キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

ナイター陸上2013@夢の島競技場

2013年07月13日 | Weblog
3年ぶりのトラック競技。

これまで長距離を少しずつ走っていたが、この大会に申し込んでから1ヶ月半は短距離モードにシフト。やはり、目標って大切。

とは言っても、練習ができる時間は一度に2時間もない。遠くには行けないから、近くの山での坂ダッシュがメイン。あと、平日昼休みの階段ダッシュ。

練習がつめていないから、それをしっかり自覚した走りをしようと思った。自分が積んだ練習量に見合った課題を決める。

まず、いかなるときも力をぐっと入れない。本来ならば適切な瞬間に、適切な部分にのみ、適切な量だけ力を入れるべきだが、そんな芸当は身体が自動化出来るだけ練習を積んだ人ができること。今の僕が一度でもぐっと力を入れれば、その途端にいろんなところで余分な力が入り、身体のコントロールを失う。あとはもう、ガチガチで動かない身体と共にゴールがくるのを待つのみ。だから、ぐっとは力を入れない。入れても8割くらいで、身体をニュートラルに保ってゴールする。

また、身体が自動化されていないから、一歩一歩を大切にする。周りを意識してしまい、自分の内側への意識を失うことはしない。

最後に、腹筋と背筋からのドライブで。腹筋と背筋だけで力のオンとオフを繰り返して、全身をドライブする。

兎にも角にも上記を意識して走った。

少し力を抜き過ぎたようにも思うが、今の筋力と持久力ではちょうど良かったかもしれない。

でも、うっかり50m過ぎまで顔だけ下を向いていたので、ビデオを撮っていたら変な走りに見えただろう。変に下を向いていることに気がついて前をみたら、まだまだゴールが遠くて少し焦った。集中力が足らない。

力が抜けていたおかげか、よくやってしまう最後にガチガチになって失速するということはなかった。失速自体はしたのだが。

タイムは11秒97(+0.5)だった。
練習が練習だったため、タイムにはこだわらない。次にはもっといい走りができる練習をしたい。

久々の陸上競技上だったが、やはりこの空気はいい。中学生から壮年までの大会で見た目もいろんな人がいたけれど、みんなが同じ方向を向いている。その緊張感が心地いい刺激だ。