20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

香港 太古 銀座梅林 ③

2019-11-10 14:59:51 | グルメ
香港・珠海・マカオ大橋を経由して香港市内へ、






久しぶり(2年3か月ぶり)の銀座梅林、限定メニューのとんかつを食べてきました。



熊本りんどうポークは、「美味しく、健康増進効果あり、(血糖値の低下、体脂肪を分解・燃焼、秘湯回復、老化防止)」ということで、少しお高い(HKD188;約2,600円)ですが、健康のため選びました。
一昨日、体調を少し崩していましたが、食後は元気もりもり体調は戻った感じです。




今日の珠海三灶-137

2019-11-10 09:33:19 | 珠海
今日の珠海三灶(Sanzao)は晴れ。
午前7時現在、日の出はさらに南に低くなってきています。
今日の日の出は6時35分。



気温は22℃、気持ちの良い朝です。
最高気温は26℃、湿度は82%。

PM2.5指数は、87-162のイエローゾーンからレッドゾーン。
前回より少しは良い数値です。



USGP-決勝

2019-11-04 19:06:23 | F1レース
3日(日)、テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を舞台に2019年FIA F1世界選手権第19戦US GP決勝レースが開催され、メルセデスのボッタスが優勝するも、ハミルトンが2位に入って6度目のドライバーズ選手権制覇を達成した。



メルセデス、フェラーリ、レッドブルの上位3チームが100分の数秒を争う大激闘を繰り広げた予選ではボッタスがポールポジションを手に入れ、フェラーリを駆るベッテルが2番手、レッドブルのフェルスタッペンが3番手に並び、ルクレール(フェラーリ)とハミルトン(メルセデス)を含むトップ5のドライバーが予選Q2を突破したミディアムタイヤでスタートに臨んでいる。

ピレリはオースティンにC2からC4のドライタイヤを用意しており、レースではミディアムもしくはハードのいずれか1セットを使用することが義務付けられた。タイヤ選択が自由な11番手以降のドライバーは多くがハードもしくはミディアムをスタートタイヤに選んだが、17番グリッドのライコネン(アルファロメオ・レーシング)は新品のソフトタイヤを履いている。

スタート直後の上り坂が特徴的なサーキット・オブ・ジ・アメリカズは反時計回りの全長5.513kmを誇り、56周で争われた決勝レースはすっきりとした秋晴れに恵まれ、気温21.1℃、路面温度28.8℃、湿度24%のドライコンディションでスタート時刻を迎える。

シグナル消灯と同時にポールからボッタスが好発進を決め、その後方ではベッテルとフェルスタッペンがホイール・トゥ・ホイールの状態でターン1に突入、前を取ったのはフェルスタッペンだ。ベッテルはペースが上がらないようでハミルトンにかわされ、さらにはルクレールにも追い抜かれて5番手に後退している。ポジションを取り戻そうとしたベッテルだったが、ルクレールが前をキープした上、マクラーレンのノリスとルノーのリカルドにまでオーバーテイクを許してしまった。ルクレールとのバトルで接触したようにも見えたが、ベッテルが無線で報告したところによれば「接触はしていない」ものの、「何かがおかしい」と訴えている。

また、スタート直後のターン1ではレッドブルのアルボンとサインツ(マクラーレン)が交錯しており、2人とも大きなダメージはなかったようだが、アルボンは緊急ピットインしてタイヤをミディアムに履き替えた。この一件はスチュワードの審議対象となるも、おとがめなしの裁定が下っている。リプレー映像を見ると、ルクレールとサインツの間でサンドイッチ状態だったアルボンは行き場がなく、アウト側にいたサインツがひこうとしたものの、縁石に乗り上げてこちらも成すすべがなかったように思われた。

ボッタス、フェルスタッペン、ハミルトンの3人は2秒弱の間隔をキープして周回を重ね、ハミルトンから5秒遅れの位置にいたルクレールはトップ3よりも1秒近くペースが遅かった。6周目にはチームから「プランBでいく」との連絡が入り、「ただし、前のハミルトンとのギャップを縮める必要がある」と発破をかけられている。しかしながら、ギャップは縮まるどころか広がり続け、ベッテル同様にルクレールもペースアップに苦しんでいる様子だった。

