アラブ首長国連邦アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで20日、今シーズンの最終戦となる第22戦アブダビGPの決勝レースが行われ、フェルスタッペン(レッドブル)がポールトゥウィンで今季15勝目を記録。ルクレール(フェラーリ)が2位に入りランキング2位でシーズンを終えた。
22戦の2022年シーズンも最終戦を迎えた。タイトル争いはすでにフェルスタッペン(レッドブル)がチャンピオンを決めているが、2位争いは大接戦。ルクレール(フェラーリ)とペレス(レッドブル)が290の同ポイントで最終戦に挑んだ。
前日に行われた予選ではフェルスタッペンがポールポジションを獲得。ペレスが2番手となりレッドブルがフロントローを独占した。2-3番手はルクレールとサインツ(フェラーリ)のフェラーリコンビ。4-5番手はハミルトン(メルセデス)とラッセル(メルセデス)のメルセデスコンビが並んだ。
決勝レースは58周。フェルスタッペンはスタートを決めトップを維持し、ペレスもそれに続いた。後方ではハミルトンがサインツを抜いて4位に浮上。そしてハミルトンは前を走るルクレールを狙ったが、4位奪還を狙うサインツがハミルトンと並んでコーナーに入ってきた。行き場を失ったハミルトンはコースアウト。4位は守ったものの、コースアウトでアドバンテージを得たとの判定で、のちに自主的にサインツを先行させた。しかしハミルトンは直後にサインツを抜いて4位に。これで上位はフェルスタッペン、ペレス、ルクレール、ハミルトン、サインツ、ラッセルの順になった。
ランキング2位を争うペレスとルクレールは、ポイント獲得圏内となる10位以上の場合は、前でフィニッシュしたほうがランキング2位となる。ペレスは直接の対決相手となるルクレールを徐々に引き離していったが、10周を過ぎた辺りから両者のラップタイムが逆転。15周目には差が1秒を切ってきた。ペレスは16周目に1度目のピットインを行い、タイヤをミディアムからハードに交換した。上位はその後次々とタイヤ交換を行ったが、ルクレールはそのまま走行。22周目にやっと一度目のタイヤ交換を行った。
この時点でフェルスタッペンがトップをキープ。ペレスも2位をキープし、早目のタイヤ交換でペースを上げたため3位ルクレールに約7秒の差をつけていた。しかしルクレールはペレスより6周若いタイヤで徐々に差を詰め33周目には約1秒差となったが、この周終わりにペレスが2度目のタイヤ交換のためピットに向かった。ピットから出た時点で2位ルクレールと6位に落ちたペレスとの差は約25秒。しかし1周1秒程度速いペースでペレスは前を追った。
3位サインツと4位ラッセルはその後2度目のタイヤ交換を行いペレスの後ろに。46周目にペレスはハミルトンを抜いて3位に浮上してきた。その時点で2位ルクレールとの差は約9秒。レースは残り12周となり、ここまで2度目のタイヤ交換を行わなかったルクレールはワンストップ作戦がほぼ確定している。つまりペレスはこの9秒の差を残り12周で逆転しないとランキング2位が獲得できない状況だ。
47周目は8.7秒差、48周目は8.1秒、49周目は7.3秒、50周目は6.8秒とその差は徐々に詰まってくる。周回遅れを抜くのに手間取り差が縮まらない場面もあったが、54周目には3.7秒差まで来た。残り4周、ルクレールも一度失ったペースを取り戻し、ペレスより12周余分に走っているタイヤで自己ベストタイムを記録しながら逃げた。
ファイナルタップ、二人の差は1.9秒。1ラップでこの差を逆転することはできず、ルクレールが逃げ切ってペレスの前でフィニッシュし、見事ランキング2位を獲得した。
優勝したのはフェルスタッペン。スタート直後からチャンピオンの風格を見せつける堂々の走りでポールトゥウィンを飾り、前人未到の年間15勝目を記録して2022年シーズンを終えた。
2位はルクレール、3位はペレス。以下サインツ、ラッセルと続き、今季初優勝を狙ったハミルトンは終盤トラブルが発生し、完走扱いとはなったもののチェッカーフラッグを受けることができなかった。
過去4度のチャンピオン、ベッテル(アストンマーチン)は、今回が引退レース。ファンや関係者、そしてドライバーらからも祝福を受けて決勝レースに望んだ。1ストップ作戦で厳しいレースとなったが、見事10位入賞で最後のレースを締めくくった。
昨年は表彰台まであと一歩の4位でフィニッシュした角田裕毅(アルファタウリ)は、11番グリッドスタートから2ストップ作戦で数々のオーバーテイクを決めたが、最終的にスタート順位と同じ11位でフィニッシュした。
2022年シーズン、とうとうハミルトンは今季優勝は出来ませんでした。かたやフェルスタッペンは年間のレース数が多いものの全人未踏の15勝を挙げチャンピオンの風格が出てきました。
来シーズンは、メルセデスとフェラーリのリベンジを期待し、面白いシーズンになって欲しいですね!
