30日(土)、2019年FIA F1世界選手権第21戦アブダビGP予選が実施され、今年のチャンピオンに輝いたメルセデスのハミルトンがドイツGP以来となるポールポジションを獲得した。
初日のフリー走行ではメルセデスが速さを示していたものの、予選を前に実施された今年最後のフリー走行はレッドブルのフェルスタッペンがトップタイムを記録している。中団グループはもちろん、上位勢も接戦が予想された予選はQ3用タイヤとしてピレリのC5タイヤが指定された。ピレリはシーズンフィナーレを飾るヤス・マリーナ・サーキットにC3からC5のドライタイヤを用意している。
今週末に新しいエンジンコンポーネントを投入したメルセデスのボッタスはエンジンペナルティを受けて後方グリッドからスタートしなければならず、レースを見据えて予選セッションに臨んでいる。
コースを照らす輝かしい夕日を背景に気温26.6℃、路面温度32.2℃、湿度61.4%のドライコンディションでスタートした予選Q1は開始から1分以上が過ぎたタイミングでレッドブルのアルボンが出陣したのをきっかけに、他のドライバーたちも相次いでコースイン。5分ほどで全車がコースに出そろい、アルボンから順にアタックラップを完了していく。
ただ、フェラーリのベッテルはラップをスタートさせる直前、アウトラップの最終コーナーの立ち上がりでリアを失い、スピンを喫してしまったようで短時間ながら黄旗が振られ、その直後にコントロールラインを通過したハミルトン(メルセデス)は若干のバックオフを強いられたと思われるが、それでも1分36秒231を刻んでトップに躍り出た。
2番手には0.159秒差でフェルスタッペンが続き、ボッタスが3番手、フェラーリを駆るルクレールに次いでマクラーレンのサインツとノリスが5番手と6番手に並んでいたが、仕切り直しのアタックラップを完了したベッテルがトップに0.7秒差のタイムで5番手に飛び込み、アルボンが6番手タイムを残した。
残り4分を切ってノックアウトゾーンの16番手以下にはライコネン(アルファロメオ・レーシング)、グロージャン(ハースF1)、ラッセル(ウィリアムズ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、クビサ(ウィリアムズ)の名前があった。
フェラーリ勢とフェルスタッペンがガレージでQ2に向けた準備を進める一方、Q1終盤のアタックに参加した中ではハミルトンが1分35秒851をたたき出して最速タイムを塗り替え、アルボンが0.251秒差の2番手に浮上したほか、ボッタスも自己ベストタイムを更新している。
Q2進出をかけたバトルではタイムに伸び悩んだグロージャンが16番手でQ1敗退を喫し、ジョビナッツィとライコネンのアルファロメオ・レーシング勢とラッセルとクビサのウィリアムズコンビがノックアウトされた。
15分で争われたQ2はアルボンとマグヌッセンがミディアムタイヤを履いてコースに向かい、ハミルトンとフェルスタッペンも同じコンパウンドを選んでガレージを出発。4人以外はソフトタイヤを選択しており、後方スタートが決まっているボッタスはQ2序盤のアタックに参加していない。
再び1分35秒台に入れたハミルトンをトップに、0.063秒差の好タイムを残したルクレールが2番手、ベッテル、フェルスタッペン、サインツ、アルボン、リカルド(ルノー)、ペレス(レーシング・ポイント)、ヒュルケンベルグ(ルノー)、クビアト(トロ・ロッソ)がトップ10に並んでいた。
上位勢以外で、ミディアムタイヤでアタックラップを走ったマグヌッセンは14番手に沈んでいる。
Q2の走行を見送る可能性も取り沙汰されていたボッタスだが、ライバルたちがピットに引き上げ始めたタイミングでコースに向かい、ミディアムタイヤでアタックラップをスタートする。ボッタスはハミルトンのタイムには届かなかったものの、0.040秒差で2番手につけ、わずかながらルクレールのタイムを上回っている。
序盤のアタックが完了した時点で11番手以降のノックアウトゾーンにはクビアト、ノリス、ストロール(レーシング・ポイント)、ガスリー、マグヌッセンの名前があった。
Q2終盤を迎えて、ボッタス以外のドライバーがコースに出そろい、多くがソフトタイヤを履いていたが、ルクレールだけは別のミディアムのセットを投入してコースに入っている。