ルクレールの4秒後方に陣取っていたノリスはリカルドとベッテルからプレッシャーを受けながらの戦いを強いられ、ペースは後ろの2人の方が良かったものの、接近戦のさなか、ターン8でコースをわずかに飛び出したベッテルが縁石に乗り上げてマシンを弾ませてしまい、右リアサスペンションにダメージを受ける。なんとかコースに戻ったベッテルだったが、続投は難しく、コース脇にマシンを止めてコックピットを離れた。ベッテル脱落からほどなくして、リカルドがノリスのオーバーテイクを成功させて5番手に浮上している。

1分43秒台までラップタイムが落ちていたノリスから3.4秒差の位置につけていたトロ・ロッソのガスリーはサインツ(マクラーレン)とポジションを争っており、2人の4秒後方にはソフトタイヤで17番手からスタートしたライコネンが9番手まで上がってきていた。

10周を過ぎた頃からフェルスタッペンがペースに苦しみ始め、2秒近くあったハミルトンとのギャップが1秒未満に縮まる。勝負どころと見たハミルトンは自己ベストを刻んで攻撃のチャンスを待っていたが、フェルスタッペンのタイヤの状態を踏まえてレッドブルがすぐに動き、ピットに呼び入れてハードタイヤに交換している。フェルスタッペンは3番手に上がったルクレールの後方6秒の位置で隊列に復帰した。

レッドブルとフェルスタッペンのピットストップを受けて次のラップにはメルセデスも対応に出る。ボッタスをピットインさせ、新品のハードタイヤを履かせてコースに送り出した。フェルスタッペンのタイヤセットはフリー走行で皮むきを終えたユーズドとはいえ、走行距離は1周の違いだ。

フェルスタッペンの前でコース復帰したボッタスはすぐにルクレールを料理して2番手に浮上。ファステストを更新していたフェルスタッペンもルクレールをとらえてポジションを上げている。16周目に入った時点で先頭のハミルトンは第1スティントを継続しており、ボッタスまでのギャップは13秒、ボッタスとフェルスタッペンの間には3秒弱の間隔だった。

ハミルトンの動きに注目が集まる中、メルセデスは無線で「他の人たちは2ストップのようだ。われわれはオリジナルプランで行く」とハミルトンに連絡。つまりは1ストップ戦略を実行するとのメッセージだ。ハミルトンが1分41秒前半のペースだったのに対し、ボッタスは1分38秒台に入れつつ、フェルスタッペンも1分39秒台を刻んでハミルトンに接近していった。

ソフトタイヤでスタートしたドライバーたちがピットに向かい始めたのは先頭集団が19周目に入る頃。サインツとライコネンが同時ピットインでハードタイヤに履き替えると、中団グループに位置する他のドライバーたちもピットストップを完了していく。ルクレールもその流れに乗ってタイヤ交換を終えている。

ソフトスタートだった中で最も遅くピットに向かったのはリカルドだ。前戦メキシコGPでも超ロングスティントを走って入賞しているリカルドは21周を走ってピットインし、ハードタイヤを履いて7番手の位置でコース復帰した。アンダーカットを狙ったノリスが懸命にプッシュしていたが、リカルドが前のポジションを死守している。リカルドはミディアムタイヤで第1スティント中のペレスをオーバーテイクして6番手に上がり、ノリスもペレスに対する追い抜きを成功させた。

その頃、メルセデスのピットに動きが見られ、クルーがタイヤを用意して待機していたが、ハミルトンはステイアウトを選んでピットには入ってこなかった。そのラップでボッタスがハミルトンに追いつき、戦略が異なることから争うことなくハミルトンがチームメイトにポジションを譲っている。ハミルトンはそのままピットに向かい、ハードタイヤに履き替えて3番手で隊列に加わった。

28周の第1スティントを走ったヒュルケンベルグが最後にタイヤ交換を済ませ、ハードからミディアムに履き替えている。全車が少なくとも1回のピットストップを完了し、先頭はボッタス、フェルスタッペン、ハミルトン、ルクレール、リカルド、ノリス、サインツ、アルボン、ガスリー、ライコネンが入賞圏内につけていた。2セット目のミディアムを投入したアルボンはコース上でサインツを料理して7番手に上がり、マクラーレンよりも1秒近く速いペースで前方のノリスを追いかける。

ボッタスはフェルスタッペンに7.5秒のリードを築き、フェルスタッペンもハミルトンに8秒近いギャップを有していたが、フェルスタッペンは35周目に入る手前で2回目のピットストップに向かい、新しいミディアムタイヤを装着してハミルトンの15秒後方、ルクレールより13秒ほど前の3番手でコースに戻った。1周遅れてボッタスも2度目のタイヤ交換を完了、ハードからこちらも新しいミディアムに履き替えている。

