アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

エノキ、ムクノキ、シャシャンボ - 美味しいのはどれ?

2022-12-09 06:00:10 | みんなの花図鑑
今日のテーマは3つの木の実のうち <どの実が美味しいか?>です。
美味しいかどうかは食べてみなけりゃ分かりませんが、味はお届けできないので、以下、画像だけです。


エノキ

このエノキと次のムキノキは豊田市のいちばん南の矢作川沿いにある柳川瀬公園の上の矢作川旧堤防で撮りました。




美味しそうですが、ちょっと粒が小さい。




食べてみると分かるのですが、かすかに甘い程度。強いて言えば 干し柿?の味。




やはり小鳥の餌のようです。








葉っぱが落ちて実だけが残った状態。




すごい実の数です。当地では野鳥の餌はもっとおいしいものが他にあるからなのか、野鳥も食べないようです。





ムクノキ

椋の実は、エノキの実に較べるとだいぶ大きいです。




そして、果肉部分もしっかりあり その味も甘味料が入ってかと思うほど甘いです。
なんでも「ムク」という名は ムクドリが好きだからという説があるほどです。




ただ、ここのムクの実は種の表面が細かく波立っていて、食べると歯がそこに擦れて「シャリシャリ」いうこと。




そういう訳じゃないと思うけど、高いところに果実がしっかり残ってます。もったいない!

エノキもムクノキも同じ科で、APG植物分類でアサ科になりました(以前の分類ではニレ科)。





シャシャンボ

3つの木の実のうちで、一番おいしいのは このシャシャンボ(私たちの地方では シャセンボ)です。




シャシャンボ(シャセンボ)はツツジ科スノキ属の木。
つまり、ブルーベリーと同じスノキ属なのです。









メジロがシャシャンボの実を食べに来ていました。(どこにいるか分かるかな?^^)




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