キッチンカーに興味のある方はこちら↓
22戦の2022年シーズンも最終戦を迎えた。タイトル争いはすでにフェルスタッペン(レッドブル)がチャンピオンを決めているが、2位争いは大接戦。ルクレール(フェラーリ)とペレス(レッドブル)が290の同ポイントで最終戦に挑んだ。
前日に行われた予選ではフェルスタッペンがポールポジションを獲得。ペレスが2番手となりレッドブルがフロントローを独占した。2-3番手はルクレールとサインツ(フェラーリ)のフェラーリコンビ。4-5番手はハミルトン(メルセデス)とラッセル(メルセデス)のメルセデスコンビが並んだ。
決勝レースは58周。フェルスタッペンはスタートを決めトップを維持し、ペレスもそれに続いた。後方ではハミルトンがサインツを抜いて4位に浮上。そしてハミルトンは前を走るルクレールを狙ったが、4位奪還を狙うサインツがハミルトンと並んでコーナーに入ってきた。行き場を失ったハミルトンはコースアウト。4位は守ったものの、コースアウトでアドバンテージを得たとの判定で、のちに自主的にサインツを先行させた。しかしハミルトンは直後にサインツを抜いて4位に。これで上位はフェルスタッペン、ペレス、ルクレール、ハミルトン、サインツ、ラッセルの順になった。
ランキング2位を争うペレスとルクレールは、ポイント獲得圏内となる10位以上の場合は、前でフィニッシュしたほうがランキング2位となる。ペレスは直接の対決相手となるルクレールを徐々に引き離していったが、10周を過ぎた辺りから両者のラップタイムが逆転。15周目には差が1秒を切ってきた。ペレスは16周目に1度目のピットインを行い、タイヤをミディアムからハードに交換した。上位はその後次々とタイヤ交換を行ったが、ルクレールはそのまま走行。22周目にやっと一度目のタイヤ交換を行った。
この時点でフェルスタッペンがトップをキープ。ペレスも2位をキープし、早目のタイヤ交換でペースを上げたため3位ルクレールに約7秒の差をつけていた。しかしルクレールはペレスより6周若いタイヤで徐々に差を詰め33周目には約1秒差となったが、この周終わりにペレスが2度目のタイヤ交換のためピットに向かった。ピットから出た時点で2位ルクレールと6位に落ちたペレスとの差は約25秒。しかし1周1秒程度速いペースでペレスは前を追った。
3位サインツと4位ラッセルはその後2度目のタイヤ交換を行いペレスの後ろに。46周目にペレスはハミルトンを抜いて3位に浮上してきた。その時点で2位ルクレールとの差は約9秒。レースは残り12周となり、ここまで2度目のタイヤ交換を行わなかったルクレールはワンストップ作戦がほぼ確定している。つまりペレスはこの9秒の差を残り12周で逆転しないとランキング2位が獲得できない状況だ。
47周目は8.7秒差、48周目は8.1秒、49周目は7.3秒、50周目は6.8秒とその差は徐々に詰まってくる。周回遅れを抜くのに手間取り差が縮まらない場面もあったが、54周目には3.7秒差まで来た。残り4周、ルクレールも一度失ったペースを取り戻し、ペレスより12周余分に走っているタイヤで自己ベストタイムを記録しながら逃げた。
ファイナルタップ、二人の差は1.9秒。1ラップでこの差を逆転することはできず、ルクレールが逃げ切ってペレスの前でフィニッシュし、見事ランキング2位を獲得した。
優勝したのはフェルスタッペン。スタート直後からチャンピオンの風格を見せつける堂々の走りでポールトゥウィンを飾り、前人未到の年間15勝目を記録して2022年シーズンを終えた。
2位はルクレール、3位はペレス。以下サインツ、ラッセルと続き、今季初優勝を狙ったハミルトンは終盤トラブルが発生し、完走扱いとはなったもののチェッカーフラッグを受けることができなかった。
過去4度のチャンピオン、ベッテル(アストンマーチン)は、今回が引退レース。ファンや関係者、そしてドライバーらからも祝福を受けて決勝レースに望んだ。1ストップ作戦で厳しいレースとなったが、見事10位入賞で最後のレースを締めくくった。
昨年は表彰台まであと一歩の4位でフィニッシュした角田裕毅(アルファタウリ)は、11番グリッドスタートから2ストップ作戦で数々のオーバーテイクを決めたが、最終的にスタート順位と同じ11位でフィニッシュした。
2022年シーズン、とうとうハミルトンは今季優勝は出来ませんでした。かたやフェルスタッペンは年間のレース数が多いものの全人未踏の15勝を挙げチャンピオンの風格が出てきました。
来シーズンは、メルセデスとフェラーリのリベンジを期待し、面白いシーズンになって欲しいですね!
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