再びラップリーダーに躍り出たハミルトンのリードは9.8秒、ボッタスとフェルスタッペンの間には4.5秒のギャップがあった。ハミルトンが残る20周を走り切り、1ストップ戦略を実現させられればポジションを維持したままチェッカーフラッグを受けられる状態とはいえ、ラップあたり1秒速いと言われるミディアムを履くボッタスとフェルスタッペンの脅威を警戒する必要があった。

その見立て通り、フレッシュタイヤを得たボッタスは1分36秒台のファステストラップを記録してハミルトンに接近、わずか2周で2人のギャップは5.4秒に縮まっている。ボッタスは周回遅れのマシンにも対応しながら少しずつハミルトンとのタイム差を削っていった。ハミルトンの無線ではもう一度タイヤを交換して3位争いに転じることも可能だと伝えられたが、ハミルトンはステイアウトを選んでいる。

また、ソフトタイヤのニューセットを持つ陣営は43周目から44周目にかけてドライバーをピットに呼び入れ、ライコネンやヒュルケンベルグ、トロ・ロッソのダニール・クビアトらがフレッシュタイヤに履き替えている。ピットインしたことでポイント圏外に脱落したものの、接近戦を展開していたライコネンとヒュルケンベルグは数コーナーにわたってサイド・バイ・サイドを続けた後、ヒュルケンベルグが11番手に上がるも、ライコネンはヒュルケンベルグがコース外を走ることでアドバンテージを得ていたと報告。結局、ヒュルケンベルグはポジションを戻すようルノーから指示されて12番手に下がっている。

新品のソフトを1セット残していたフェラーリもルクレールに柔らかいコンパウンドを与え、1分36秒169を刻んでファステストラップを更新したが、トップ3ドライバーとのギャップは55秒以上あり、ほぼ単独での走行が続いた。

50周目に入るとボッタスがハミルトンのDRSゾーンに突入し、周回数の少ないタイヤを生かしてプレッシャーをかける。チームはすでにコンストラクターズタイトルを手中に収めているため、2人の競争を許しているようで、ボッタスの容赦ない猛追がハミルトンに襲いかかった。一度はハミルトンが防御を成功させるも、ストレートでトウを得たボッタスがサイド・バイ・サイドに持ち込み、ついにリードを奪い返す。接近戦に集中していたメルセデス勢の後方にはフェルスタッペンも迫ってきており、5秒以上あったギャップは半分に減り、ハミルトンは残り5周にわたってフェルスタッペンのプレッシャーを受けることになった。

残り3周を切ってペースを上げたフェルスタッペンはハミルトンより1.5秒ほど速いラップタイムで猛チャージをかけ、55周目にはDRSゾーンに入る。ただ、ターン12でハースF1のケビン・マグヌッセンがグラベルに直進してしまい、黄旗が振られていたため、この区間のオーバーテイクは認められない。

ファイナルラップを迎えてコンマ数秒差に近づいたフェルスタッペンはセクター2の黄旗区間を抜けて接近を試みたが、十分な距離には持ち込めず。一足先にトップチェッカーを受けたボッタスに続き、ハミルトンが2位、フェルスタッペンが3位でゴールした。フェルスタッペンと0.854秒差で2位表彰台に上ったハミルトンがオースティンの地で6度目のF1世界王者に輝いている。

4位にルクレール、アルボンが5位に入り、リカルド、ノリス、サインツ、ヒュルケンベルグ、ペレスが10位でポイントを獲得している。チェッカーを受けた順番はクビアトが先だったが、ファイナルラップでペレスにマシンをぶつけており、5秒のタイムペナルティが科された結果、12位に降格した。終盤まで10番手を走っていたガスリーは先頭集団がファイナルラップに入ったタイミングでピットインし、そのままマシンを止めている。無線では「何かが壊れた」と伝えており、トラブルに見舞われたようだ。ガスリーは16位完走扱いとなった。

ホンダPU勢は、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが3位表彰台、アルボンが5位と頑張りましたが、トロ・ロッソ・ホンダのクビアトはペレスとのインシデントで10位入賞も5秒のぺナルティで12位降格、ガスリーもポイント圏内を走ってのですが、ぺレスとの接触でリタイア、16位完走扱いとなり残念な結果となっています。








