20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

ベルギーGP - 予選

2021-08-29 23:03:18 | F1レース
天候変化の激しい“スパウェザー”で知られるスパ・フランコルシャン・サーキットを舞台に28日(土)、シーズン第12戦ベルギーGP予選が行われ、悪天候によるディレイや赤旗中断を経て、レッドブルのフェルスタッペンがポールポジションを獲得した。



初日から雨予報が発令されていたものの、2回のフリー走行はスタート時こそダンプ路面だったとはいえ全体的にはドライコンディションに恵まれ、初回にボッタス(メルセデス)が、後半のセッションではレッドブルのフェルスタッペンがトップタイムを記録している。2日目を迎えたスパは朝から雨模様となり、最後のフリー走行はウエット宣言がなされた状態で進んだ。インターミディエイトタイヤでの走行が中心となり、フェルスタッペンとペレスのレッドブルコンビが1-2で締めくくっている。

予選が始まる頃も雨雲が上空から去ることはなく、悪コンディションのため開始時刻を前にディレイが宣言され、予定より12分遅れでピットレーンがオープンした。Q1がスタートした時点で気温14.1℃、路面温度18℃、湿度93.7%のウエットコンディションとなり、ほとんどがフルウエットの雨天用タイヤを装着してコースインしたが、ウィリアムズのラッセルとラティフィはインターミディエイトを選んでいる。

ただ、ラティフィはアタックラップを走行中にコースを飛び出してしまい、かなり雨水が溜まった芝生の上に乗り上げた。ウオールとの衝突は免れ、体勢を立て直してコースに復帰したラティフィはピットに戻ることなく走り続け、2分31秒台のタイムを残した後、チームメイトには3秒近く遅れたものの2分05秒019をマークして2番手に浮上している。さらにペースアップに成功したラティフィはラッセルとのタイム差を0.669秒まで縮めた。

コース全体の路面コンディションとしてはインターミディエイトタイヤの方が合っているようで、ウィリアムズ勢が1-2態勢を築く中、ウエットタイヤの面々は2分02秒068を刻むラッセルに大きく後れを取り、3番手につけたマクラーレンのノリスでさえ4.7秒遅れの状態だ。

雨のスパは1周にかかるラップタイムが2分を超えるため、18分しかないQ1ではできるだけ多くの周回を重ねてタイム改善を狙うしかないが、路面コンディションを踏まえてウィリアムズ以外の陣営もインターミディエイトタイヤに切り替えている。ウィリアムズコンビ以外で最初にインターミディエイトを投入したアルピーヌのオコンが2分03秒台を刻んで3番手に飛び込んだものの、その後はライバルたちのタイム更新が相次ぎ、残り5分を切った時点でトップには1分58秒776をマークしたノリスが立ち、0.830秒差でフェルスタッペンが2番手、2分フラットにペースを上げていたラッセルが3番手の状態だった。

各車がインターミディエイトタイヤでのアタックラップを完了した結果、16番手以下のノックアウトゾーンにはジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、角田(アルファタウリ)、シューマッハとマゼピンのハースF1勢、ライコネン(アルファロメオ・レーシング)の名前が連なっていた。Q1のラストアタックを自己ベストで走るドライバーが多く、オーダーの変動が予想されたものの、下位グループの顔ぶれに大きな変化はなく、最終的にQ1で姿を消すことになったのは16番手のジョビナッツィから順に角田、シューマッハ、ライコネン、マゼピンだ。

Q1のトップタイムはノリスが記録した1分58秒301、0.416秒差でフェルスタッペンが2番手、3番手にはノリスに0.9秒遅れのハミルトン(メルセデス)が入っている。

難しいコンディションに多くのドライバーが手こずる中、15分間で争われたQ2はQ1よりも改善されたとはいえ、コースの一部では水しぶきが上がるウエット路面が続く。15台のタイムが出そろったのはちょうど折り返し地点を迎える頃で、1分57秒235を刻んだノリスがトップの座をキープしており、0.136秒差の2番手にフェルスタッペン、アストンマーティンのベッテルが0.631秒遅れの3番手に並んでいた。

さらに路面コンディションが改善されたことでフェルスタッペンが1分56秒台に乗せてトップタイムを更新したが、ライバルのメルセデス勢は思うようにペースを上げられず、ハミルトンが11番手、ボッタスが12番手とノックアウトの危機に直面。メルセデス以外ではラティフィ、オコンとアロンソのアルピーヌ勢がノックアウトゾーンで残り2分を迎えている。

