アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

鳥も食べない?赤い実5つ

2022-01-21 07:00:01 | みんなの花図鑑
特に確認したわけではないのですが、冬空に生える赤い実は、鳥が食べないから残っているんですよね?(^_-)-☆



ナンテン

いちばんいい例がこのナンテンです。



今(1月)にはまだ食べられてません。




やがて食べるものが無くなると仕方なしに?食べるようです。



生薬になる実ですが、有毒成分が含まれています。




時期が遅いほど毒性は薄まるのでしょう。








以下、4つ、すべて 愛知県緑化センターで先日撮影したものです。


イイギリ

イイギリの別名はナンテンギリです。



こちらはナンテンのように毒性はありませんが、苦みがあるため美味しくないそうです。








サンシュユ

「やや渋みがあるが熟せば甘酸っぱく生食できる。」(赤い実のなる木|食べられる&有毒な赤い果実22種まとめ)



でも、鳥は食べる気配がないです。



見るとだいぶ萎んでいます。



若い時より食べやすくなってるはずなのですが、もっとおいしいものがあるんでしょうね、きっと。






ヤバネヒイラギモチ

シナヒイラギのほうが分かりやすいでしょうか?
チャイニーズホーリーなどという名前もあります。
ホーリーはクリスマスの飾りつけに使う、葉に棘のあるモチノキ科の木のことです。




ヤバネヒイラギモチだけでなく、クロガネモチやモチノキは冬によく目立つ紅い実をつけるのですが、鳥たちは一向に食べる気配がありません。











クリスマスホーリーというと、前出のように、葉に棘のあるモチノキ科の木のことですが、
具体的には 西洋では セイヨウヒイラギが、
アメリカでは アメリカヒイラギが、
そして日本では
この シナヒイラギ(=ヤバネヒイラギモチ)が使われます。
日本で セイヨウヒイラギを使っているのを私は見たことがありません。

日本にセイヨウヒイラギはあるのか








コトネアスター

コトネアスターはバラ科ですから、モチノキ科のホーリーよりは食べられる確率高いですね。