USGP-予選

2019-11-03 11:40:43 | F1レース
COTAの愛称で知られるサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に2日(土)、2019年FIA F1世界選手権第19戦US GP予選が実施され、メルセデスのボッタスがポールポジションを獲得した。



3回にわたって実施されたフリー走行は初回と最後のセッションでレッドブルのフェルスタッペンが最速タイムを刻み、2回目のフリー走行はメルセデスのハミルトンがトップに立つも、3回とも2番手のポジションはフェラーリドライバーがキープしており、上位3チームが接近戦を繰り広げている。

土曜フリー走行でオイル漏れに見舞われたというフェラーリのルクレールはインストレーションラップすら走り切れずにマシンを降りたが、フェラーリクルーの懸命の作業により、無事に予選に参加している。ルクレールはパワーユニットの交換を余儀なくされたが、別のレースで使用していたパワーユニットに載せ替えているため、ペナルティを受けることはない。

なお、初日のフリー走行で計量ブリッジに呼び出されながらもそれを無視し、タイヤ交換などピット作業を敢行したとしてレーシング・ポイントのペレスに処分が科され、ペレスはピットレーンスタートが決定している。

美しい青空の下、気温20.3℃、路面温度27℃、湿度24.9%のドライコンディションで始まった予選Q1はウィリアムズのクビサが真っ先にコースに向かい、相棒のラッセルが後を追う。ウィリアムズ勢はソフトタイヤを選んでおり、オースティンにはC2からC4のピレリタイヤが用意され、予選Q3用としてソフトタイヤを1セット確保することが義務付けられている。

アルファロメオ・レーシングに続いてトロ・ロッソも2人のドライバーをコースに送り出し、フェラーリはルクレールを先に始動させた。今週末はあまり走り込めていないルクレールは1分34秒696を刻んでタイムシート最上位につけると、ソフトタイヤで6周を走ってピットに引き上げている。

その間にライバルたちもアタックラップを完了し、トップには1分33秒454を記録したハミルトンがつけ、0.095秒差の2番手にフェルスタッペンが控えていた。その他、トップ5にはボッタス、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に加えてマクラーレンのサインツが入り、レッドブルのアルボンが6番手だ。ノックアウトゾーンの16番手以下にはライコネンとジョビナッツィのアルファロメオ・レーシング勢とペレス、ウィリアムズの2台がいた。

残り3分半を切ってもハミルトンはコースにとどまっていたが、新しいタイヤセットに履き替えてQ1終盤のアタックに参加したのは13人。7番手タイムを残していたルクレールだけはユーズドのソフトタイヤでコースに向かい、1周を追加してピットに引き上げている。

Q1のラストアタックで1分33秒353をたたき出したマクラーレンのノリスがトップに躍り出たほか、トロ・ロッソのガスリーが4番手に飛び込み、ハースF1のマグヌッセンやルノーのリカルドらがトップ10に食い込んだ。

トップから16番手までが1秒差以内という大接戦の予選Q1を終えて16番手以下でノックアウトされたのはジョビナッツィ、ライコネン、ラッセル、ペレス、クビサだった。ペレスはピットレーンからのスタートとなるため、クビサが19番グリッドに並ぶことになっている。ジョビナッツィは15番手でQ2に進んだグロージャンと0.065秒差とわずかなギャップでQ1敗退となり、13番手だったヒュルケンベルグ(ルノー)と比べても0.134秒しか遅れていない。

Q1以上に競争が激化すると予想されたQ2はミディアムタイヤを履いたメルセデスの2人が先陣を切り、同じく黄色のラインが引かれたコンパウンドを選んだフェラーリ勢が出陣した。レッドブルはフェルスタッペンにミディアム、アルボンにはソフトタイヤを履かせてコースに送り出しており、他のドライバーたちは全員が柔らかい方のコンパウンドを選択している。

序盤のアタックラップが完了した時点で1分32秒898をマークしたアルボンがトップに立ち、0.147秒差でハミルトン、フェルスタッペン、ボッタス、ルクレール、ベッテルが6番手に並び、アルボンだけがソフトタイヤではあるが、上位6人のギャップは0.3秒だ。

7番手以降ではマクラーレンを駆るサインツが頭ひとつ抜け出した格好でトップから0.6秒遅れのタイムを残し、8番手につけるガスリーには0.2秒以上のギャップをつけていた。Q3進出の分かれ目、10番手と11番手にはマグヌッセンとクビアトの名前が連なり、2人のタイム差はわずかに0.01秒しかない。12番手のリカルドと13番手にいたストロール(レーシング・ポイント)を含めても0.1秒強しか変わらず、15番手にいた僚友グロージャンまでは0.426秒の差があった。