コンマ数秒がモノを言う中団グループの混戦は最終戦も変わらず、接戦の末にペレス、ガスリー、ストロール、クビアト、マグヌッセンの5人が脱落することに。ペレスからクビアトまでの4人はギャップが0.086秒しかない超接戦だった。
Q2のトップは最後に1分35秒543をたたき出したルクレール。0.091秒差でハミルトンが2番手に下がり、ボッタス、ベッテルのトップ4が1分35秒台に乗せている。
ポールシッターが決まるQ3はヒュルケンベルグを先頭にマクラーレン勢が続き、メルセデスはハミルトンとボッタスとも新しいソフトタイヤを履かせてコースに送り出した。フェラーリとレッドブルもソフトの新しいセットを選んでおり、ユーズドのソフトで出陣したのは真っ先にガレージを離れた3人だけ。ヒュルケンベルグの僚友リカルドは序盤のアタックに参加していない。
9名がアタックを完了し、トップには1分34秒828を刻んだハミルトンがつけ、フェルスタッペンが0.3秒差の2番手、ボッタス、ルクレール、ベッテル、アルボンの順でトップ6に並んだ。
9人がピットに戻る一方でリカルドが動き出し、サインツのタイムをわずかに上回って7番手に飛び込む。その頃には新品のソフトタイヤを履いた他のドライバーたちも合流しており、順にラストアタックへと入っていった。しかしながら、ルクレールはチェッカーフラッグに間に合わず、最後のラップを走れていない。目の前にいたベッテルがギリギリのタイミングでラップをスタートしており、ルクレールのラストアタックはチームメイトに阻まれる格好となってしまった。
ハミルトンが若干のペースアップで1分34秒779を記録、ボッタスが0.194秒差のタイムで2番手に飛び込み、フェルスタッペンが3番手、ルクレールは4番手をキープし、ベッテル、アルボン、ノリスが7番手に上がり、リカルド、サインツ、ヒュルケンベルグが10番手となった。
ボッタスは後方スタートとなるため、3番手以下のドライバーはスターティンググリッドが繰り上がる見込みだ。
ホンダPU勢、ボッタスのペナルティーで後方スタートとなるため、フェルスタッペンが2番手フロントロー、アルボンが5番手、トロ・ロッソ・ホンダのガスリーが11番手、クビアトが13番手スタートとなります。
フェルスタッペンには優勝、全車トップ10に入るよう頑張って欲しいdうね!
初日のフリー走行ではメルセデスが速さを示していたものの、予選を前に実施された今年最後のフリー走行はレッドブルのフェルスタッペンがトップタイムを記録している。中団グループはもちろん、上位勢も接戦が予想された予選はQ3用タイヤとしてピレリのC5タイヤが指定された。ピレリはシーズンフィナーレを飾るヤス・マリーナ・サーキットにC3からC5のドライタイヤを用意している。
今週末に新しいエンジンコンポーネントを投入したメルセデスのボッタスはエンジンペナルティを受けて後方グリッドからスタートしなければならず、レースを見据えて予選セッションに臨んでいる。
コースを照らす輝かしい夕日を背景に気温26.6℃、路面温度32.2℃、湿度61.4%のドライコンディションでスタートした予選Q1は開始から1分以上が過ぎたタイミングでレッドブルのアルボンが出陣したのをきっかけに、他のドライバーたちも相次いでコースイン。5分ほどで全車がコースに出そろい、アルボンから順にアタックラップを完了していく。
ただ、フェラーリのベッテルはラップをスタートさせる直前、アウトラップの最終コーナーの立ち上がりでリアを失い、スピンを喫してしまったようで短時間ながら黄旗が振られ、その直後にコントロールラインを通過したハミルトン(メルセデス)は若干のバックオフを強いられたと思われるが、それでも1分36秒231を刻んでトップに躍り出た。
2番手には0.159秒差でフェルスタッペンが続き、ボッタスが3番手、フェラーリを駆るルクレールに次いでマクラーレンのサインツとノリスが5番手と6番手に並んでいたが、仕切り直しのアタックラップを完了したベッテルがトップに0.7秒差のタイムで5番手に飛び込み、アルボンが6番手タイムを残した。
残り4分を切ってノックアウトゾーンの16番手以下にはライコネン(アルファロメオ・レーシング)、グロージャン(ハースF1)、ラッセル(ウィリアムズ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、クビサ(ウィリアムズ)の名前があった。