それでも、Q2終盤にはどのドライバーもペースアップを成功させており、メルセデス勢も1分56秒台を刻んでハミルトンが2番手、ボッタスが3番手に浮上してノックアウトゾーンを脱出。すでに好タイムを残していたフェルスタッペンはライバルより早くピットに引き上げて次のセッションに備えている。

Q2で予選順位を確定させたのは11番手に終わったルクレール(フェラーリ)ほか、ラティフィ、サインツ(フェラーリ)、アロンソ、ストロール(アストンマーティン)だ。フェラーリ勢はウエット路面でパフォーマンスを引き出しきれなかったようで、2人ともQ3には進めていない。

Q2もノリスがトップを維持し、1分56秒025を記録している。メルセデス勢に次ぐ4番手にガスリー(アルファタウリ)が食い込み、フェルスタッペン、ベッテル、ペレス、ラッセル、リカルド(マクラーレン)、オコンが予選トップ10入りを決めた。

また少し雨が降り始めたQ3はラッセルが先頭でコースに向かい、ノリスとガスリーがそれに続く。雨脚が強まったことを受けてノリスはウエットタイヤに切り替えたが、ガスリーとラッセルはインターミディエイトのまま出陣している。

3人に合流したベッテル、リカルド、オコンの3人はウエットタイヤを装着しており、その後にガレージを離れた面々はインターミディエイトを予定していた陣営もあったようだが、慌ててウエットタイヤに切り替える姿が見られた。

ただ、コンディションの悪化が激しく、ベッテルやノリスが赤旗を出すべきとの見解をチームに訴えていたところ、アタックラップに入ったノリスがオー・ルージュを駆け抜けてラディオンを上り始めたところ、アクアプレーニングに見舞われてウオールにぶつかった後、高速状態のまま回転しながらコースを横断。かなりの衝撃を受けたと見られ、容態が懸念されたが、クラッシュからほどなくして現場に接近したベッテルが心配してノリスの様子をうかがったところ、応答があったようで「大丈夫そう」と無線で伝えていた。マクラーレンの無線でも無事を確認するチームに対し、ノリスが「大丈夫。ごめん」と返している。

ノリスのインシデントを受けてセッションは赤旗が振られ、8分59秒で時計が止められた状態で中断、コースに出ていた他のマシンはピットへの帰還を命ぜられた。メディカルカーに乗ってパドックに戻ってきたノリスはクラッシュを喫した際の手順に則り、メディカルセンターで診察を受けている。

40分以上の中断を余儀なくされた予選Q3は日本時間23時45分に再開の時を迎え、まずはオコンがウエットタイヤを履いてコースイン。ラッセルやメルセデス勢ら他のドライバーたちも次々にガレージを出発していくが、ウエットを選択していたオコンとラッセルは一度ピットに戻ってインターミディエイトタイヤに交換している。

ハミルトンが2分01秒552をマークした後、ボッタスは2分03秒台にとどまり、フェルスタッペンは2分02秒台でハミルトンには届かず。終盤にかけて雨が上がったこともあり、路面コンディションの改善に伴って各車のペースも上がり、残り1分を切ってウィリアムズを駆るラッセルが2分フラットをたたき出して暫定ポールの座に就く。

ハミルトンが同様に自己ベストでまとめるも2分00秒099とラッセルには0.013秒届かずに2番手! しかしながら、直後にコントロールラインを通過したフェルスタッペンが1分59秒台に乗せて最速タイムを塗り替え、ポールポジションを引き寄せた。それでも、ラッセルは2番手をキープし、フロントロースタートを手に入れている。

ハミルトンが3番手となり、リカルドが4番手、ベッテル、ガスリー、ペレス、ボッタス、オコン、ノータイムながらノリスが10番手の順で予選Q3が終了した。なお、ボッタスは前戦の決勝レースで他車を巻き込むクラッシュを引き起こしたとしてスパ・フランコルシャンで5グリッド降格ペナルティを受けるため、スタート位置は13番手に後退する見込みだ。

ホンダPU勢、フェルスタッペンがポールポジションも、ガスリーが6番手、ペレスが7番手、角田はQ1敗退の17番手と厳しい状況ですが、フェルスタッペンの優勝、他全車ポイント獲得できるよう、頑張って欲しいですね!








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