オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

テトラポット

2010年09月09日 | 環境
連日の猛暑のなかテトラポットの工事中。なんと海水浴場(平磯)のすぐ隣なんです。



クレーンでテトラポットを吊り上げ・・・定位置に。


ちょい右、ちょい手前・・・よしOKそのあたり。 これ私の掛け声。

      
         砂の侵食を防ぐための工事です


テトラポットは「4本足」を意味するギリシャ語を語源 としているらしい。

日本語なら消波ブロック(しょうはブロック)とか、なみけしブロックとも。



私の合図を見ていないので(笑)位置の微調整をしてます。



実は茨城県の海岸線では砂の侵食が深刻なんです。

特に鹿島灘の約70kmにも及ぶ海岸線には
侵食を防ぐためのヘッドランド(人口岬)が造られています。

このヘッドランドがどれほど効果が出ているのかはよくわかりませんが
海水浴シーズンには必ず水難事故が発生する危険な場所です。

茨城の海へ来る際は
このヘッドランドの近くでは遊ばないでください。(来年のために)

(注)上の写真の平磯や阿字ヶ浦にはヘッドランドは造られていません。
   阿字ヶ浦の海岸には、シーズン前に大量の砂を運んでいるんです。


砂が欲しいとこでは侵食が進み、
砂があっては困るところでは浚渫(しゅんせつ)作業、環境の難しいところです。



茨城の海岸事業に関心のある方はこちらを

コメント (5)
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