見送って休養に努めたが、予選前の診断でドライブできる状態にないと判断されたことから、急きょ、ヒュルケンベルグが代役を務めることが決まった。

気温9.3℃、路面温度18.3℃、湿度57.6%のドライコンディションで予選開始時刻を迎えると、ピットレーンがオープンすると同時にハースF1勢に続いてヒュルケンベルグがコースに入り、他のドライバーたちも順次インストレーションラップを走ってアタックラップをスタートさせていく。レーシング・ポイントのペレスだけがミディアムタイヤを履いて出陣し、それ以外は全員がソフトタイヤを選んだ。

最初のアタックラップを終えてトップに立ったのはレッドブルのフェルスタッペン。1分26秒319を刻み、2番手につけたボッタスに0.254秒のリードを築いている。ハミルトンが3番手、ルクレールにレッドブルのアルボンが続くトップ5だった。

ヒュルケンベルグは5周を走って1分29秒792のベストタイムでピットに引き上げたが、走り始めということもあり、ポジションはトップから3.473秒遅れの20番手にとどまっている。ヒュルケンベルグより上位ながらノックアウトゾーンに名を連ねたのはグロージャンとマグヌッセンのハースF1コンビ、ライコネンとジョビナッツィのアルファロメオ・レーシング勢だ。

トップ4ドライバー以外が参加したQ1終盤のアタックは路面コンディションの改善も相まって多くのドライバーがペースアップに成功し、アルファ・タウリのガスリーが5番手に上がった他、マグヌッセンも7番手タイムを刻んで一時はトップ10に食い込んでいた。

ヒュルケンベルグはラストアタックのセクター1とセクター2で自己ベストをマークしたものの、セクター3はタイヤをロックアップする場面があり、わずかなタイムロスもあって最終的には1分28秒021のタイムで20番手に終わっている。他にQ1で予選順位を確定させたのは16番手のグロージャン、ラッセルとラティフィのウィリアムズ勢、ライコネンが19番手だった。

Q1のトップタイムはフェルスタッペンが残した1分26秒319、2番手にボッタスが続き、ハミルトン、ノリス(マクラーレン)、リカルド(ルノー)がトップ5に並んでいる。

タイヤ戦略に注目の集まったQ2はミディアムタイヤを選択したメルセデス勢が先陣を切り、リカルド、フェラーリの2人もミディアムタイヤを履いてガレージを後にした。レッドブルはフェルスタッペンもアレックス・アルボンも柔らかいコンパウンドを装着しており、ライバルチームと異なる戦略を採用している。

15台が少なくとも1度のアタックを完了した時点で、ソフトタイヤで1分25秒台に入れたフェルスタッペンが今週末の最速タイムを塗り替えていたが、ミディアムのハミルトンが0.463秒差で2番手に控えていた。3番手から7番手にはソフトタイヤを履いた面々が連なり、ミディアムを履くボッタス、ルクレール、リカルド、ベッテルは8番手から11番手に並んだ。

ベッテルに次ぐ12番手にジョビナッツィ、マグヌッセンをはさんでアルファ・タウリのクビアトとガスリーがノックアウトゾーンにいたが、ベッテルからクビアトまでは0.142秒しかギャップがなく、少しのペースアップで大きくポジションが入れ替わる可能性を秘めていた。

ソフトタイヤに確実なアドバンテージがあると判明したことを受け、メルセデスはミディアムからソフトのコンパウンドに切り替えて2人のドライバーをコースに送り出す。リカルドに加えてフェラーリ勢もソフトタイヤに交換してQ3進出をかけたバトルに加わっている。

柔らかいタイヤを履いたハミルトンは1分25秒390をたたき出してトップに浮上し、2セット目のソフトタイヤを投入したフェルスタッペンが0.077秒差にピタリとつける。ボッタスは相棒に0.5秒以上遅れたものの3番手にポジションを上げ、リカルドも1分26秒フラットをマークして4番手に飛び込んだ。フェラーリ勢はルクレールが5番手タイムにペースアップした一方、ベッテルは自己ベストを更新しながらもポジションを上げられずに11番手でQ2敗退を喫している。

アルボンが6番手でQ3に進み、ノリス、ペレス、サインツ、オコンが予選トップ10入りを決めた。ベッテル以外でノックアウトされたのはガスリー、クビアト、ジョビナッツィ、マグヌッセンだ。

ポールシッターを決めるQ3はマクラーレン勢が真っ先にコースに向かい、メルセデスコンビに続いてルクレールやルノー勢が始動している。メルセデス、レッドブル、ルクレールは新しいソフトタイヤを装着したものの、マクラーレンとルノーはユーズドのソフトタイヤでQ3序盤のアタックに臨んだ。ペレスは参加せず、終盤の勝負どころにかける戦法だ。

まずはボッタスが1分25秒812を刻み、ハミルトンが0.013秒という僅差で2番手につけるが、それ以上に速くラップをまとめたのがフェルスタッペンだ。1分25秒744をたたき出してメルセデス勢をわずかに上回り、暫定ポールの位置につけてラストアタックに備えた。

9台がピットに引き上げる頃になってレーシング・ポイントガレージから姿を見せたペレスは新しいソフトタイヤで1分26秒704を記録、2分30秒ほどを残して早々にピットに戻っていく。

再びコース上にそろった他の9台は念入りにタイヤに熱を入れてアタックラップを開始。先にハミルトンがトップタイムを更新するも、直後にコントロールラインを通過したボッタスが1分25秒269を刻んでポールポジションを確実にする。フェルスタッペンも自己ベストを刻んだが、ボッタスには0.293秒届かず、ハミルトンには0.037秒差で3番手にとどまった。

4番手にはルクレールが食い込み、アルボン、リカルド、オコン、ノリス、ペレス、サインツが10番手だ。

レッドブルのフェルスタッペンがハミルトンにわずかに及ばず3番手、アルボンは5番手と良い位置につけています。
アルファ・タウリのガスリーが12番手、クビアトが13番手ですが、タイヤ選択ができる位置です。
ホンダが2021年でF1撤退してしまいますが、今日の決勝は、ホンダPU勢頑張って欲しいですね!



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