愛知県緑化センターの造園実習舎入り口と周辺の雑木林のアオモジが早くも小さな緑色の粒々のつぼみをつけています。
アオモジはクスノキ科ハマビワ属の落葉小高木。
幹の黒いクロモジ(黒文字)と比べて若い幹が緑色をしているところから アオモジ(青文字)と呼ばれるそうです。
樹木見本園のアオモジ。
アオモジは雌雄異株ですが、つぼみのときは雌雄は区別つけがたいですね。
実習園の境を流れる川の対岸の雑木林に アオモジが何本かあります。
アオモジの分布北限は山口県内だそうですので、ここ愛知県の雑木林のアオモジは実習園の果実を鳥が運んだものと思われます。
アオモジの別名に「卒業花」というのがありますが、開花時期が卒業式のころだからです。
しかし、1月はじめから このように枝一面に鈴なりに小さな緑色の粒々のつぼみをつけるので、枝ものとして花屋さんによく出回っています。
アオモジはとても長持ちして、つぼみから開花まで長く楽しめて春の訪れも感じさせてくれます。
寒くても元気なセグロセキレイ君。
ねぇ、君、アオモジの実食べた?
アオモジ - 愛知県緑化センター 20-1-23
19-3-28 実習園近くの雑木林