一度ピットに戻ったドライバーたちはそれぞれ新しいタイヤセットを装着してコースに向かうも、すでに1分32秒台に入れているアルボンはQ3に備えてガレージで待機している。メルセデス勢とフェルスタッペンがソフトタイヤに切り替えた一方、フェラーリは2人ともミディアムにこだわり、新品のタイヤセットを履いてアタックラップに臨んだ。

マグヌッセンがペースアップに苦戦する中、クビアトは自己ベストを更新するタイムを刻むも、コースリミットを超えてしまったとしてタイムが抹消され、13番手に終わった。その後、リプレー映像が公開され、ロックアップしたハミルトンがターン19に差し掛かるフェルスタッペンに急接近してしまい、そのアウト側にいたクビアトがワイドに膨らんで2人を回避せざるを得ず、この時のタイムが抹消されたことが分かった。認められていたとしても11番手の位置だったため、いずれにせよQ2を突破することはできていない。3人のインシデントについてはスチュワードに報告されたものの、審議の必要なしとの判断が下っている。

Q2で予選順位を確定させたのは11番手だったヒュルケンベルグほか、マグヌッセン、クビアト、ストロール、グロージャンだ。リカルドは9番手に上がってQ3進出を果たしている。

Q2のトップタイムはルクレールがミディアムタイヤでマークした1分32秒760だ。ベッテルも好タイムを刻み、相棒に0.022秒差で2番手に浮上している。ソフトに切り替えていたメルセデスの2人とフェルスタッペンは決勝レースをミディアムタイヤでスタートできるようタイムを更新することなくピットに引き上げた。

12分間で争われたQ3はリカルドが序盤のアタックに参加せず、ノリスとガスリーがユーズドのソフト、それ以外は新しいソフトタイヤで開始早々にガレージを後にした。路面コンディションが大きく改善しているとあって全体的にタイムが伸びる中、暫定ポールの位置につけたのはボッタスだ。1分32秒029を刻んだボッタスにわずか0.012秒差でベッテルが2番手に続き、フェルスタッペンも0.162秒差、さらには4番手のルクレールもボッタスから0.198秒しか遅れていない。ハミルトンは他の4人より少し差があるとはいえ、0.292秒のギャップはハミルトンの腕を持ってすれば巻き返し可能と思われた。

9人がピットに引き上げた後、リカルドが無人のコースに入って8番手タイムを記録。その後、再び9人がガレージを離れて合流し、各車が最後のアタックラップに挑んでいった。

100分の数秒を競う激戦の結果、ボッタスのタイムを上回るドライバーは現れず、ボッタスがポールシッターに輝き、ペースアップがかなわなかったベッテルは2番手、フェルスタッペンは自己ベストを更新するも0.067秒届かず3番手にとどまっている。4番手のルクレールもベストタイムでまとめたが4番手となり、タイムを縮められなかったハミルトンは5番手で予選を終えた。6番手にアルボン、サインツ、ノリス、リカルド、ガスリーが10番手だ。

ホンダPU勢、3台がTop10、クビアトは11番手のタイムを記録するもターン19のコースリミットを超えてしまったため、13番手となっていますが、決勝での4台すべて入賞するよう、頑張って欲しいですね!




USGP-金曜フリー走行

2019-11-02 09:13:17 | F1レース
オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に現地時間1日(金)、2019年FIA F1世界選手権第19戦US GP金曜フリー走行2回目が行われ、メルセデスのハミルトンがトップタイムをマークした。



ピレリはオースティンの週末にグランプリ用として用意したC2からC4のドライタイヤの他に、初日のセッションでのみ使用が認められた2020年仕様のタイヤコンパウンドを持ち込んでおり、1回目のフリー走行から各陣営がその感触を確かめている。

レッドブルのフェルスタッペンがトップに立った初回セッションは2番手にフェラーリのベッテルが入り、3番手にもう1台のレッドブルを駆るアルボンがつけた。

薄い雲が上空を覆うオースティンは午前から気温が上昇して15.5℃、路面温度24.4℃、湿度23.9%のドライコンディションで2回目のフリー走行が始まり、ウィリアムズのクビサを先頭に、アルボンに続いてラッセルがウィリアムズガレージを離れる。ラッセルは初回セッションでラティフィにマシンを貸し出しており、ラティフィはギアボックストラブルに見舞われて7周の走行にとどまった。ウィリアムズはラッセル車のギアボックスを交換してセッションに臨んでいる。

