アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

新春回顧? - 野鳥つづき

2022-01-04 10:44:59 | みんなの花図鑑
昨日のつづきで<野鳥>カテゴリーを回顧します。
前回は私が散歩の道すがらによく見るトリたちでしたが、今回は私にとって比較的珍しい鳥たちです。


ヒレンジャク

撮影日 2018-2-14
場所 岡崎市菅生川
エノキの木に止まってるヒレンジャクです。エノキの実はもうすっかり落ちています。



ヒレンジャクの目当てはエノキの実ではなくこの木に宿しているヤドリギの実です。



エノキは落葉樹ですが、ヤドリギが取り付いて常緑樹のようになってます。このヤドリギのブドウのような実がレンジャクたちの大好物なのです。



ヤドリギの実は見かけはブドウみたいですが、味も匂いもしないそっけないものです。



ところが、この実、食べてみると分かるのですが、すごく粘っこいんです。口からぺっと吐き出せないほど歯に絡みつくんですよ
ヤドリギの実の薬効は古代ヒポクラテスの時代からすでに知られていて、最近ではがん治療に用いられるほどなんですが、この粘っこさがオクラや納豆のように効果を発揮してるのではと思えてきます。




どれだけ粘っこいかはヒレンジャクが食べてすぐお尻から出すものを見ればよく分かります。こんな風に 切れることなく地面に落ちてくるんですよ (^^♪

ヒレンジャク - 岡崎市-菅生川





イカル

撮影日 2018-2-14
場所 岡崎市菅生川
ヒレンジャクをまじかで撮影できただけでも幸運でしたが、この日はダブルで幸運の女神が微笑んでくれました。
ヒレンジャクがひとしきり(15分くらい)食事をした後に、このイカルという初見のトリが食事に来てくれたのです。



短い食事時間のあと、私が向けるカメラのことなどトンと気にせず、河川敷の草むらの上で遠く飛鳥時代を忍ばせてくれました。

詳しくは こちらで ↓
イカル - 斑鳩(いかるが)の陰謀





チョウゲンボウ

撮影日 2016-02-05
北風吹きすさぶ散歩の帰り道、ふと北の空を見ると謎の物体が空に浮かんでいるではありませんか?!
始めは鳥なのかも分かりませんでした。
撮ったボケボケの写真を見て、どうやら鳥なのではないかと思い、掲示板に質問して、チョウゲンボウと教えてもらいました。
検索すると、
【空中で停止する鳥】チョウゲンボウ
チョウゲンボウ(ホバリングからの急降下) - YouTube
など、色々出てきます。


名前が分かると、覚えてるもので、それから20日くらいあとのさらに強風の日、今度は2階の軒先で一休みするチョウゲンボウに出会いました。

チョウゲンボウ - 安城市







カワセミ

あと、これはつい昨日撮ったものなので、回顧ではなく本邦初公開(^^) なのですが、割かし近くでカワセミを見ることができました。
一枚目は川の上から魚を探すカワセミくん。




2枚目は 一瞬ファインダーから姿が消えたかと思ったら、すぐ戻ってきて、魚をくわえたカワセミくん。




3枚目は 私のカメラ目線が気になり、用水路を移動したカワセミくん。夕日があたって羽が輝いてました。