第２９回トヨタ総行動に参加

２月１１日は第２９回トヨタ総行動がありました。
この日はまず、早朝にトヨタと関わりがある工場やターミナルで宣伝活動を行いました。私たちは、西三河南地域労働組合総連合の仲間と、刈谷駅コンコースで宣伝活動を行いました。用意したティッシュ１５００個は、約５０分でほぼ配布を終えました。いつものことながら、受け取ってくれるときはあっという間に受け取ってくれます。まあこれは定着しました。ただ、どなたか交番におっしゃられたそうで、わざわざお巡りさんが来てくれました。ここはいつも若き次代の首相とかいうキャッチフレーズの元農林水産省キャリアの自民党のセンセもいつもやっているよといったらおとなしく帰られました。
　ティッシュ配布とマイクでの宣伝に、あのトヨタ系で雇いどめされた名古屋ふれあいユニオンのＳさんが連帯してお手伝いとともにマイクでの訴えにも参加してくれました。
　お昼からあった豊田市山之手公園の集会には公称１２００名の参加でたくさんの人が参加しました。集会では実行委員会の挨拶や経過報告のほかに、東京大気汚染訴訟原告団や内野裁判の原告、不当解雇と闘うＪＭＩＵティムス分会の仲間などからの挨拶や決意表明がありました。
　その後決議文採択と団結ガンバローで集会は締め、トヨタ本社にまでデモ行進に参加しました。
　今年のトヨタ総行動は、全労連の全国レベルではなく、東海北陸ブロック単位のものでしたが、よく集まりました。

仲間健

８日の要請行動

２月８日は、トヨタ総行動の一環として、トヨタ自動車への要請行動もおこなっています。この日は、別途トヨタ関連企業の、デンソー、トヨタ車体、アイシンのグループと、トヨタ紡織、豊田自動織機、ジェイテクトのグループに分け、要請行動をおこなっています。
　トヨタ本社では、内野博子さんも参加し、思いを会社にぶつけましたが、またしても会社は人ごとのよう対応で、要請書の受け取りすら拒否しています。たいした人に優しい企業じゃないですか？
　これは、企業内の「トヨタ自動車労働組合」ともども、その姿を広く皆さんに知らせていく必要があります。
　今日２月９日は、内野健一さんの命日です。合掌。

２月１１日のトヨタ総行動に是非参加を！

第29回トヨタ総行動の案内

トヨタ総行動（2月11日）
第29回トヨタ総行動のご案内です。
「世界一のしわよせ　厳冬トヨタ下請け」(中日新聞12/17)

　私たちは毎年のトヨタ総行動でトヨタ２兆円利益の源泉は労働者の犠牲と下請けへの過酷な単価引き下げにあることを明らかにしてきました。今年第29回トヨタ総行動を2月11日（月・休）に開催します。この一年間にトヨタ総行動で支援してきた東京大気裁判とトヨタ内野過労死裁判で勝利しました。この報告もおこないます。

主な取り組みは

（１）トヨタ本社工場にむけた宣伝行動



　①　対象　　本社工場前３か所



　②　時間　　7:30～8:30



（２）ミッドランド前宣伝行動



　①　時間　　9:30～10:30






（３）豊田市駅・刈谷駅での宣伝行動



　①　刈谷駅　　午前７時30分～午前8時30分



　②　豊田市駅　午前7時30分～午前8時30分



（４）派遣・請負労働者むけはがきアンケートおよび地域ビラ配布行動



　①　時間　　10:00～11:30　　集合（9:45　山之手公園）



　②　場所　　豊田市内および周辺自治体



（５）08国民春闘勝利トヨタ決起集会



１．日時　　08年2月11日(月・休)



　２．場所　　豊田市内および名古屋駅前など



　３．内容　　08国民春闘勝利トヨタ決起集会



　　　　　　①　場所　　豊田市内・山之手公園（地図「yamanote.jpg」をダウンロード ）



　　　　　　　愛環「三河豊田」から徒歩10分、名鉄三河線「つちはし」から15分



②　内容　　午後12時30分　　受付



　　　　　　　午後１時開会



要請行動報告、



東京大気裁判・内野過労死裁判・豊田市長選挙など報告



　　　　　　　デモ行進(午後１時30分出発予定)



　　　　　　　③　デモ行進終了後、解散

大盛況だった判決報告集会

昨日行われた内野裁判報告集会は８０名を超す参加者で大盛況でした。会場の労働会館会議室の席も満席になる状況でした。
　集会ではまずトヨタ歌う会の仲間の歌声から始まり、その後主任弁護士の田卷紘子さんから今回の裁判の内容と意義について報告があり、その後代表世話人の１にんでもある猿田正機中京大学教授から「」についての講演がありました。講演は、今までも何回かお聞きしていますが、大企業トヨタの生の姿を明らかにし、今後の闘いのあり方についても方向性を明らかにしました。
　実はこの集会に、労働問題研究者の熊沢誠さん（甲南大学名誉教授）も見えており、急遽お願いして発言をしていただきました。労働問題の２人の重鎮のお話を聞くことができて、参加者一同ずいぶん得をしたような思いになりました。
　その後フロアからの発言と原告内野博子さんのお話がありました。最後は代表委員の１人である八ヶ代さんからの挨拶で集会が終わりました。
トヨタ自動車で過労死が認定されたのは２回目ですが。実名での認定は初めてです。そのインパクトは国境を越えて世界に広がったことは明らかです。私たち働く仲間にも大きな励ましになりました。
　運動のあり方にも大きな影響を与えるでしょう。ともあれ巨大な前進のための一歩となりました。

本日、判決報告集会

本日です！トヨタ自動車内野さん裁判勝利判決報告会

　トヨタ自動車・内野健一さん　労災認定勝利判決報告集会　
日　　時：　２月３日（日）　１３：３０～１６：００頃
場　　所：　労働会館本館２Ｆ　第２，３会議室
　　　　　　　地図参照：　金山総合駅から南へ徒歩１０分　
内　　容：　①　判決確定の大きな意義　　田巻紘子　弁護士
　　　　　　 ②　トヨタ過労死・内野判決の意義　　猿田正機　中京大教授
　　　　　　 ③　質疑応答・意見交流
　　　　　　 ④　原告・内野博子さんから
主　　催：　内野さんの労災認定を支援する会
共　　催：　愛知働くもののいのちと健康をまもるセンター
連絡 先：　０５２－８８３－６９６６　
備　　考：　　０７年１２月１４日、国・豊田労基署は控訴を断念し、
　　ここにトヨタ自動車内野過労死労災認定名古屋地裁判決は
　　一審で判決が確定しました。
　　ご支援いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
　　判決法廷では、裁判長から判決理由について異例とともいえる説明があり、
　　裁判長自らのことばで原告・博子さんに「大変な思いをされた・・・」と語りかけました。
　　この報告集会にぜひお出かけください。