オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

粉で・・・販路拡大!

2011年10月15日 | 






この植物・・・お分かりでしょうか?

野菜? いや違います。
土の中であるものが育ちます。

撮影場所は茨城県の大子町。


実はこんにゃく畑です。


茨城県奥久慈地方では
古くからこんにゃく栽培が盛んで
江戸時代には水戸藩の専売品として
藩財政を支えた
そうです。

以前、物知りな社長より
こんにゃくが普及した
キッカケの話を聞いたことがありました。


こんにゃく(生芋)は腐りやすく
また重いので遠くまで売りさばくのが困難。

ところが

茨城県久慈郡に住む中島藤右衛門が
偶然にクワで切断され
天日で白く乾燥している
こんにゃくの生芋を発見!


これに着目し
乾燥して粉にすることに成功しました。



これによって、軽くて貯蔵もしやすくなり
江戸はもちろん遠方にまで
販路が広がるようになったんです。


おでんのおいしい季節
こんにゃくを食べる時は
茨城が販路拡大のキッカケになったことを
誇らしげに語ってください!


茨城県大子町には中島藤右衛門を祭った
こんにゃく神社というのがあるみたいです。


コメント
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