アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハルシャギク - ペルシャから?

2021-06-13 18:02:46 | みんなの花図鑑

ハルシャギクは キク科ハルシャギク連の植物です。
ハルシャギク連というと、ハルシャギク属のほかに
コスモス属が属しています。コスモスのことを「オオハルシャギク」というんですね。



ハルシャギク(波斯菊)のハルシャは 「ペルシャ」のことなんですが・・・



原産地は北アメリカなんだそうです。
では、なぜ「ペルシャ」の名が付いたかというと・・・




分かりません (^_-)-☆




「原産地は北アメリカなのですがヨーロッパを経由してペルシャ方面に伝わり・・・」
という記事がありましたが、それ以上は分からず。




英名は Coreopsis すなわち 属名の コレオプシス です。



和名の属名は ジャノメソウ(蛇目草)です。花の中心が 蛇の目模様ということで、これが一番覚えやすそうです。




サネカズラ・コッキネア - 安城デンパーク

2021-06-13 10:57:41 | みんなの花図鑑

ネット上では「サネカズラ・コッキネア」についての情報がとても少ないです。
画像に貼り付けたように、学名は 「Kadsura coccinea」(安城デンパークの樹名板より)。



属名の Kadsura は 日本語のカズラ(葛)からなんでしょうね



種小名の「cocoinea」は サルビア・コッキネアの cocoinea と同じとすると、「深紅」を意味するそうです。





日本のサネカズラ(Kadsura japonica)は 「雌雄異株、しばしば雌雄同株」とありますが、この中国サネカズラは分かりません。




ただ開花後しばらくすると、花弁は はらはらと地上に落下します。




残った子房を見ると、やはりサネカズラみたいなツブツブの実がなるようです。