昨日のシクラメンにつづいて、クリスマスシーズンになると園芸コーナーに出回るシャコバサボテンです。
「シャコバ」の名は葉の形が海の生き物シャコのしっぽ(尾扇)の形に似ているからなんでしょうね
シャコ (愛媛県産)の尻尾(Wikipediaより)
別名は園芸品種が多数デンマークで作出されたことからデンマークカクタス、
また クリスマスのころに花を咲かせることから クリスマス・カクタス(英語名:Christmas cactus)とも呼ばれてます。
シベがまた面白いです。
前へ出ているピンクのほうがめしべ、それを取り囲む白い花糸の群れがおしべ。
こちらは白い花。白の花弁でも シベはやはりピンクの雌しべ、白の雄しべのようです。
同じ形をしたシベにアオイ科の花がありますが、あちらは雄しべが合着して筒になって雌しべを保護しています。
シャコバサボテンの雄しべもやはり雌しべを囲んで多数ありますが、「花被筒内面に合着するものと雌しべの基部を囲むように筒状をなすものとがあります」とのことです。(EVERGREEN植物図鑑「シャコバサボテン」)
デンマーク カクタス - 雌雄色分け 2020
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