テキサス州オースティン近郊にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで現地時間23日、F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、フェルスタッペン(レッドブル)が今季13勝目を挙げた。
第18戦日本GPでフェルスタッペン(レッドブル)がドライバーズチャンピオンを獲得。コンストラクターズチャンピオンは決定しないまま、F1は海を超えアメリカ大陸に渡った。ここからアメリカGP、メキシコGP、サンパウロGP(ブラジル)とアメリカ大陸で3連戦ののち、アブダビGPで今シーズンの幕を閉じる。
決勝レースの前日に行われた予選では、サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得。ルクレール(フェラーリ)が2番手に付け、フェラーリ勢が1-2を獲得した。フェルスタッペンは3番手、ペレス(レッドブル)が4番手とレッドブルの2人がフェラーリに続き、5番手にハミルトン(メルセデス)、6番手にラッセル(メルセデス)と、3チームがそれぞれ並ぶ結果となった。
しかしルクレールはパワーユニットの交換で10グリッドダウンのペナルティ。決勝レースは11番グリッドからスタートする。
決勝レースは56周。ルクレールのグリッドダウンでフロントロースタートとなったフェルスタッペンは、決勝レーススタート直後に一気にサインツを抜いてトップに浮上してきた。抜かれたサインツは抜き返そうと進路を変更したが、そこにラッセルが突っ込みサインツはスピン。レースには復帰したものの、ピットに入り2戦連続のリタイヤとなった。
トップに立ったフェルスタッペンの背後にはハミルトンが迫ったが周回ごとにその差は広がり、10周目には3.5秒の差となっていた。ハミルトンは逆転を狙い12周目にピットインしてタイヤをミディアムからハードに変更。翌周フェルスタッペンがピットインを行い、同じくミディアムからハードにタイヤを変更した。このピットインでハミルトンは一時7位まで後退したが、フェルスタッペンは2位でコースに復帰。2人の明暗は大きく別れた。
18周目、ストップした車両を排除するためセフティーカーが導入された。このタイミングでタイヤ交換を行っていなかったマシンが一気にピットイン。これでハミルトンはフェルスタッペンの真後ろに戻ることができた。
この時点でトップ6はフェルスタッペン、ハミルトン、ペレス、ルクレール、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)の順。ルクレールは11番グリッドから4位まで上がっていた。
リスタートは22周目。しかしその直後にアロンソ(アルピーヌ)がストロール(アストンマーチン)のマシンに乗り上げ宙を舞った。衝撃的なシーンだったがアロンソはそのまま走行。逆にストロールのマシンは損傷が激しくリタイヤとなった。
このアクシデントで再びセフティーカーが導入され、26周目にレースが再開した。ハミルトンは35周目、フェルスタッペンは36周目に2度目のタイヤ交換を実施。ここでフェルスタッペンは作業時間が大幅にかかってしまい、ハミルトンのみならず、ルクレールにも抜かれてしまった。39周目にはルクレールを抜き返したが、ハミルトンまでは4秒以上の差がある。この差を埋めるべく、フェルスタッペンは渾身の走りで前を追った。
ハミルトンの今季初優勝の期待がかかる中、フェルスタッペンは44周目には3秒差に、46周目には2秒差まで詰めてきた。そして49周目には1秒以内となり、50周目、ついにフェルスタッペンはハミルトンを抜き去り再びトップに躍り出た。
フェルスタッペンはそのまま優勝。2004年にシューマッハが、2013年にベッテルが記録したシーズン最多勝利「13勝」に並んだ。またこれでレッドブルのコンストラクターズチャンピオンが決定。ベッテルとウェバーのコンビだった2013年以来、9年ぶりのタイトル獲得となった。
なんとか今季初優勝を狙ったハミルトンは結局2位でチェッカー。そして3位にはルクレールが入った。以下ペレス、ラッセル、ノリス(マクラーレン)と続き、宙を舞ったアロンソが7位でチェッカーを受けた。
角田裕毅(アルファタウリ)はパワーユニット交換で19番グリッドからのスターとなったが、1周で14位まで上がり、セフティーカー後は一時8位まで順位を上げた。2度目のタイヤ交換のタイミングで13位まで後退したが、何度も素晴らしいオーバーテイクをみせ、最終的に10位入賞を果たした。
次戦、F1第20戦メキシコGPは10月28日から30日(現地時間)の日程で開催される。
※アロンソのマシンのバックミラーが脱落したこと、またバックミラーが片方ない状態でレースを続けたことに対しレース後に審議され、アロンソに対し30秒のタイム加算ペナルティが与えられた。その結果アロンソは15位となり、角田を含めた8位から15位までの順位がひとつ繰り上げとなった。
残り3戦、角田には全戦入賞を目指して頑張って欲しいですね!