フェラーリ勢とフェルスタッペンがガレージでQ2に向けた準備を進める一方、Q1終盤のアタックに参加した中ではハミルトンが1分35秒851をたたき出して最速タイムを塗り替え、アルボンが0.251秒差の2番手に浮上したほか、ボッタスも自己ベストタイムを更新している。
Q2進出をかけたバトルではタイムに伸び悩んだグロージャンが16番手でQ1敗退を喫し、ジョビナッツィとライコネンのアルファロメオ・レーシング勢とラッセルとクビサのウィリアムズコンビがノックアウトされた。
15分で争われたQ2はアルボンとマグヌッセンがミディアムタイヤを履いてコースに向かい、ハミルトンとフェルスタッペンも同じコンパウンドを選んでガレージを出発。4人以外はソフトタイヤを選択しており、後方スタートが決まっているボッタスはQ2序盤のアタックに参加していない。
再び1分35秒台に入れたハミルトンをトップに、0.063秒差の好タイムを残したルクレールが2番手、ベッテル、フェルスタッペン、サインツ、アルボン、リカルド(ルノー)、ペレス(レーシング・ポイント)、ヒュルケンベルグ(ルノー)、クビアト(トロ・ロッソ)がトップ10に並んでいた。
上位勢以外で、ミディアムタイヤでアタックラップを走ったマグヌッセンは14番手に沈んでいる。
Q2の走行を見送る可能性も取り沙汰されていたボッタスだが、ライバルたちがピットに引き上げ始めたタイミングでコースに向かい、ミディアムタイヤでアタックラップをスタートする。ボッタスはハミルトンのタイムには届かなかったものの、0.040秒差で2番手につけ、わずかながらルクレールのタイムを上回っている。
序盤のアタックが完了した時点で11番手以降のノックアウトゾーンにはクビアト、ノリス、ストロール(レーシング・ポイント)、ガスリー、マグヌッセンの名前があった。
Q2終盤を迎えて、ボッタス以外のドライバーがコースに出そろい、多くがソフトタイヤを履いていたが、ルクレールだけは別のミディアムのセットを投入してコースに入っている。
コンマ数秒がモノを言う中団グループの混戦は最終戦も変わらず、接戦の末にペレス、ガスリー、ストロール、クビアト、マグヌッセンの5人が脱落することに。ペレスからクビアトまでの4人はギャップが0.086秒しかない超接戦だった。
Q2のトップは最後に1分35秒543をたたき出したルクレール。0.091秒差でハミルトンが2番手に下がり、ボッタス、ベッテルのトップ4が1分35秒台に乗せている。
ポールシッターが決まるQ3はヒュルケンベルグを先頭にマクラーレン勢が続き、メルセデスはハミルトンとボッタスとも新しいソフトタイヤを履かせてコースに送り出した。フェラーリとレッドブルもソフトの新しいセットを選んでおり、ユーズドのソフトで出陣したのは真っ先にガレージを離れた3人だけ。ヒュルケンベルグの僚友リカルドは序盤のアタックに参加していない。
9名がアタックを完了し、トップには1分34秒828を刻んだハミルトンがつけ、フェルスタッペンが0.3秒差の2番手、ボッタス、ルクレール、ベッテル、アルボンの順でトップ6に並んだ。
9人がピットに戻る一方でリカルドが動き出し、サインツのタイムをわずかに上回って7番手に飛び込む。その頃には新品のソフトタイヤを履いた他のドライバーたちも合流しており、順にラストアタックへと入っていった。しかしながら、ルクレールはチェッカーフラッグに間に合わず、最後のラップを走れていない。目の前にいたベッテルがギリギリのタイミングでラップをスタートしており、ルクレールのラストアタックはチームメイトに阻まれる格好となってしまった。
ハミルトンが若干のペースアップで1分34秒779を記録、ボッタスが0.194秒差のタイムで2番手に飛び込み、フェルスタッペンが3番手、ルクレールは4番手をキープし、ベッテル、アルボン、ノリスが7番手に上がり、リカルド、サインツ、ヒュルケンベルグが10番手となった。
ボッタスは後方スタートとなるため、3番手以下のドライバーはスターティンググリッドが繰り上がる見込みだ。
ホンダPU勢、ボッタスのペナルティーで後方スタートとなるため、フェルスタッペンが2番手フロントロー、アルボンが5番手、トロ・ロッソ・ホンダのガスリーが11番手、クビアトが13番手スタートとなります。
フェルスタッペンには優勝、全車トップ10に入るよう頑張って欲しいdうね!