トヨタ系の有力企業であるジェイテクト(2006年1月1日光洋精工と豊田工機合併)
の主力製品である『パワーステアリング』の設計技術者田中光太郎さん(31歳)が
うつ病回復後に解雇されたのは不当として7月10日同社に正社員としての
地位保全と賃金120万円の支払いを求め名古屋地裁に提訴しました。
田中さんは2001年4月光洋精工の奈良工場に入社し2003年2月愛知県岡崎市
にある株式会社『ファーベス』に出向になり引き続き『パワーステアリング』の
開発業務に携わっていました。
2004年11月長時間労働や上司の叱責などパワハラ、ストレスが原因でうつ病
を発症し2005年4月から3ヶ月休職を余技なくされました。
いったんは復帰したが、長時間過密労働は改善されず、サービス残業も
あって、仕事のストレス、上司のパワハラで悩みうつ病を再発、2006年8月
から病気休職中でした。
田中さんは2008年12月主治医から就労可能の診断書を会社に提出し復職を要求
していましたが、会社は2009年2月27日付けで休職期間満了を理由に退職を強行
しました。
提訴後の記者会見で、同席した弁護士は社内で別の仕事を探すなどの措置
もとらず、また就労可能の診断書もでているのに復職を認めないのは
解雇権の乱用にあたると訴えました。
また田中さんはうつ病の社員が、一方的に解雇されるケースが増えており
訴訟にはおおきな意味があると話しています。
全トヨタ労働組合の若月委員長はこれまでにもトヨタ関連に働く労働者、遺族の
いくつかの裁判に支援してきた経過をのべて、今回の田中さんの裁判にも全力で
支援していくことを表明しました。
とりわけ前途ある若い労働者である田中さんが復職を実現し、当たり前のように
働くことがてきることは社会的にも重要なことだとして心ある多くの市民
労働者のご協力、支援を呼びかけました。
の主力製品である『パワーステアリング』の設計技術者田中光太郎さん(31歳)が
うつ病回復後に解雇されたのは不当として7月10日同社に正社員としての
地位保全と賃金120万円の支払いを求め名古屋地裁に提訴しました。
田中さんは2001年4月光洋精工の奈良工場に入社し2003年2月愛知県岡崎市
にある株式会社『ファーベス』に出向になり引き続き『パワーステアリング』の
開発業務に携わっていました。
2004年11月長時間労働や上司の叱責などパワハラ、ストレスが原因でうつ病
を発症し2005年4月から3ヶ月休職を余技なくされました。
いったんは復帰したが、長時間過密労働は改善されず、サービス残業も
あって、仕事のストレス、上司のパワハラで悩みうつ病を再発、2006年8月
から病気休職中でした。
田中さんは2008年12月主治医から就労可能の診断書を会社に提出し復職を要求
していましたが、会社は2009年2月27日付けで休職期間満了を理由に退職を強行
しました。
提訴後の記者会見で、同席した弁護士は社内で別の仕事を探すなどの措置
もとらず、また就労可能の診断書もでているのに復職を認めないのは
解雇権の乱用にあたると訴えました。
また田中さんはうつ病の社員が、一方的に解雇されるケースが増えており
訴訟にはおおきな意味があると話しています。
全トヨタ労働組合の若月委員長はこれまでにもトヨタ関連に働く労働者、遺族の
いくつかの裁判に支援してきた経過をのべて、今回の田中さんの裁判にも全力で
支援していくことを表明しました。
とりわけ前途ある若い労働者である田中さんが復職を実現し、当たり前のように
働くことがてきることは社会的にも重要なことだとして心ある多くの市民
労働者のご協力、支援を呼びかけました。