地位保全仮処分から「本訴」に切り替え
アイシングループ企業のアイシン機工で、吉田従業員が、昨年9月以来、職場復職を求めているのに会社は拒み続けたために、「地位保全救済仮処分」を求めて、司法の場に持ち込んで、名古屋地裁で、9回にわたる「審尋」の場をもって来ました。
会社側と復職に向けて、具体的な作業内容を特定して、その準備のため8月からドア部品のスナップ嵌め作業を、自宅で内職名目で10月まで行ってきました。
しかし、次のステップに指定された「適性検査」の目標達成数がさらにハードルが高くなるなど、これ以上の両手首負担は健康上問題があるものと判断しました。
11月1日に第9回の「審尋」がおこなわれ、この旨を伝えて、「仮処分」を取り消しました。これからは、地位保全の「本訴」と労災認定裁判を取り組んでいくことになります。吉田さんは、「審尋に沿って努力してきたが、体を壊しては元も子もないので、治療に専念しながら、復職をめざして裁判を闘っていきます」と支援を呼びかけました。