オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

問題は・・・「結婚しすぎ」

2009年09月18日 | 時事
先週のニューズウィークにおもしろい記事が。

世界の新常識・・・の記事のなかに

「離婚率世界一のアメリカ人は結婚しすぎ」


いったいどういう事???


アメリカの離婚率は世界一ですが、
しかし、本当の問題は『結婚しすぎ』にあるようです。

社会学者で「マリッジ・ゴーラウンド(結婚は巡る)」の著者
アンドルー・チャーリンにいわせると、
「私たちは誰よりも早く離婚し、またくっつき、再婚している」 と。

結婚を繰り返す人々の多くには子供がいます。
だからアメリカの子供は他の先進国の子供に比べて、
実の親と義理の親、親の同居相手が目まぐるしく代わる家庭で育つ可能性が高い。

もちろん、子供にとってあまり好ましい環境とはいえません。

最初は両親がそろっていても15歳までに親が別れてしまう子は
アメリカで全体の40%
スウェーデンでは30%
(スウェーデンでは未婚の両親を持つ子供が多い国のようで、比較の対象に)

アメリカの場合、
両親の離婚から3年以内に新しい親が家庭に入り込んでくる可能性は、
同じ状況を経験するスウェーデンの子供に比べて47%も高いとのことです。

収入の低い家庭ほど財産分与などのごたごたが少ないために別れやすく、
離婚・再婚が多いというデーターもあるようです。

両親がそろっているのは良いことではあるが、
もっと大事なのは結婚が長続きすることのようです。


『アメリカの子供が抱える問題は、
親が結婚しないことではなく、結婚しすぎることだ』と。



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