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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハウチワカエデとイタヤカエデ - カエデ属

2022-12-21 06:00:08 | みんなの花図鑑
ハウチワカエデ

秋葉公園のハウチワカエデがいい色に色づいてました。




11月に行ったときは紅葉はまだほんの一枝だけでした。株は3、4本ですが、全部赤くなると華やかです。

ハウチワカエデなど - 秋葉公園




イロハモミジなどモミジと呼ばれる種類とカエデと呼ばれる種類との違いは、モミジと呼ばれる種類は葉に5つ以上の切れ込みがあり、またその切れ込みが深く、掌手の平を広げたような形になるものをモミジと呼んでいます。
それ以外の切れ込みが浅いものをカエデと呼んでいます。





カエデとモミジを区別した呼び方は園芸のほうの区別で、植物学的にはどちらもカエデ属(Acer)で同じです。





ハウチワカエデの名の由来は、カエデのなかまの中でも葉が特に大きく、これを天狗が持つ羽で出来た団扇(羽団扇)に例えたもの」(Wikipedia「ハウチワカエデ」)




「別名のメイゲツカエデ(名月楓)は、秋の名月の光で紅葉が映えて、落ちるのも見えるという意味が込められている」(同上)






イタヤカエデ

こちらは安城デンパークの鉄砲山のイタヤカエデ。



イタヤカエデの名は、「葉がよく茂って、まるで板屋根のように雨露を凌いでくれる」のが由来とされています。




でも、師走になってほとんどの葉は落ちてしまいました。




枝に翼果が残っています。翼はカタカナの「ハ」の字型をしています。





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