ウィリアムズ勢は来季用タイヤを試しているが、アルボンはミディアムタイヤでインストレーションラップからプログラムを開始し、マクラーレンはサインツにハードを、ノリスにミディアムを履かせてコースに送り出した。

徐々ににぎやかになっていくコース上では2020年スペックタイヤを評価する陣営も複数いたものの、大半はミディアムもしくはハードを試しながら今週末のレースに向けた作業を進めていた。しかしながら、開始から10分が経過したタイミングでハースF1のグロージャンがクラッシュを喫し、赤旗中断を余儀なくされる。

スピンを喫してコースオフしたグロージャンはガードレールにマシンをぶつけており、無線で「大丈夫か?」と問われたグロージャンは「問題ない。でも、マシンはあり」と返答、マシンはフロントウイングを失ったほかにもダメージが確認されている。自力でコックピットを離れたグロージャンにケガはない様子だったが、高速状態でクラッシュを喫したため、メディカルカーに乗って現場を離脱している。また、ハースF1は地元グランプリのオースティンで新しいフロントウイングを試していたが、グロージャンのマシンに搭載されていたため、評価タスクを進められなくなってしまった。

グロージャンのクラッシュにより振られた赤旗はハースF1マシンの撤去が完了すると共に解除され、約8分の中断を経てピットレーン出口に再び青信号が灯るとサインツを筆頭に、まだ一度もコースに出ていなかった面々も全員がコースに向かった。

全車のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのはフェラーリのルクレール。ミディアムタイヤで1分34秒434を記録しており、2番手につけたフェルスタッペンに0.276秒のリードを築いている。3番手と4番手にはメルセデスのハミルトンとボッタスが並び、ハードを試すハミルトンとミディアムを履くボッタスのギャップはわずかに0.03秒しかなかった。ただ、ハミルトンはさらなるペースアップに成功し、フェルスタッペンを上回って2番手に躍り出ている。フェルスタッペンも自己ベストを更新するも、ポジションは3番手のままだった。

セッション開始から38分、最初のフリー走行でまともなソフトタイヤのタイムを残せなかったボッタスが柔らかいコンパウンドに履き替え、ベッテルも同じコンパウンドに交換してガレージを出発。ボッタスが1分34秒フラットを刻んでトップタイムを塗り替えるも、その直後にコントロールラインを通過したベッテルが0.187秒速くラップをまとめてタイムシート最上位のポジションを奪取した。

その後、1分33秒533をたたき出したルクレールがチームメイトのベッテルを0.3秒以上引き離し、ボッタスに0.5秒のリードを築いたものの、ルクレールのペースをさらに超えてきたのがハミルトンだ。1分33秒232を刻んでトップに躍り出たハミルトンは2番手に下がったルクレールに0.3秒差をつけている。

この頃、レッドブル勢はガレージに戻っており、フェルスタッペンはミディアムタイヤのプログラム、アルボンはミディアムで5周して以降は2020年タイヤの評価に専念していた。ライバルに遅れてソフトタイヤを試した2人はフェルスタッペンが3番手にポジションを上げるも、アルボンはコースリミットを超えてしまい、1分34秒台のタイムが抹消されている。それまでのベストタイムが13番手にとどまっていたアルボンは改めてクイックラップを走り、1分34秒434をマークして6番手に浮上した。

セッション終盤はほとんどのドライバーがソフトタイヤでロングランに取り組み、メルセデスとフェラーリは1分39秒前半から半ばのペースを維持しており、2チームのギャップは大差ないようだった。レッドブルもライバルたちに匹敵するラップタイムを刻んでいるため、オースティンでは三つ巴のバトルが繰り広げられそうだ。

終盤にはハードタイヤでレースシミュレーションに取り組んでいたベッテルがスピンを喫してイエローフラッグが振られる場面があったが、事なきを得て走行を再開している。

大きなタイム更新がなく終了した2回目のフリー走行はハミルトンをトップにルクレール、フェルスタッペン、ベッテル、ボッタス、アルボンがトップ6に並び、トロ・ロッソのガスリーが7番手、サインツ(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)がトップ10入りしている。

もう1台のトロ・ロッソを駆るダニール・クビアトは相棒ガスリーに0.466秒遅れの12番手だった。

ホンダPU勢は、クビアトを除き良いぺーすなので、明日の予選が楽しみですね!