こんなキッチンカー作りました。
興味のある方はこちらに↓
第18戦日本GPでフェルスタッペン(レッドブル)がドライバーズチャンピオンを獲得。コンストラクターズチャンピオンは決定しないまま、F1は海を超えアメリカ大陸に渡った。ここからアメリカGP、メキシコGP、サンパウロGP(ブラジル)とアメリカ大陸で3連戦ののち、アブダビGPで今シーズンの幕を閉じる。
決勝レースの前日に行われた予選では、サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得。ルクレール(フェラーリ)が2番手に付け、フェラーリ勢が1-2を獲得した。フェルスタッペンは3番手、ペレス(レッドブル)が4番手とレッドブルの2人がフェラーリに続き、5番手にハミルトン(メルセデス)、6番手にラッセル(メルセデス)と、3チームがそれぞれ並ぶ結果となった。
しかしルクレールはパワーユニットの交換で10グリッドダウンのペナルティ。決勝レースは11番グリッドからスタートする。
決勝レースは56周。ルクレールのグリッドダウンでフロントロースタートとなったフェルスタッペンは、決勝レーススタート直後に一気にサインツを抜いてトップに浮上してきた。抜かれたサインツは抜き返そうと進路を変更したが、そこにラッセルが突っ込みサインツはスピン。レースには復帰したものの、ピットに入り2戦連続のリタイヤとなった。
トップに立ったフェルスタッペンの背後にはハミルトンが迫ったが周回ごとにその差は広がり、10周目には3.5秒の差となっていた。ハミルトンは逆転を狙い12周目にピットインしてタイヤをミディアムからハードに変更。翌周フェルスタッペンがピットインを行い、同じくミディアムからハードにタイヤを変更した。このピットインでハミルトンは一時7位まで後退したが、フェルスタッペンは2位でコースに復帰。2人の明暗は大きく別れた。
18周目、ストップした車両を排除するためセフティーカーが導入された。このタイミングでタイヤ交換を行っていなかったマシンが一気にピットイン。これでハミルトンはフェルスタッペンの真後ろに戻ることができた。
この時点でトップ6はフェルスタッペン、ハミルトン、ペレス、ルクレール、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)の順。ルクレールは11番グリッドから4位まで上がっていた。
リスタートは22周目。しかしその直後にアロンソ(アルピーヌ)がストロール(アストンマーチン)のマシンに乗り上げ宙を舞った。衝撃的なシーンだったがアロンソはそのまま走行。逆にストロールのマシンは損傷が激しくリタイヤとなった。
このアクシデントで再びセフティーカーが導入され、26周目にレースが再開した。ハミルトンは35周目、フェルスタッペンは36周目に2度目のタイヤ交換を実施。ここでフェルスタッペンは作業時間が大幅にかかってしまい、ハミルトンのみならず、ルクレールにも抜かれてしまった。39周目にはルクレールを抜き返したが、ハミルトンまでは4秒以上の差がある。この差を埋めるべく、フェルスタッペンは渾身の走りで前を追った。
ハミルトンの今季初優勝の期待がかかる中、フェルスタッペンは44周目には3秒差に、46周目には2秒差まで詰めてきた。そして49周目には1秒以内となり、50周目、ついにフェルスタッペンはハミルトンを抜き去り再びトップに躍り出た。
フェルスタッペンはそのまま優勝。2004年にシューマッハが、2013年にベッテルが記録したシーズン最多勝利「13勝」に並んだ。またこれでレッドブルのコンストラクターズチャンピオンが決定。ベッテルとウェバーのコンビだった2013年以来、9年ぶりのタイトル獲得となった。
なんとか今季初優勝を狙ったハミルトンは結局2位でチェッカー。そして3位にはルクレールが入った。以下ペレス、ラッセル、ノリス(マクラーレン)と続き、宙を舞ったアロンソが7位でチェッカーを受けた。
角田裕毅(アルファタウリ)はパワーユニット交換で19番グリッドからのスターとなったが、1周で14位まで上がり、セフティーカー後は一時8位まで順位を上げた。2度目のタイヤ交換のタイミングで13位まで後退したが、何度も素晴らしいオーバーテイクをみせ、最終的に10位入賞を果たした。
次戦、F1第20戦メキシコGPは10月28日から30日(現地時間)の日程で開催される。
※アロンソのマシンのバックミラーが脱落したこと、またバックミラーが片方ない状態でレースを続けたことに対しレース後に審議され、アロンソに対し30秒のタイム加算ペナルティが与えられた。その結果アロンソは15位となり、角田を含めた8位から15位までの順位がひとつ繰り上げとなった。
残り3戦、角田には全戦入賞を目指して頑張って欲しいですね!
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