モントリオールのジル・ビルヌーブサーキットで19日(現地時間)、3年ぶりとなるF1第9戦カナダGPの決勝レースが行われ、フェルスタッペン(レッドブル)がファイナルラップまで続いたバトルを制し、今季6勝目を飾った。
カナダGPはコロナ禍の影響で2年間開催が見送られ、今年3年ぶりに復活した。18日(現地時間)に行われた公式予選では雨が降り荒れた展開に。そんな中、フェルスタッペン(レッドブル)が5戦ぶり今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手はアロンソ(アルピーヌ)。2012年の第10戦ドイツGPのポールポジション以来、10年ぶりのフロントローを獲得した。
3番手はサインツ(フェラーリ)、4番手はハミルトン(メルセデス)。ここまで4戦連続ポールポジションを獲得していたルクレール(フェラーリ)は、パワーユニット交換のためグリッド降格が決まっていたためQ2でアタックせず15位となり、グリッド降格で19番手からのスターとなった。
決勝レースは70周。スタートでは大きな順位変動がなかったが、3周目にサインツがアロンソを抜いて2位に浮上し、トップのフェルスタッペンを追った。8周目にペレス(レッドブル)がスローダウン。コースサイドにマシンを止めてリタイヤした。これでVSC(バーチャルセフティーカー=全車一定の速度で走行)が導入され、トップのフェルスタッペン、4位のハミルトンがピットインしてタイヤをミディアムからハードに交換。それぞれ3位、6位でコースに復帰した。
ハミルトンはすぐにオコン(アルピーヌ)を抜いて5位に浮上。これでトッ5はサインツ、アロンソ、フェルスタッペン、ラッセル(メルセデス)、ハミルトンのオーダーとなった。そのままレースは進み20周目、2度目のVSCが導入され、ここでトップのサインツと4位のラッセルがピットイン。それぞれ3位、5位でコースに復帰した。
サインツはすぐにアロンソを抜いて2位に浮上。改めてトップのフェルスタッペンを追う展開となった。約10秒あった差は徐々に縮まり、43周目には約6秒に。ペースを保てなくなったフェルスタッペンは44周目にピットイン。タイヤを新品のハードに替えてコースに復帰した。
これで3位に落ちたフェルスタッペンだったが、2位を走行していたハミルトンが翌周にピットインし、フェルスタッペンはサインツの後方約10秒の位置からトップ復帰を狙う展開となった。
49周目、ピットアウトした角田(アルファタウリ)がコースインの際にオーバーランしてウォールにヒット。これでセフティーカーが導入された。このタイミングでサインツがピットイン。フェルスタッペンの前でのコース復帰を狙ったが、ファステストラップを刻みながらサインツとの差を詰めてきていたフェルスタッペンは余裕を持ってトップに復帰した。
リスタートは55周目で残りは15周。トップのフェルスタッペンに対し、フレッシュなタイヤを履くサインツとハミルトンが迫り、三つ巴の優勝争いとなった。しかしフェルスタッペンは渾身の走りで逃げ、それにハミルトンは付いて行けない。終盤はフェルスタッペンとサインツの一騎打ちに。サインツは何度もトップを狙い、2人は激しいバトルを繰り広げた。しかし最終的に抜くには至らずそのままチェッカーフラッグが振られた。
フェルスタッペンはポールトゥウィンで今季6度目の優勝。タイトル争いも2位のペレス、3位のルクレールに大きな差をつけた。
サインツは自身初優勝がかかっていたが惜しくも2位。苦戦していたハミルトンが今季2度目の3位表彰台を獲得した。
4位はラッセル。そして19番手スタートのルクレールが5位でフィニッシュした。
次戦、F1第10戦はイギリスGP。72年前、初めてF1が開催された伝統のシルバーストン・サーキットを舞台に7月1日から3日の日程で開催される。
カナダGPはコロナ禍の影響で2年間開催が見送られ、今年3年ぶりに復活した。18日(現地時間)に行われた公式予選では雨が降り荒れた展開に。そんな中、フェルスタッペン(レッドブル)が5戦ぶり今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手はアロンソ(アルピーヌ)。2012年の第10戦ドイツGPのポールポジション以来、10年ぶりのフロントローを獲得した。
3番手はサインツ(フェラーリ)、4番手はハミルトン(メルセデス)。ここまで4戦連続ポールポジションを獲得していたルクレール(フェラーリ)は、パワーユニット交換のためグリッド降格が決まっていたためQ2でアタックせず15位となり、グリッド降格で19番手からのスターとなった。
決勝レースは70周。スタートでは大きな順位変動がなかったが、3周目にサインツがアロンソを抜いて2位に浮上し、トップのフェルスタッペンを追った。8周目にペレス(レッドブル)がスローダウン。コースサイドにマシンを止めてリタイヤした。これでVSC(バーチャルセフティーカー=全車一定の速度で走行)が導入され、トップのフェルスタッペン、4位のハミルトンがピットインしてタイヤをミディアムからハードに交換。それぞれ3位、6位でコースに復帰した。
ハミルトンはすぐにオコン(アルピーヌ)を抜いて5位に浮上。これでトッ5はサインツ、アロンソ、フェルスタッペン、ラッセル(メルセデス)、ハミルトンのオーダーとなった。そのままレースは進み20周目、2度目のVSCが導入され、ここでトップのサインツと4位のラッセルがピットイン。それぞれ3位、5位でコースに復帰した。
サインツはすぐにアロンソを抜いて2位に浮上。改めてトップのフェルスタッペンを追う展開となった。約10秒あった差は徐々に縮まり、43周目には約6秒に。ペースを保てなくなったフェルスタッペンは44周目にピットイン。タイヤを新品のハードに替えてコースに復帰した。
これで3位に落ちたフェルスタッペンだったが、2位を走行していたハミルトンが翌周にピットインし、フェルスタッペンはサインツの後方約10秒の位置からトップ復帰を狙う展開となった。
49周目、ピットアウトした角田(アルファタウリ)がコースインの際にオーバーランしてウォールにヒット。これでセフティーカーが導入された。このタイミングでサインツがピットイン。フェルスタッペンの前でのコース復帰を狙ったが、ファステストラップを刻みながらサインツとの差を詰めてきていたフェルスタッペンは余裕を持ってトップに復帰した。
リスタートは55周目で残りは15周。トップのフェルスタッペンに対し、フレッシュなタイヤを履くサインツとハミルトンが迫り、三つ巴の優勝争いとなった。しかしフェルスタッペンは渾身の走りで逃げ、それにハミルトンは付いて行けない。終盤はフェルスタッペンとサインツの一騎打ちに。サインツは何度もトップを狙い、2人は激しいバトルを繰り広げた。しかし最終的に抜くには至らずそのままチェッカーフラッグが振られた。
フェルスタッペンはポールトゥウィンで今季6度目の優勝。タイトル争いも2位のペレス、3位のルクレールに大きな差をつけた。
サインツは自身初優勝がかかっていたが惜しくも2位。苦戦していたハミルトンが今季2度目の3位表彰台を獲得した。
4位はラッセル。そして19番手スタートのルクレールが5位でフィニッシュした。
次戦、F1第10戦はイギリスGP。72年前、初めてF1が開催された伝統のシルバーストン・サーキットを舞台に7月1日から3日の日程で開催される。