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18回目の口頭弁論が、10月17日(木)13時15分から名古屋地裁にて行われます。
多くの皆さんの傍聴をお願いいたします。2015年7月に労働災害認定請求提訴を起こして、実に4年の月日を数えることとなりました。この間弁護団は全く白紙の状態から始まり、本人が残した1枚のメモに書かれていたことを手掛かりに、聞き取りや調査をするなど懸命な努力をしてこられました。その甲斐もあって、頑ななトヨタ自動車の開かずの扉を開けることができ、元同僚の証言を意見書にまとめて裁判所に提出することができました。 また天笠医師の意見書や猿田名誉教授の意見書などどれを読んでも素晴らしい意見書を裁判長に出すことができました。弁護団の熱意はすごいです。本物の労働者の味方です。心強いです。私たちもそれに応えようと思い「支援する会」を組織して、原告や弁護団とともに歩んできました。何としても勝たせたい。ご支援を宜しくお願いいたします。
職場から過労死を一掃
平成30年度厚生労働省の調査報告では、過労や仕事の強いストレスが原因で労災申請は、脳・心臓疾患に関わるものが、請求件数877件(前年比37件増)、支給決定件数238件(15件減)うち死亡件数82件(10件減)、精神疾患に関する事案では請求1820件(88件増)、そのうち未遂を含む自殺件数は200件(21件減)であり、支給決定件数は465件(41件減)、うち未遂を含む自殺の件数は76件(22件減)となっています。申請件数も低いのですが、申請件数に比較して支給決定件数が少なく、審査は厳しいものがあります。過労死は減ることがない現実を表しています。厳しい現実を見据えて、職場から過労死を一掃する契機になるよう勝利させようではありませんか。