<蜜を求めて> 第2回は「ドンベア」の園芸品種「セミノール」です。
デンパーク・コレクションの一つです。
デンパークの説明板には 以下のようなことが書いてあります。
ドンベヤは東アフリカからマダガスカル原産、アオイ科の
熱帯花木です。ドンベヤセミノール(Dombeya
'Seminole')は、ドンベヤ・プルゲシアエ(Dombeya
burgessiae)をもとに作出された交配種で、明るくきれいな
ピンク色の花がブーケのような半球状にかたまり、上向きに
咲くのが特徴です。
デンパークへは2010年に導入されました。
アオイ科といっても 雄しべは独立して花盤の縁を取り巻き、めしべは5裂した白い柱頭を展開させるようです。
雄しべと一緒に副花冠のような弁がついているのが特徴的ですね。
さて、求めている蜜ですが 雄しべの付け根にあります。
焦点をそちらに移動します。
これが ドンベアの蜜です。
けっこう水飴みたいにハッキリしています。
蜜のクローズアップ。
ドンベアの蜜の写真なんて 珍しいだろ? と思って検索すると、すでに結構あるのに驚きました。
「写真でわかる園芸用語集」では
「蜜源植物」の説明に このドンベアの花を掲載していました。
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