この植物・・・お分かりでしょうか?
野菜? いや違います。
土の中であるものが育ちます。
撮影場所は茨城県の大子町。
実はこんにゃく畑です。
茨城県奥久慈地方では
古くからこんにゃく栽培が盛んで
江戸時代には水戸藩の専売品として
藩財政を支えたそうです。
以前、物知りな社長より
こんにゃくが普及した
キッカケの話を聞いたことがありました。
こんにゃく(生芋)は腐りやすく
また重いので遠くまで売りさばくのが困難。
ところが
茨城県久慈郡に住む中島藤右衛門が
偶然にクワで切断され
天日で白く乾燥している
こんにゃくの生芋を発見!
これに着目し
乾燥して粉にすることに成功しました。
これによって、軽くて貯蔵もしやすくなり
江戸はもちろん遠方にまで
販路が広がるようになったんです。
おでんのおいしい季節
こんにゃくを食べる時は
茨城が販路拡大のキッカケになったことを
誇らしげに語ってください!
茨城県大子町には中島藤右衛門を祭った
こんにゃく神社というのがあるみたいです。