アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トウカエデ - カヘルテ

2022-12-02 06:00:10 | みんなの花図鑑
トウカエデ

安城農林高校正門前のトウカエデです
カエデもモミジもカエデ属ですが、葉の形に着目して、葉に5つ以上の深い切れ込みがあるものをモミジ、切れ込みが浅いものをカエデ(楓)とするのが主流です。




カエデという名は葉の形がカエルの手に似ていることから。




古くは「カヘルテ(蛙手)」と呼ばれていました。




それが、「カヘンデ」や「カヘデ」となり、今の「カエデ」になったということです。














手前は サルスベリの果実。










イロハモミジ

カエデ属ですが、園芸や盆栽では 葉の切れ込みが深いものをとくに「モミジ」と呼んでいます。
モミジの名は、秋に草木が黄色や赤色に変わることを意味する動詞「もみず」に由来し、それが名詞化して「もみじ」になり、それから転じて、特に目立って色を変えるカエデの仲間を「モミジ」と呼ぶようになりました。





ナンキンハゼ

やはり安城農林高校前のナンキンハゼです。



ナンキンハゼの葉は互生する単葉で、葉の形は菱状卵形となり、先端が尾状に長くとがります。 葉の縁は全縁です。





ハゼノキ

デンパークにて
ハゼノキのような葉の形を奇数羽状複葉といいます。





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